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生成AIパスポート 第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則 予想問題(2/4)

第40問〜第78問を掲載しています。答えを開き、誤答選択肢との違いまで確認してください。 この章の第1問から読む場合は第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則のページへ戻ります。

情報源と編集区分

公式範囲を確認し、問題文・選択肢・解説は当サイトが作成。本試験問題の複写ではありません。 一次情報確認日: 2026-08-31。

公式シラバス(PDF)(公式)
第40問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

AI事業者ガイドラインが対象とする3主体(AI開発者・AI提供者・AI利用者)に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ア1つの事業者は必ずいずれか1つの主体に分類される
  • イAIの活用方法によっては、同一の事業者が複数の主体を兼ねる場合がある
  • ウ政府や自治体などの公的機関は対象に含まれない
  • エAIにデータを提供するデータ提供者も3主体に含まれる
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イAIの活用方法によっては、同一の事業者が複数の主体を兼ねる場合がある正解
解説

正解は「AIの活用方法によっては、同一の事業者が複数の主体を兼ねる場合がある」である。ガイドラインは、AIの活用方法によっては同一の事業者がAI開発者・AI提供者・AI利用者の複数を兼ねる場合があると明記している。対象は事業活動においてAIの開発・提供・利用を担う全ての者で、政府・自治体等の公的機関も含まれる。一方、業務外利用者(一般消費者)とデータ提供者は対象に含まれない。この問題では、三主体を事業者の固定属性ではなく、AIの開発・提供・利用という役割として捉える。同じ事業者が複数の役割を担える点と、三主体に含まれない者の範囲を分けて判断する。

https://www.soumu.go.jp/main_content/001064279.pdf / https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン・2026-07-05照合)

第41問 ・ インターネットリテラシー

生成AIの回答を調べものに使う場面で、インターネットリテラシーの観点から最も適切な行動はどれか。

  • ア生成AIが丁寧な文章で答えた場合は、出所を確認しなくても正しいと判断する
  • イ回答をそのまま信じるのではなく、情報の出所や別の信頼できる資料を確認して判断する
  • ウ検索結果の上位に出た情報は常に正確なので、内容を比較する必要はない
  • エオンラインでは責任を問われないため、未確認の情報でも自由に拡散してよい
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イ回答をそのまま信じるのではなく、情報の出所や別の信頼できる資料を確認して判断する正解
解説

正解は「回答をそのまま信じるのではなく、情報の出所や別の信頼できる資料を確認して判断する」である。インターネットリテラシーは、情報を適切に読み取り判断し、安全に利用するための知識や能力である。生成AIの回答も誤りを含む可能性があるため、出所や信頼できる別資料を確認して判断することが重要。丁寧な文章や検索順位だけで正確性を保証することはできず、未確認情報の拡散はデジタル市民権の観点からも不適切である。 文章の丁寧さや検索順位は正確性の証拠にならない。生成AIの回答には事実誤認や古い情報が含まれ得るため、一次情報・公的資料など出所を確認し、独立した資料と比較する。未確認情報を拡散すれば他者へ誤情報を広げる責任も生じる。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (2026-07-11シラバス照合)

第42問 ・ インターネットリテラシー

インターネットリテラシーを構成する要素のうち、生成AIやSNSなどのITツールの仕組みや特性そのものを理解する力を指すものはどれか。

  • ア情報リテラシー
  • イデジタル市民権
  • ウテクノロジーの理解
  • エセキュリティとプライバシー
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ウテクノロジーの理解正解
解説

正解は「テクノロジーの理解」である。インターネットリテラシーを構成する要素のうち、テクノロジーの理解は、生成AIやSNSなどのITツールそのものの仕組みや特性を理解する力を指す。情報リテラシーは情報を収集・判断・活用する能力全般、デジタル市民権はオンライン上で他者を尊重して行動する権利と責任、セキュリティとプライバシーは安全面・私生活保護に関する論点領域であり、いずれも「技術そのものへの理解」を直接指す語ではない。生成AIやSNSを安全かつ適切に活用するには、この4つの要素をバランスよく身につけることが重要とされる。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 インターネットリテラシー)

第43問 ・ インターネットリテラシー

「情報リテラシー」と「インターネットリテラシー」の関係を説明したものとして、最も適切なものはどれか。

  • ア情報リテラシーはインターネット固有の概念であり、書籍や新聞など紙媒体の情報には適用されない
  • イ情報リテラシーは情報全般を収集・判断・活用する幅広い能力を指し、インターネットリテラシーはその中でもインターネット利用の場面に特化した能力を指す
  • ウインターネットリテラシーの方が情報リテラシーより広い概念で、あらゆる媒体の情報活用能力を含む
  • エ情報リテラシーとインターネットリテラシーは同一の概念であり、使い分けに意味はない
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イ情報リテラシーは情報全般を収集・判断・活用する幅広い能力を指し、インターネットリテラシーはその中でもインターネット利用の場面に特化した能力を指す正解
解説

正解は「情報リテラシーは情報全般を収集・判断・活用する幅広い能力を指し、インターネットリテラシーはその中でもインターネット利用の場面に特化した能力を指す」である。情報リテラシーは書籍・新聞・インターネットなど媒体を問わず情報全般を収集・判断・活用する幅広い能力を指し、インターネットリテラシーはそのうちインターネットを適切かつ安全に利用する場面に特化した能力を指す。両者は上位概念と下位概念の関係にあり、同一概念ではない。情報リテラシーを紙媒体に適用されないとする説明や、インターネットリテラシーの方が広いとする説明は、この包含関係と逆である。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 インターネットリテラシー)

第44問 ・ AI新法

AI新法における、活用事業者と国民それぞれの義務・責務に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ア活用事業者には協力の努力義務のみが課され、国民には義務も責務も規定されていない
  • イ活用事業者・国民のいずれにも罰則付きの遵守義務が課され、違反時は行政処分の対象となる
  • ウ活用事業者は国・地方公共団体が講じる施策への協力義務を負い、国民は協力の努力義務を負う(いずれも罰則規定はない)
  • エ国民には協力義務が課される一方、活用事業者には努力義務のみが課される
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ウ活用事業者は国・地方公共団体が講じる施策への協力義務を負い、国民は協力の努力義務を負う(いずれも罰則規定はない)正解
解説

正解は「活用事業者は国・地方公共団体が講じる施策への協力義務を負い、国民は協力の努力義務を負う(いずれも罰則規定はない)」である。AI新法は7条で活用事業者に国・地方公共団体の施策への協力義務、8条で国民に協力の努力義務を定めている。同法は罰則規定を持たない推進法(基本法型)であり、いずれの義務・責務にも罰則は伴わない。国民に義務も責務も規定されていないとする説明、罰則付きの遵守義務とする説明、活用事業者と国民の役割を入れ替えた説明は、いずれも条文の内容と一致しない。

https://laws.e-gov.go.jp/law/507AC0000000053 (AI新法 第7条・第8条)

第45問 ・ AI新法

AI新法が定める「人工知能基本計画」の説明として、最も適切なものはどれか。

  • ア人工知能戦略本部の本部長が単独で策定し、国会の承認を経ずに施行される
  • イ政府が策定する、AI関連技術の研究開発・活用の推進に関する基本的な計画であり、初回計画は2025年12月23日に閣議決定された
  • ウ各都道府県が個別に策定する地域計画であり、国が定める統一的な計画は存在しない
  • エ人工知能基本計画の策定はAI新法の努力義務であり、策定するかどうかは政府の裁量に委ねられている
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イ政府が策定する、AI関連技術の研究開発・活用の推進に関する基本的な計画であり、初回計画は2025年12月23日に閣議決定された正解
解説

正解は「政府が策定する、AI関連技術の研究開発・活用の推進に関する基本的な計画であり、初回計画は2025年12月23日に閣議決定された」である。AI新法18条に基づき、人工知能基本計画は政府が策定するAI関連技術の研究開発・活用の推進に関する基本的な計画であり、初回の計画は2025年12月23日に閣議決定された。本部長の単独策定、都道府県による地域計画、努力義務としての任意策定はいずれも条文の内容と一致しない。人工知能基本計画は今後、社会情勢の変化に応じて定期的に見直される想定である。

https://laws.e-gov.go.jp/law/507AC0000000053 (AI新法 第18条)

第46問 ・ セキュリティとプライバシー

マルウェアへの感染を検知・駆除し、被害を未然に防ぐことを目的として端末に導入するソフトウェアを何というか。

  • アソーシャルエンジニアリング
  • イアンチウイルスソフトウェア
  • ウ匿名加工情報
  • エプレテキスト
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イアンチウイルスソフトウェア正解
解説

正解は「アンチウイルスソフトウェア」である。アンチウイルスソフトウェアは、マルウェアへの感染を検知・駆除し、被害を未然に防ぐことを目的として端末に導入する対策用のソフトウェアである。ソーシャルエンジニアリングは人の心理的な隙につけ込む攻撃手法の総称、匿名加工情報は個人情報保護分野で特定の個人を識別できないよう加工した情報、プレテキストは作り話で相手を信用させ情報を聞き出す攻撃手法であり、いずれも防御用ソフトウェアを指す語ではない。マルウェア対策は、OSやアプリの更新と並んで基本的なセキュリティ対策の一つとされる。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 セキュリティとプライバシー)

第47問 ・ セキュリティとプライバシー

SNSやアプリにおいて、自分の投稿や個人情報を誰に公開するかを利用者自身が設定できる機能を何というか。

  • アプライバシー設定
  • イ匿名加工情報
  • ウ要配慮個人情報
  • エマスキング
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アプライバシー設定正解
解説

正解は「プライバシー設定」である。プライバシー設定は、SNSやアプリにおいて自分の投稿や個人情報を誰に公開するかを利用者自身が設定できる機能を指す。匿名加工情報は特定の個人を識別できないよう加工した情報、要配慮個人情報は不当な差別や偏見が生じないよう特に配慮を要する個人情報、マスキングはデータの一部を伏せて表示する加工手法であり、いずれも利用者が公開範囲を設定する機能そのものを指す語ではない。プライバシー設定を適切に見直すことは、個人情報の意図しない拡散を防ぐ基本的な対策である。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 セキュリティとプライバシー)

第48問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

AI事業者ガイドラインが採用する「リスクベースアプローチ」と「アジャイル・ガバナンス」の説明として、最も適切なものはどれか。

  • アリスクベースアプローチは対策の程度をリスクの大きさに対応させる考え方であり、アジャイル・ガバナンスは環境・リスク分析からゴール設定・システムデザイン・運用・評価までを繰り返すサイクルである
  • イリスクベースアプローチは全てのAI活用に一律の対策を義務づける考え方であり、アジャイル・ガバナンスは一度定めた指針を固定して変更しない運用方式である
  • ウリスクベースアプローチはリスクの大小に関わらず最も厳格な対策を一律に適用する考え方であり、アジャイル・ガバナンスは政府のみが単独で更新する運用方式である
  • エリスクベースアプローチとアジャイル・ガバナンスはいずれもAI事業者ガイドラインではなくAI新法が採用する考え方である
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アリスクベースアプローチは対策の程度をリスクの大きさに対応させる考え方であり、アジャイル・ガバナンスは環境・リスク分析からゴール設定・システムデザイン・運用・評価までを繰り返すサイクルである正解
解説

正解は「リスクベースアプローチは対策の程度をリスクの大きさに対応させる考え方であり、アジャイル・ガバナンスは環境・リスク分析からゴール設定・システムデザイン・運用・評価までを繰り返すサイクルである」である。AI事業者ガイドラインは、対策の程度をリスクの大きさに対応させるリスクベースアプローチと、環境・リスク分析→ゴール設定→システムデザイン→運用→評価のサイクルを繰り返すアジャイル・ガバナンスを採用し、Living Documentとして適宜更新される。一律の対策を義務づける、指針を固定する、最も厳格な対策を一律適用する、AI新法が採用する考え方であるとする説明は、いずれもガイドラインの内容と一致しない。

https://www.soumu.go.jp/main_content/001064279.pdf (AI事業者ガイドライン第1.1版)

第49問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

AI事業者ガイドライン(総務省・経済産業省)が策定された経緯の説明として、最も適切なものはどれか。

  • ア総務省・経済産業省がそれぞれ個別に運用していた旧3ガイドラインを統合し、2024年4月に第1.0版として策定された
  • イAI新法の施行に合わせて2025年9月に初めて策定され、旧ガイドラインは存在しなかった
  • ウ経済産業省が単独で策定し、総務省は関与していない
  • エ民間企業の業界団体が自主的に策定した任意の指針であり、行政機関は策定に関与していない
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ア総務省・経済産業省がそれぞれ個別に運用していた旧3ガイドラインを統合し、2024年4月に第1.0版として策定された正解
解説

正解は「総務省・経済産業省がそれぞれ個別に運用していた旧3ガイドラインを統合し、2024年4月に第1.0版として策定された」である。AI事業者ガイドラインは、総務省のAI開発ガイドライン案・AI利活用ガイドラインと経済産業省のガバナンス・ガイドラインという旧3ガイドラインを統合し、2024年4月に第1.0版として策定された総務省・経済産業省の連名によるガイドラインである。AI新法施行に合わせた新規策定、経済産業省単独での策定、民間業界団体による任意策定はいずれも経緯と一致しない。

https://www.soumu.go.jp/main_content/001064279.pdf (AI事業者ガイドライン第1.1版 策定経緯)

第50問 ・ 個人情報保護の観点

個人情報を含むデータの一部を、伏せ字や記号に置き換えて表示・加工する手法を何というか。

  • アマスキング
  • イ匿名加工情報
  • ウ要配慮個人情報
  • エ個人識別符号
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アマスキング正解
解説

正解は「マスキング」である。マスキングは、個人情報を含むデータの一部を伏せ字や記号に置き換えて表示・加工する手法である。匿名加工情報は特定の個人を識別できないよう加工し復元もできないようにした情報そのものを指す語、要配慮個人情報は不当な差別や偏見が生じないよう特に配慮を要する個人情報の種別、個人識別符号は指紋や顔・マイナンバー等サービス利用者ごとに割り振られる番号・符号を指す語であり、いずれも「一部を伏せて加工する手法」そのものを指す語ではない。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 個人情報保護の観点)

第51問 ・ AI新法

AI新法(人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律)の法律番号として正しいものはどれか。

  • ア令和7年法律第53号
  • イ令和6年法律第53号
  • ウ令和7年法律第28号
  • エ令和7年法律第4号
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ア令和7年法律第53号正解
解説

正解は「令和7年法律第53号」である。AI新法(人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律)は令和7年法律第53号として2025年6月4日に公布された。他の法律番号はAI新法の実際の番号と異なる。法律番号は年号(元号)と、その年に公布された法律の通し番号の組み合わせで構成されており、混同しやすいため出題でも問われやすい論点である。数字だけでなく元号(令和何年か)と番号(第何号か)の両方を、それぞれ独立に正確に押さえておく必要がある。似た数字の選択肢に惑わされないよう注意したい。

https://laws.e-gov.go.jp/law/507AC0000000053 (AI新法・令和7年法律第53号)

第52問 ・ 制作物に関わる権利

生成AI(ジェネレーティブAI)がプロンプトへの応答として新たに作り出したテキスト・画像・音声・動画などのアウトプットを指す語はどれか。

  • ア生成物
  • イ匿名加工情報
  • ウ要配慮個人情報
  • エ個人識別符号
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ア生成物正解
解説

正解は「生成物」である。生成物は、生成AIがプロンプトへの応答として新たに作り出したテキスト・画像・音声・動画などのアウトプットを指す語である。匿名加工情報・要配慮個人情報・個人識別符号はいずれも個人情報保護の分野の用語であり、生成AIが作り出したアウトプットそのものを指す語ではない。生成物という語は、生成AIの利用に伴う権利関係や責任の所在を議論する際の基本用語として用いられ、著作権や利用規約との関係でも重要な概念である。個人情報保護分野の用語と混同しないよう区別して覚える必要がある。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 制作物に関わる権利)

第53問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

AI事業者ガイドラインの「共通の指針」10項目は、大きく2つに分類される。この分類の説明として、最も適切なものはどれか。

  • ア「人間中心・安全性・公平性・プライバシー保護・セキュリティ確保・透明性・アカウンタビリティ」の7項目が各主体が取り組む事項、「教育・リテラシー・公正競争確保・イノベーション」の3項目が社会と連携して取り組むことが期待される事項に分類される
  • イ10項目はすべて各主体が個別に取り組む事項であり、社会と連携して取り組む事項という区分は存在しない
  • ウ「人間中心・安全性・公平性」の3項目のみが必須事項で、残り7項目は努力義務にとどまる
  • エ10項目は法律上の義務事項であり、AI新法の条文に直接明記されている
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ア「人間中心・安全性・公平性・プライバシー保護・セキュリティ確保・透明性・アカウンタビリティ」の7項目が各主体が取り組む事項、「教育・リテラシー・公正競争確保・イノベーション」の3項目が社会と連携して取り組むことが期待される事項に分類される正解
解説

正解は「「人間中心・安全性・公平性・プライバシー保護・セキュリティ確保・透明性・アカウンタビリティ」の7項目が各主体が取り組む事項、「教育・リテラシー・公正競争確保・イノベーション」の3項目が社会と連携して取り組むことが期待される事項に分類される」である。AI事業者ガイドラインの共通の指針10項目は、人間中心・安全性・公平性・プライバシー保護・セキュリティ確保・透明性・アカウンタビリティの7項目が各主体が取り組む事項、教育・リテラシー・公正競争確保・イノベーションの3項目が社会と連携して取り組むことが期待される事項に分類される。すべてが各主体個別の事項とする説明、一部のみを必須とする説明、AI新法の条文に直接明記されているとする説明は、いずれもガイドラインの内容と一致しない。

https://www.soumu.go.jp/main_content/001064279.pdf (AI事業者ガイドライン第1.1版 共通の指針)

第54問 ・ AI新法

AI新法が定める人工知能戦略本部の副本部長を務めるのは誰か。

  • ア内閣官房長官・人工知能戦略担当大臣
  • イ経済産業大臣・総務大臣
  • ウデジタル大臣・内閣官房長官
  • エ内閣総理大臣・経済産業大臣
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ア内閣官房長官・人工知能戦略担当大臣正解
解説

正解は「内閣官房長官・人工知能戦略担当大臣」である。AI新法23条に基づき、人工知能戦略本部の副本部長は内閣官房長官と人工知能戦略担当大臣が務める。なお本部長は内閣総理大臣(22条)、本部員はその他全ての国務大臣(24条)である。他の組み合わせは条文の役職指定と一致しない。副本部長は本部長(内閣総理大臣)を補佐する役割を担い、複数名が指定されている点も特徴である。本部長・副本部長・本部員という3階層の役職構成を条文番号とあわせて整理しておくと理解しやすい。

https://laws.e-gov.go.jp/law/507AC0000000053 (AI新法 第23条)

第55問 ・ 個人情報保護の観点

個人情報保護に関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • ア個人識別符号とは、指紋データやマイナンバーのように、それ単体で特定の個人を識別できる符号・番号を指す
  • イ要配慮個人情報とは、人種・信条・病歴・犯罪の経歴など、不当な差別や偏見が生じないよう特に配慮を要する個人情報を指す
  • ウ匿名加工情報とは、特定の個人を識別できないよう加工し、復元もできないようにした情報を指す
  • エマスキングとは、個人情報を復元できないよう完全に消去し、二度と参照できなくする手法を指す
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エマスキングとは、個人情報を復元できないよう完全に消去し、二度と参照できなくする手法を指す正解
解説

正解は「マスキングとは、個人情報を復元できないよう完全に消去し、二度と参照できなくする手法を指す」(誤り)である。マスキングは、個人情報を含むデータの一部を伏せ字や記号に置き換えて表示・加工する手法であり、情報を完全に消去して二度と参照できなくする手法ではない。個人識別符号・要配慮個人情報・匿名加工情報の説明はいずれも正しい。マスキングは元データを残したまま表示・共有時にのみ加工する点が、完全消去とは異なる特徴であり、必要に応じて元の情報を参照できる点も特徴である。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 個人情報保護の観点)

第56問 ・ セキュリティとプライバシー

「フィッシング詐欺」と「ソーシャルエンジニアリング攻撃」の関係を説明したものとして、最も適切なものはどれか。

  • アフィッシング詐欺はソーシャルエンジニアリング攻撃の一種であり、攻撃者は被害者を心理的に操作して個人情報を盗むことを目的とする
  • イソーシャルエンジニアリング攻撃はフィッシング詐欺の一種であり、電話を使った攻撃に限定される
  • ウフィッシング詐欺とソーシャルエンジニアリング攻撃は無関係の別分野の攻撃であり、共通点はない
  • エフィッシング詐欺はコンピュータの技術的な脆弱性を突く攻撃であり、人の心理的な隙を突く攻撃ではない
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アフィッシング詐欺はソーシャルエンジニアリング攻撃の一種であり、攻撃者は被害者を心理的に操作して個人情報を盗むことを目的とする正解
解説

正解は「フィッシング詐欺はソーシャルエンジニアリング攻撃の一種であり、攻撃者は被害者を心理的に操作して個人情報を盗むことを目的とする」である。フィッシング詐欺は、人の心理的な隙や行動のミスにつけ込んで機密情報を入手しようとする攻撃の総称であるソーシャルエンジニアリング攻撃の一種であり、正規の企業や金融機関を装うなどして被害者を心理的に操作し、個人情報を盗むことを目的とする。ソーシャルエンジニアリング攻撃をフィッシング詐欺の一種とする説明、両者を無関係とする説明、フィッシング詐欺を技術的な脆弱性を突く攻撃とする説明は、いずれも関係性の説明として誤りである。

https://www.ipa.go.jp/security/anshin/measures/ransom_tokusetsu.html (フィッシング攻撃はソーシャルエンジニアリング攻撃の一種、2026-07-30確認)

第57問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

生成AIの国際的なガバナンスを議論する枠組みとして、2023年5月のG7広島サミットで日本の議長国下に立ち上げられたものはどれか。

  • ア広島AIプロセス
  • イAI事業者ガイドライン
  • ウAI新法
  • エ人工知能基本計画
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ア広島AIプロセス正解
解説

正解は「広島AIプロセス」である。広島AIプロセスは、2023年5月のG7広島サミットで日本の議長国下に立ち上げられた生成AIの国際的なガバナンス枠組みであり、同年12月のG7デジタル・技術大臣会合で「広島AIプロセス包括的政策枠組み」が合意されG7首脳に承認された。AI事業者ガイドラインは総務省・経済産業省による国内向けの非拘束的な指針、AI新法・人工知能基本計画はいずれも日本国内の法律・計画であり、G7による国際的な枠組みではない。

https://www.soumu.go.jp/hiroshimaaiprocess/ / OECD「G7 Hiroshima Process on Generative AI」(2026-07-31確認)

第58問 ・ 個人情報保護の観点

改正個人情報保護法(2022年4月施行)で新たに義務化された内容として、最も適切なものはどれか。

  • ア個人情報取扱事業者に対し、個人データの漏えい等が発生し個人の権利利益を害するおそれが大きい場合に、個人情報保護委員会への報告及び本人への通知を義務化した
  • イ全ての事業者に対し、保有する個人情報を無条件で開示することを義務化した
  • ウ個人情報を取り扱う全ての事業者に対し、外部監査法人による年次監査を義務化した
  • エ個人データの海外への移転そのものを一律に禁止した
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ア個人情報取扱事業者に対し、個人データの漏えい等が発生し個人の権利利益を害するおそれが大きい場合に、個人情報保護委員会への報告及び本人への通知を義務化した正解
解説

正解は「個人情報取扱事業者に対し、個人データの漏えい等が発生し個人の権利利益を害するおそれが大きい場合に、個人情報保護委員会への報告及び本人への通知を義務化した」である。改正個人情報保護法(2022年4月施行)は、個人データの漏えい等が発生し個人の権利利益を害するおそれが大きい場合に、個人情報保護委員会への報告及び本人への通知を義務化した。無条件の開示義務、外部監査法人による年次監査の義務化、海外移転の一律禁止は、いずれも改正内容と一致しない。

個人情報保護委員会「漏えい等報告・本人への通知の義務化について」(https://www.ppc.go.jp/news/kaiseihou_feature/roueitouhoukoku_gimuka/、確認日2026-09-24)

第59問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

AI事業者ガイドラインが採用するアジャイル・ガバナンスのサイクルにおいて、最初に行うステップはどれか。

  • ア環境・リスク分析
  • イゴール設定
  • ウシステムデザイン
  • エ評価
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ア環境・リスク分析正解
解説

正解は「環境・リスク分析」である。アジャイル・ガバナンスは、環境・リスク分析→ゴール設定→システムデザイン→運用→評価のサイクルを繰り返す考え方であり、最初に行うステップは環境・リスク分析である。ゴール設定・システムデザイン・評価はいずれもサイクルの中に含まれるが、最初のステップではない。アジャイル・ガバナンスは一度きりで終わらず、評価の結果を踏まえて再び環境・リスク分析に戻る反復的な取り組みであり、社会情勢の変化に応じて継続的に見直される。

https://www.soumu.go.jp/main_content/001064279.pdf (AI事業者ガイドライン第1.1版 アジャイル・ガバナンス)

第60問 ・ AI新法

AI新法が制定される必要性の背景として、最も適切なものはどれか。

  • ア日本のAI研究開発・活用が国際的に遅れているという課題と、AIに対する国民の不安の両方に対応し、イノベーションの促進とリスクへの対応を両立させるため
  • イ既存の刑法や個別の業法だけで、AIに関するあらゆる問題に十分対応できていたため、それを追認する目的
  • ウAIの研究開発・活用を全面的に禁止し、リスクを完全に排除するため
  • エ他国がAIに関する法律を制定していないため、日本が世界初の事例を作る目的
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ア日本のAI研究開発・活用が国際的に遅れているという課題と、AIに対する国民の不安の両方に対応し、イノベーションの促進とリスクへの対応を両立させるため正解
解説

正解は「日本のAI研究開発・活用が国際的に遅れているという課題と、AIに対する国民の不安の両方に対応し、イノベーションの促進とリスクへの対応を両立させるため」である。AI新法が必要とされた背景は、日本のAI研究開発・活用が国際的に遅れているという課題と、AIに対する国民の不安の両方であり、イノベーションの促進とリスクへの対応を両立させるため、既存の刑法や個別の業法だけでは対応しきれない新たな法律が必要とされた。既存法で十分対応できていたとする説明、AIの研究開発・活用を全面禁止する目的とする説明、世界初の事例を作る目的とする説明は、いずれも制定の必要性の説明と一致しない。

内閣府(科学技術・イノベーション、AI戦略)「人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律(AI法)」(https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_act/ai_act.html、確認日2026-09-24)

第61問 ・ セキュリティとプライバシー

フィッシング詐欺の関連手口に関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • アフィッシング詐欺とは、正規の企業や金融機関を装った偽メールや偽サイトへ誘導し、ID・パスワードなどの情報を盗み取る手口である
  • イスミッシングとは、電話の音声通話を悪用し、口頭で個人情報やカード番号を聞き出す手口である
  • ウスピアフィッシングとは、不特定多数ではなく特定の個人や組織を狙い、標的に合わせて巧妙に作り込んだメールなどで情報を盗み取る手口である
  • エヴィッシングとは、電話(音声通話)を悪用し、公的機関や金融機関の担当者などを装って相手を信用させ情報を聞き出す手口である
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イスミッシングとは、電話の音声通話を悪用し、口頭で個人情報やカード番号を聞き出す手口である正解
解説

正解は「スミッシングとは、電話の音声通話を悪用し、口頭で個人情報やカード番号を聞き出す手口である」(誤り)である。スミッシングはSMS(ショートメッセージ)を悪用し、偽のメッセージから偽サイトへ誘導して個人情報を盗み取る手口であり、電話の音声通話を悪用する手口はヴィッシングである。設問の説明はスミッシングとヴィッシングの通信手段を取り違えている。フィッシング詐欺・スピアフィッシング・ヴィッシングの説明はいずれも正しい。手口の名称は使われる通信手段(メール・SMS・電話)によって区別される点が出題の着眼点になる。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 セキュリティとプライバシー)

第62問 ・ 制作物に関わる権利

知的財産権に関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • ア著作権とは、小説・音楽・絵画・写真などの創作的な表現を保護し、それを創作した人に与えられる権利である
  • イ特許権とは、自然法則を利用した技術的なアイデア(発明)を保護し、一定期間その独占的な実施を認める権利である
  • ウ商標権とは、商品やサービスを他社のものと区別するために使うマークや名称(ブランド)を保護する権利である
  • エ意匠権とは、著名人の氏名や肖像が持つ、顧客を引きつける経済的な価値を本人が独占的に利用できる権利である
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エ意匠権とは、著名人の氏名や肖像が持つ、顧客を引きつける経済的な価値を本人が独占的に利用できる権利である正解
解説

正解は「意匠権とは、著名人の氏名や肖像が持つ、顧客を引きつける経済的な価値を本人が独占的に利用できる権利である」(誤り)である。意匠権は、物品の形状・模様・色彩など、工業製品の見た目のデザインを保護する権利であり、著名人の氏名や肖像が持つ経済的価値を保護する権利はパブリシティ権である。設問の説明は意匠権とパブリシティ権を取り違えている。著作権・特許権・商標権の説明はいずれも正しい。意匠権とパブリシティ権は、いずれも「見た目」に関わる権利だが、保護対象が工業製品のデザインか個人の経済的価値かという点で異なる。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 制作物に関わる権利)

第63問 ・ セキュリティとプライバシー

マルウェア・ソーシャルエンジニアリングに関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • アランサムウェアとは、コンピュータ内のデータを暗号化して使えなくし、復旧と引き換えに金銭(身代金)を要求する不正プログラムである
  • イマルウェアとは、コンピュータやその利用者に害を与えることを目的に作られた、悪意あるソフトウェア全般を指す総称である
  • ウベイト攻撃とは、もっともらしい作り話や口実をあらかじめ用意して相手を信用させ、その状況を装って機密情報を聞き出す手口である
  • エプレテキストとは、もっともらしい作り話や口実をあらかじめ用意して相手を信用させ、その状況を装って機密情報を聞き出す手口である
答えと解説を見る
ウベイト攻撃とは、もっともらしい作り話や口実をあらかじめ用意して相手を信用させ、その状況を装って機密情報を聞き出す手口である正解
解説

正解は「ベイト攻撃とは、もっともらしい作り話や口実をあらかじめ用意して相手を信用させ、その状況を装って機密情報を聞き出す手口である」(誤り)である。ベイト攻撃は、「無料プレゼント」や「限定特典」などの魅力的な誘い文句で興味・欲求を引き、不正なリンクや細工された記録媒体にアクセスさせて被害を与える手口であり、設問の説明はプレテキストの定義をベイト攻撃に誤って当てはめている。ランサムウェア・マルウェア・プレテキストの説明はいずれも正しい。ベイト攻撃とプレテキストは、いずれも心理的な隙を突く手口だが、誘い文句で興味を引くか作り話で信用させるかという点で異なる。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 セキュリティとプライバシー)

第64問 ・ 制作物に関わる権利

知的財産権・不正競争防止法に関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • アパブリシティ権とは、著名人の氏名や肖像が持つ、顧客を引きつける経済的な価値(顧客吸引力)を本人が独占的に利用できる権利である
  • イ肖像権とは、本人の承諾なく、自分の容ぼうや姿を撮影されたり、その写真などを公表・利用されたりしないようにする、人格的な利益を守る権利である
  • ウ営業秘密とは、不正競争防止法で保護される、ID・パスワードなどで管理した上で特定の相手に限って提供される、商業的に価値のあるデータである
  • エ限定提供データとは、不正競争防止法で保護される、ID・パスワードなどで管理した上で特定の相手に限って提供される、商業的に価値のあるデータである
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ウ営業秘密とは、不正競争防止法で保護される、ID・パスワードなどで管理した上で特定の相手に限って提供される、商業的に価値のあるデータである正解
解説

正解は「営業秘密とは、不正競争防止法で保護される、ID・パスワードなどで管理した上で特定の相手に限って提供される、商業的に価値のあるデータである」(誤り)である。営業秘密は、秘密として管理されている有用な技術上・営業上の情報(顧客名簿や製造ノウハウなど)であり、設問の説明は限定提供データの定義を営業秘密に誤って当てはめている。パブリシティ権・肖像権・限定提供データの説明はいずれも正しい。営業秘密と限定提供データは、いずれも不正競争防止法で保護されるデータだが、管理方法や提供範囲の要件が異なる。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 制作物に関わる権利)

第65問 ・ AI新法

AI新法とAI事業者ガイドラインの関係の説明として、最も適切なものはどれか。

  • アAI新法は罰則を設けない基本法・理念法として基本的な枠組みを定め、AI事業者ガイドラインなどの非拘束的なソフトローがそれを補完し、より具体的な実装基準として機能する
  • イAI事業者ガイドラインはAI新法を改正して法的拘束力を持たせたものであり、両者は同一の法的効力を持つ
  • ウAI新法とAI事業者ガイドラインは全く無関係に別々の省庁が独立して策定したものであり、内容上の関連はない
  • エAI事業者ガイドラインの方がAI新法より先に法律として制定され、AI新法はその内容を単純に条文化しただけである
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アAI新法は罰則を設けない基本法・理念法として基本的な枠組みを定め、AI事業者ガイドラインなどの非拘束的なソフトローがそれを補完し、より具体的な実装基準として機能する正解
解説

正解は「AI新法は罰則を設けない基本法・理念法として基本的な枠組みを定め、AI事業者ガイドラインなどの非拘束的なソフトローがそれを補完し、より具体的な実装基準として機能する」である。AI新法は罰則を設けない基本法・理念法として基本的な枠組みを定め、AI事業者ガイドラインなどの非拘束的なソフトローがそれを補完し、より具体的な実装基準として機能する位置づけにある。AI事業者ガイドラインがAI新法を改正したとする説明、両者が無関係とする説明、AI事業者ガイドラインの方が先に法律として制定されたとする説明は、いずれも実際の関係性と一致しない。

総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」はじめに(https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/ai_shakai_jisso/pdf/20260331_1.pdf、確認日2026-09-24)およびe-Gov法令検索「人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律」(https://laws.e-gov.go.jp/law/507AC0000000053、罰則規定なしの基本法型と2026-07-05に確認済み)

第66問 ・ セキュリティとプライバシー

セキュリティ・プライバシーに関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • アソーシャルエンジニアリング攻撃とは、コンピュータの技術的な脆弱性ではなく、人の心理的な隙や行動のミスにつけ込んで機密情報を入手しようとする攻撃の総称である
  • イブラックメールとは、相手の弱みや秘密を握り、それを公表すると脅して金銭や行動を要求する手口である
  • ウアンチウイルスソフトウェアとは、SNSやアプリにおいて、自分の投稿や個人情報を誰に公開するかを利用者自身が設定できる機能である
  • エプライバシー設定とは、SNSやアプリにおいて、自分の投稿や個人情報を誰に公開するかを利用者自身が設定できる機能である
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ウアンチウイルスソフトウェアとは、SNSやアプリにおいて、自分の投稿や個人情報を誰に公開するかを利用者自身が設定できる機能である正解
解説

正解は「アンチウイルスソフトウェアとは、SNSやアプリにおいて、自分の投稿や個人情報を誰に公開するかを利用者自身が設定できる機能である」(誤り)である。アンチウイルスソフトウェアはマルウェアへの感染を検知・駆除し、被害を未然に防ぐことを目的として端末に導入するソフトウェアであり、設問の説明はプライバシー設定の定義をアンチウイルスソフトウェアに誤って当てはめている。ソーシャルエンジニアリング攻撃・ブラックメール・プライバシー設定の説明はいずれも正しい。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 セキュリティとプライバシー)

第67問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

AI社会原則・AI事業者ガイドラインの各原則に関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • ア公平性とは、AIが特定の個人や集団に対して不当な差別や偏りを生まないようにすべきだとする原則である
  • イ人間中心の考え方とは、AIは人間の能力を拡張する道具であり、人がAIに過度に依存したり、AIによって人の意思決定や基本的人権が損なわれたりすることがあってはならないとする原則である
  • ウ透明性とは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である
  • エアカウンタビリティとは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である
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ウ透明性とは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である正解
解説

正解は「透明性とは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である」(誤り)である。透明性は、AIの判断過程や仕組みについて必要に応じて説明でき、外部から検証・理解できるようにすべきだとする原則であり、設問の説明はアカウンタビリティの内容を透明性に誤って当てはめている。公平性・人間中心の考え方・アカウンタビリティの説明はいずれも正しい。透明性とアカウンタビリティは、いずれも信頼性に関わる原則だが、検証可能にすることか責任を持ち説明することかという点で異なる。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン)

第68問 ・ 制作物に関わる権利

生成AIの利用に関連する権利侵害・違法行為に関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • ア名誉毀損とは、公然と事実を示すなどして他人の社会的評価を低下させる行為である
  • イ著作権侵害とは、著作権者の許諾を得ずに、著作物を無断で複製・公表・利用する行為である
  • ウパブリシティ権とは、著名人の氏名や肖像が持つ、顧客を引きつける経済的な価値(顧客吸引力)を本人が独占的に利用できる権利である
  • エ肖像権とは、著作権者の許諾を得ずに、著作物を無断で複製・公表・利用する行為である
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エ肖像権とは、著作権者の許諾を得ずに、著作物を無断で複製・公表・利用する行為である正解
解説

正解は「肖像権とは、著作権者の許諾を得ずに、著作物を無断で複製・公表・利用する行為である」(誤り)である。肖像権は、本人の承諾なく自分の容ぼうや姿を撮影されたり、その写真などを公表・利用されたりしないようにする人格的な利益を守る権利であり、設問の説明は著作権侵害の定義を肖像権に誤って当てはめている。名誉毀損・著作権侵害・パブリシティ権の説明はいずれも正しい。肖像権と著作権侵害は、いずれも生成AIの利用で問題になりうる権利侵害だが、保護対象が本人の容ぼうか著作物かという点で異なる。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 制作物に関わる権利)

第69問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

AI事業者ガイドラインの「共通の指針」10項目に関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • ア教育・リテラシーとは、AIを適切に利用するための知識やスキルを、利用者や社会全体に広める取り組みである
  • イ公正競争確保とは、AIに関する技術やデータが特定の事業者に独占されず、公正な競争環境が保たれるようにする取り組みである
  • ウイノベーションとは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である
  • エアカウンタビリティとは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である
答えと解説を見る
ウイノベーションとは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である正解
解説

正解は「イノベーションとは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である」(誤り)である。イノベーションは、AIの研究開発・活用を通じて新たな価値創出を促進する、社会と連携して取り組むことが期待される事項の一つであり、設問の説明はアカウンタビリティの内容をイノベーションに誤って当てはめている。教育・リテラシー・公正競争確保・アカウンタビリティの説明はいずれも正しい。AI事業者ガイドラインの共通の指針10項目は、各主体が取り組む事項と社会と連携して取り組む事項の2つに分類される。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン)

第70問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

AI事業者ガイドラインの共通の指針のうち、リスクや個人情報の取り扱いに関する原則の説明として、次のうち誤っているものはどれか。

  • ア安全性とは、AIの利用によって生命・身体・財産などに危害が及ばないよう、リスクを抑えるべきだとする原則である
  • イプライバシー保護とは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である
  • ウセキュリティ確保とは、AIシステムを不正アクセスや攻撃から守り、安全性を維持するための対策を講じるべきだとする原則である
  • エアカウンタビリティとは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である
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イプライバシー保護とは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である正解
解説

正解は「プライバシー保護とは、AIの開発・提供・利用の各主体が自らの行為に責任を持ち、必要に応じて説明責任を果たすべきだとする原則である」(誤り)である。プライバシー保護は、AIの学習・利用において個人情報やプライバシーが不当に侵害されないよう配慮すべきだとする原則であり、設問の説明はアカウンタビリティの内容をプライバシー保護に誤って当てはめている。安全性・セキュリティ確保・アカウンタビリティの説明はいずれも正しい。プライバシー保護と安全性・セキュリティ確保は、いずれもリスクに関する原則だが、保護対象が個人情報か生命・身体・システムかという点で異なる。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン)

第71問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

AI事業者ガイドラインが採用する考え方に関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • アゴールベースとは、具体的な手法を細かく規定するのではなく、達成すべき目標を示し、その実現方法は事業者の自主的な取組に委ねる考え方である
  • イリスクベースアプローチとは、一度策定して終わりではなく、技術の進展や社会情勢の変化に応じて内容を適宜見直し、更新され続ける文書という位置づけである
  • ウLiving Documentとは、一度策定して終わりではなく、技術の進展や社会情勢の変化に応じて内容を適宜見直し、更新され続ける文書という位置づけである
  • エアジャイル・ガバナンスとは、環境・リスク分析→ゴール設定→システムデザイン→運用→評価のサイクルを繰り返す考え方である
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イリスクベースアプローチとは、一度策定して終わりではなく、技術の進展や社会情勢の変化に応じて内容を適宜見直し、更新され続ける文書という位置づけである正解
解説

正解は「リスクベースアプローチとは、一度策定して終わりではなく、技術の進展や社会情勢の変化に応じて内容を適宜見直し、更新され続ける文書という位置づけである」(誤り)である。リスクベースアプローチは、対策の程度をリスクの大きさに対応させる考え方であり、設問の説明はLiving Documentの定義をリスクベースアプローチに誤って当てはめている。ゴールベース・Living Document・アジャイル・ガバナンスの説明はいずれも正しい。これらの考え方はAI事業者ガイドライン全体を貫く基本姿勢として位置づけられている。

総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン」(https://www.soumu.go.jp/main_content/001064279.pdf、2026-07-05に一次資料で確認済み)

第72問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

AIマネジメントシステムに関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • アISO/IEC 42001という国際規格で定義される、組織内でAIのリスクを管理し、安全・安心なAIシステムの開発・提供・使用を運用するための仕組みである
  • イAI新法が定める、内閣に設置される行政組織の名称である
  • ウ個人情報保護法が定める、個人情報を管理するためのソフトウェアの名称である
  • エAI事業者ガイドラインの略称である
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アISO/IEC 42001という国際規格で定義される、組織内でAIのリスクを管理し、安全・安心なAIシステムの開発・提供・使用を運用するための仕組みである正解
解説

正解は「ISO/IEC 42001という国際規格で定義される、組織内でAIのリスクを管理し、安全・安心なAIシステムの開発・提供・使用を運用するための仕組みである」である。AIマネジメントシステムは、2023年に発行された国際規格ISO/IEC 42001で定義される、組織内でAIのリスクを管理し、安全・安心なAIシステムの開発・提供・使用を運用するための仕組みであり、日本のAI事業者ガイドラインからも参照されている。AI新法の行政組織、個人情報管理ソフトウェア、AI事業者ガイドラインの略称とする説明は、いずれも誤りである。

経済産業省「AIマネジメントシステムの国際規格が発行されました(ISO/IEC 42001)」(https://www.meti.go.jp/press/2023/01/20240115001/20240115001.html、確認日2026-09-24)

第73問 ・ 個人情報保護の観点

個人情報保護の制度・関係者に関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • ア個人情報保護委員会とは、個人情報の適正な取り扱いを確保するため、事業者の監督や個人情報保護法に関する事務を担う日本の行政機関である
  • イ個人情報取扱事業者とは、個人情報保護委員会と同じ、個人情報保護法に関する事務を担う日本の行政機関である
  • ウ改正個人情報保護法(2022年4月施行)とは、個人データの漏えい等が発生し個人の権利利益を害するおそれが大きい場合に、個人情報保護委員会への報告及び本人への通知を義務化した法改正である
  • エマスキングとは、個人情報を含むデータの一部を伏せ字や記号に置き換えて表示・加工する手法である
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イ個人情報取扱事業者とは、個人情報保護委員会と同じ、個人情報保護法に関する事務を担う日本の行政機関である正解
解説

正解は「個人情報取扱事業者とは、個人情報保護委員会と同じ、個人情報保護法に関する事務を担う日本の行政機関である」(誤り)である。個人情報取扱事業者は、個人情報をデータベース化して事業活動に利用しており、個人情報保護法に基づく義務を負う事業者側の呼称であり、監督を行う行政機関である個人情報保護委員会とは立場が逆である。個人情報保護委員会・改正個人情報保護法・マスキングの説明はいずれも正しい。個人情報取扱事業者と個人情報保護委員会は、監督される側か監督する側かという立場の違いで区別される。

content/gen-ai-passport/questions/sample-questions.json 内の既存問題(gaip-ch4-016/025/058/050)の定義との整合性確認

第74問 ・ AI新法

AI新法(全4章28条)の章構成として、最も適切なものはどれか。

  • ア第1章総則・第2章基本的施策・第3章人工知能基本計画・第4章人工知能戦略本部
  • イ第1章人工知能戦略本部・第2章人工知能基本計画・第3章基本的施策・第4章総則
  • ウ第1章総則・第2章人工知能戦略本部・第3章基本的施策・第4章人工知能基本計画
  • エ第1章基本的施策・第2章総則・第3章人工知能戦略本部・第4章人工知能基本計画
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ア第1章総則・第2章基本的施策・第3章人工知能基本計画・第4章人工知能戦略本部正解
解説

正解は「第1章総則・第2章基本的施策・第3章人工知能基本計画・第4章人工知能戦略本部」である。AI新法は全4章28条から成り、第1章総則(1-10条)・第2章基本的施策(11-17条)・第3章人工知能基本計画(18条)・第4章人工知能戦略本部(19-28条)という構成である。他の選択肢はいずれも章の順序が実際の構成と一致しない。章の並び順は、法律の基本的な考え方(総則)から個別施策、計画、実施体制へと進む構成になっており、条文番号の範囲とあわせて覚えると整理しやすい。

https://laws.e-gov.go.jp/law/507AC0000000053 (AI新法 全4章28条の構成)

第75問 ・ 個人情報保護の観点

個人情報保護法第1条が定める同法の目的として、最も適切なものはどれか。

  • ア個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護すること
  • イ個人情報の一切の利用を禁止し、あらゆる情報を非公開とすること
  • ウAIの研究開発・活用を推進し、国際競争力を高めること
  • エ特定の民間企業の営業秘密のみを保護すること
答えと解説を見る
ア個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護すること正解
解説

正解は「個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護すること」である。個人情報保護法第1条は、個人情報を取り扱う事業者の遵守すべき義務等を定める一方、個人情報の適正かつ効果的な活用が新たな産業の創出等に資することにも配慮する、有用性と権利保護の両立を目的として定めている。個人情報の一切の利用を禁止するという説明、AI新法のようなAI推進を目的とする説明、特定の民間企業の営業秘密のみを保護するという説明は、いずれも個人情報保護法の目的と一致しない。

https://laws.e-gov.go.jp/law/415AC0000000057 (個人情報保護法第1条、2026-08-01確認)

第76問 ・ 制作物に関わる権利

「知的財産権」の説明として、最も適切なものはどれか。

  • ア著作権・特許権・商標権・意匠権など、人間の創造的活動によって生み出された成果を保護する権利の総称である
  • イ個人の氏名・住所・生年月日など、特定の個人を識別できる情報を保護する権利の総称である
  • ウ事業者が保有する営業秘密・限定提供データのみを指す、不正競争防止法上の権利である
  • エ国が国民の生命・身体・財産を保護するために定める、行政法上の権利の総称である
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ア著作権・特許権・商標権・意匠権など、人間の創造的活動によって生み出された成果を保護する権利の総称である正解
解説

正解は「著作権・特許権・商標権・意匠権など、人間の創造的活動によって生み出された成果を保護する権利の総称である」である。知的財産権は、著作権・特許権・商標権・意匠権など、人間の創造的活動によって生み出された成果(発明・デザイン・表現など)を保護する権利の総称である。個人情報を保護する権利、不正競争防止法上の営業秘密等のみを指す説明、行政法上の権利とする説明は、いずれも知的財産権の定義と一致しない。知的財産権は私法上の権利として、創作者や発明者に一定期間の独占的利用を認める点が特徴である。

https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第4章 制作物に関わる権利)

第77問 ・ 制作物に関わる権利

各法律・権利が保護する対象に関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。

  • ア知的財産権(著作権・特許権・商標権・意匠権等)は、人間の創造的活動によって生み出された成果を保護する
  • イ不正競争防止法は、著作権・特許権・商標権・意匠権など、人間の創造的活動によって生み出された成果を保護する
  • ウ個人情報保護法は、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護する
  • エAI新法は、罰則を設けない基本法として、AIの研究開発・活用の推進に関する基本的な枠組みを定める
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イ不正競争防止法は、著作権・特許権・商標権・意匠権など、人間の創造的活動によって生み出された成果を保護する正解
解説

正解は「不正競争防止法は、著作権・特許権・商標権・意匠権など、人間の創造的活動によって生み出された成果を保護する」(誤り)である。不正競争防止法は、営業秘密や限定提供データなど、事業者が秘密として管理する有用な情報や、ID・パスワード等で管理し特定の相手に提供するデータを保護する法律であり、設問の説明は知的財産権全般の説明を不正競争防止法に誤って当てはめている。知的財産権・個人情報保護法・AI新法の説明はいずれも正しい。不正競争防止法と知的財産権は、いずれも事業活動に関わる権利保護の法律だが、保護対象が管理された情報か創作的な成果かという点で異なる。

content/gen-ai-passport/questions/sample-questions.json 内の既存問題(gaip-ch4-076/075/002/019/028)の定義との整合性確認

第78問 ・ AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン

AI社会原則・AI事業者ガイドラインの各原則のうち、差別・偏りやリスクに関する原則の説明として、次のうち誤っているものはどれか。

  • アプライバシー保護とは、AIの学習・利用において、個人情報やプライバシーが不当に侵害されないよう配慮すべきだとする原則である
  • イ安全性とは、AIの利用によって生命・身体・財産などに危害が及ばないよう、リスクを抑えるべきだとする原則である
  • ウ公平性とは、AIの利用によって生命・身体・財産などに危害が及ばないよう、リスクを抑えるべきだとする原則である
  • エセキュリティ確保とは、AIシステムを不正アクセスや攻撃から守り、安全性を維持するための対策を講じるべきだとする原則である
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ウ公平性とは、AIの利用によって生命・身体・財産などに危害が及ばないよう、リスクを抑えるべきだとする原則である正解
解説

正解は「公平性とは、AIの利用によって生命・身体・財産などに危害が及ばないよう、リスクを抑えるべきだとする原則である」(誤り)である。公平性は、AIが特定の個人や集団に対して不当な差別や偏りを生まないようにすべきだとする原則であり、設問の説明は安全性の定義を公平性に誤って当てはめている。プライバシー保護・安全性・セキュリティ確保の説明はいずれも正しい。公平性と安全性は、いずれもAI事業者ガイドラインの原則だが、対象が差別・偏りの排除か生命・身体・財産への危害防止かという点で異なる。

content/gen-ai-passport/questions/sample-questions.json 内の既存問題(gaip-ch4-010/070/067)の定義との整合性確認

執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)

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