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Python3エンジニア認定基礎試験 勉強法ガイド

Python3エンジニア認定基礎試験の勉強法

この試験でつまずくのは、Pythonが書けないからではありません。動かせば分かることを、読んだ瞬間に判別できる状態にしていないからです。60分で40問なので、1問あたり1分半。頭の中でコードを走らせて確かめる余裕は多くありません。

もうひとつ、この試験には珍しい条件があります。章ごとの出題数が公式に公表されているので、どこから手を付けるかを勘で決めずに済みます。第3章から第5章までで40問中22問を占めます。ここを固めずに後半の標準ライブラリへ進むと、戻ってくる回数が増えます。

公式情報の確認

試験日、料金、申込条件、試験方式など変動する情報は、公式情報を最終確認してください。 当サイトの一次情報確認日: 2026-09-18。

出題範囲と試験仕様は公式情報、学習順・問題数・到達条件は当サイトの学習目安です。申込前には公式案内を確認してください。

最初にやること

  1. 1

    第4章 制御構造ツール(本試験で9問)から始める。for・while・break・continue・else節・range・関数定義・デフォルト引数について、コードを実行せずに読んで出力を答えられる状態にする。

  2. 2

    第5章 データ構造(本試験で7問)で、リスト・タプル・集合・辞書の使い分けと、append と extend、角かっこと get() の違いを確認する。

  3. 3

    第3章 気楽な入門編(本試験で6問)で、除算と切り捨て除算、負のインデックス、スライスの範囲を確認する。ここまでで40問中22問の範囲になる。

  4. 4

    第10章 標準ライブラリめぐり(本試験で4問)と第8章 エラーと例外(本試験で4問)を次に置く。どちらも論点が限られていて、短時間で得点源にしやすい。

  5. 5

    第1・2・7・11・12・14章は本試験で各1問なので、最後に一度通す程度でよい。

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試験範囲を通して読むときの1冊です。読んだ章は、このサイトの章別問題で確かめられます。

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落としやすいところ

×除算と切り捨て除算を、割り切れるかどうかで判断しない

公式チュートリアルは「除算(/)は常に浮動小数点数を返します」と述べています。割り切れる場合でも / は浮動小数点数を返すので、整数の商が欲しいときは // を使います。剰余は % です。

×文字列とリストの変更可否を取り違えない

公式チュートリアルは「Python の文字列は変更できません -- つまり不変です」と述べ、文字列のインデックスで指定した場所へ代入するとエラーになると書いています。同じ書き方でも、リストは可変なので代入できます。問題を読んだら、まずどちらの型の話かを見ます。

×ループの else 節が実行される条件

for や while に付けた else 節は、break を実行せずにループが終わったときに実行されます。break で抜けたとき、return や例外で途中終了したときは実行されません。「探したが見つからなかった場合」の処理を置く書き方として出ます。

×デフォルト引数は、呼ぶたびに作り直されない

デフォルトの引数値は関数を定義した時点で一度だけ評価されます。リストのような変えられるものをデフォルト値にすると、呼び出しをまたいで中身が残ります。定義時に決まるのか、呼び出しのたびに決まるのかを問う形で出ます。

×append と extend、角かっこと get() を役割で分ける

append は渡した値を1個の要素として足し、extend は要素を1つずつ足します。辞書でキーが無いとき、角かっこは例外になり、get() は既定値(指定しなければ None)を返します。どちらも「結果がどうなるか」ではなく「何が起きるか」で問われます。

×try 文の4つの節を、実行される条件で並べる

except は一致する例外が起きたとき、else は例外が起きなかったとき、finally は例外の有無にかかわらず必ず実行されます。except 節が複数あるときは、最初に一致した節だけが実行されます。else 節はすべての except 節よりも後ろに置きます。

×self は予約語ではない

公式チュートリアルは「この名前付けは単なる慣習でしかありません。self という名前は、Python では何ら特殊な意味を持ちません」と述べています。ただし慣習に従わないと読みにくくなるとも書かれています。予約語かどうかと、従うべき慣習かどうかは別の話です。

学習の進め方

  1. 1

    1周目は出題数の多い3章に絞る

    第4章・第5章・第3章だけを回します。この3章で40問中22問なので、ここが安定するまで後半へ進みません。間違えた論点は、その場で主教材の該当箇所へ戻ります。

  2. 2

    2周目で第8章・第10章を足す

    エラーと例外(本試験で4問)と標準ライブラリめぐり(本試験で4問)を加えます。どちらも論点が限られているぶん、短い時間で点になります。第6章 モジュール(本試験で2問)と第9章 クラス(本試験で2問)もここで一度通します。

  3. 3

    3周目は時間を計って解く

    1問1分半の感覚をつくります。読んで迷った問題に印を付け、あとで解説を読み直す対象にします。正解できた問題でも、他の3つの選択肢がなぜ違うかを言えるか確かめます。

到達目安

  • 第3章を終えた条件

    / と // の返す型の違い、負のインデックスとスライスの範囲、文字列が変更できないことを、それぞれ一文で説明できる。

  • 第4章を終えた条件

    ループの else 節が実行される条件、break と continue の違い、range の終了値が含まれないこと、デフォルト引数が定義時に一度だけ評価されることを説明できる。

  • 第5章を終えた条件

    リスト・タプル・集合・辞書を用途で選べる。append と extend、角かっこと get() の違いを、起きることの違いとして説明できる。

  • 第8章を終えた条件

    try・except・else・finally が実行される条件を4つとも言える。except 節が複数あるときの動きと、else 節を置く位置を説明できる。

混同した論点を比較で解く

二つの書き方を別々に暗記せず、コードのどこを見れば区別できるかまで確認します。該当する誤答が続く比較だけを開き、確認後は同じ章の問題へ戻ります。

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Pythonの文法を問う試験と統計の考え方を問う検定を、範囲・問題数・合格基準・受験料から並べて選びます。

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isと==の違い →

同じオブジェクトかどうかと、値が等しいかどうかを、比較の対象から分けます。

del文とpop()の違い →

返り値の有無、スライス指定、リスト全体の削除ができるかで使い分けます。

リストとタプルの違い →

要素を変更できるかどうかを軸に、二つのデータ構造を見分けます。

importとfrom〜importの違い →

名前空間に入る名前と、asや*を付けたときの扱いを整理します。

append()とextend()の違い →

要素を1つ追加するか、複数の要素を展開して追加するかを結果から区別します。

「/」と「//」の違い →

真の除算と切り捨て除算で、結果の型と値がどう変わるかを確認します。

クラス変数とインスタンス変数の違い →

クラス全体で共有される値と、インスタンスごとの値を、定義の位置から見分けます。

位置専用引数とキーワード専用引数の違い →

引数リスト中の「/」と「*」の位置で、呼び出し方の制限がどう変わるかを整理します。

直前に確認すること

01

第4章と第5章を解き直し、ループの else 節・デフォルト引数・append と extend・get() の4点を確認する。

02

第3章で、/ と // の違いとスライスの範囲を戻す。

03

第8章で、try・except・else・finally が実行される条件を4つとも言えるか確かめる。

04

新しい範囲を広げず、間違えた問題の選択肢がなぜ違うかだけを読み直す。

このサイトでの使い方

当サイトにはPython3エンジニア認定基礎試験の予想問題を242問収録しています。 まず章別に解き、誤答した用語だけ用語集に戻すと、読むだけの学習で止まりにくくなります。

よくある質問

Q過去問はありますか

A

公式サイトに過去問題の配布の案内はなく、本試験問題を入手する方法は用意されていません。公式が案内しているのは主教材のPythonチュートリアルと、協力企業が提供する無料の模擬試験です。

Q何を教材にすればいいですか

A

運営団体が主教材として明記しているのは、オライリー・ジャパンの『Pythonチュートリアル』です。同書は本家のPythonチュートリアルに対応していて、出題範囲の章立ても同じ並びです。日本語版のチュートリアルは公式サイトで読めます。

Q試験はどんな形式ですか

A

60分・40問・すべて選択問題のCBT方式で、合格ラインは正答率70%です。受験料は一般1万円(税別)、学割5千円(税別)です。筆記用具やメモ帳は持ち込めません。

QPythonを書いたことがなくても受かりますか

A

出題範囲はチュートリアルの内容で、実装の設計や大きなプログラムの読解は問われません。ただし用語と仕様の言い回しで判断する問題が多いので、書いた経験がない場合は、手を動かして挙動を確かめながら進める時間を見ておくほうが確実です。

Qどの章から始めればいいですか

A

第4章 制御構造ツール(本試験で9問)、第5章 データ構造(本試験で7問)、第3章 気楽な入門編(本試験で6問)の順です。この3章で40問中22問を占めます。章ごとの出題数が公式に公表されているので、配分を勘で決める必要がありません。

出典・注記

試験時間・問題数・合格ライン・受験料・章ごとの出題数は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会の公式ページと、CBT実施元のオデッセイ コミュニケーションズの案内を参照してください。当サイトは非公式の学習サイトで、本試験問題は掲載していません。

執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)