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G検定 用語解説

意味ネットワークとは

概念をノード、概念どうしの関係をリンクとして表し、知識を結びつけて表現する知識表現の枠組み。

まず押さえる結論

意味ネットワークは、G検定の「大項目2 人工知能をめぐる動向」で確認しておきたい用語です。定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。

情報源と編集区分

公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-07-03。

試験概要(公式)

試験での問われ方

01

定義の言い換え

用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。

02

似た概念との比較

同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。

03

具体例からの判断

問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。

誤答しやすいポイント

×AIブームと中心の対応ずれ。第一次=探索・推論、第二次=エキスパートシステム、第三次=ディープラーニング。

×フレーム問題とシンボルグラウンディング問題の混同。前者は『起こりうる事柄をすべて考慮しきれない』、後者は『記号と実世界の意味を結びつけられない』。

×知識獲得のボトルネック(専門知識をルール化する作業の困難さ)をエキスパートシステムの利点と取り違える。

関連する確認問題

大項目2 人工知能をめぐる動向 / 知識表現とエキスパートシステム

専門家の知識をif-then形式の規則として蓄え、血液中の細菌による感染症の診断と抗生物質の選択を支援した、初期の代表的なエキスパートシステムはどれか。

正解はマイシン(MYCIN)。専門家の知識をif-then形式の規則として蓄え、血液中の細菌による感染症の診断と抗生物質の選択を支援した初期の代表的なエキスパートシステムである。イライザ(ELIZA)は入力文のパターンに反応して定型的に応答を返す初期の対話プログラムであり、診断や治療方針を支援する規則群を持つエキスパートシステムではない。Cyc(サイク)プロジェクトは人間の一般常識を規則としてデータベース化しようとする取り組みであり、感染症の診断に特化した規則群ではない。意味ネットワークは概念と概念の関係を結びつけて知識を表す表現方法であり、感染症診断のための具体的なシステムそのものではない。問題文の「血液中の細菌による感染症の診断と抗生物質の選択を支援した」という具体的な適用対象に一致するのはマイシン(MYCIN)だけである。

大項目2 人工知能をめぐる動向 / 知識表現とエキスパートシステム

概念どうしの関係を表すとき、「ネコは哺乳類である」のように、ある概念がより上位の概念に包含され、その上位概念がもつ性質を引き継ぐことを表す関係はどれか。

正解はis-a関係。「ネコは哺乳類である」のように、ある概念がより上位の概念に包含され、その上位概念がもつ性質を引き継ぐことを表す関係である。推移律は「AはB、BはC、ゆえにAはC」のように関係を連鎖させてよいとする論理規則そのものであり、上位概念への包含と性質の継承を表す関係の種類を指す語ではない。意味ネットワークは概念をノード、関係をリンクとして表す知識表現の枠組み全体を指す語であり、is-a関係のような特定の関係の種類そのものを指す語ではない。part-of関係は「タイヤは自動車の一部である」のように全体と部分の関係を表すものであり、上位概念への包含と性質の継承を表す関係ではない。問題文の「ある概念がより上位の概念に包含され、その上位概念がもつ性質を引き継ぐことを表す関係」という条件に一致するのはis-a関係だけである。

大項目2 人工知能をめぐる動向 / 知識表現とエキスパートシステム

知識表現で、「タイヤは自動車の一部である」のように、ある対象が別の対象を構成する部分であることを示す関係はどれか。

正解は「part-of関係」である。part-of関係は、タイヤと自動車のように部分と全体の関係を表す。is-a関係は「犬は動物である」のような下位概念と上位概念の分類関係であり、部品と全体の関係ではない。意味ネットワークは概念をノード、概念間の関係をリンクで表す知識表現の枠組みで、特定の関係名そのものではない。オントロジーは対象領域の概念と関係を体系的に整理する考え方であり、これも部分関係だけを指す名称ではない。「一部である」という文の向きに着目するとpart-of関係を選べる。

同じ章で確認したい用語

到達チェック

  • 意味ネットワークを一文で説明できる
  • 同じ章の似た用語と違いを説明できる
  • 問題文の具体例から、意味ネットワークに関係する論点を拾える
  • 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる

執筆: ミナト編集部運営者情報を見る