生成AIパスポート 用語解説
GPT-o1とは
2024年9月にプレビュー版が公開された、OpenAIの推論モデルシリーズ(oシリーズ)の最初のモデル。即座に回答するのではなく、回答前に時間をかけて考える(推論する)ことで、複雑な科学・プログラミング等の課題への対応力を高めた。
この記事の目次
まず押さえる結論
GPT-o1は、生成AIパスポートの「第2章 生成AI(ジェネレーティブAI)」で確認しておきたい用語です。定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
情報源と編集区分
公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-08-31。
公式シラバス(PDF)(公式)試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
×ハルシネーション・アライメント・ファインチューニングの取り違え。事実と異なるもっともらしい出力=ハルシネーション、人間の意図に沿わせること=アライメント、追加学習で調整=ファインチューニング。
×GANとVAEの混同。GANは生成器と識別器を競わせる方式、VAEはエンコーダ・デコーダと潜在ベクトルを使う方式。
×Transformerの中核を畳み込みや位置エンコーディングと取り違える。中核は自己注意(Self-Attention)。
関連する確認問題
第2章 生成AI(ジェネレーティブAI) / ChatGPT
2022年11月30日に公開されたChatGPTの初期バージョンに搭載されたモデルで、GPT-3を人間のフィードバックを用いた強化学習(RLHF)で対話向けに調整したモデル群を指すのはどれか。
正解は「GPT-3.5」である。GPT-3.5は2022年11月30日に公開されたChatGPTの初期バージョンに搭載されたモデルであり、GPT-3を人間のフィードバックを用いた強化学習(RLHF)で対話向けに調整したモデル群を指す。GPT-3はGPT-3.5の元になったモデル、GPT-4は2023年3月に公開されたマルチモーダル対応モデル、GPT-o1は2024年9月に公開された推論モデルであり、いずれもChatGPTの初期バージョンに搭載されたモデルではない。
第2章 生成AI(ジェネレーティブAI) / ChatGPT
GPTモデルに関する「特徴の説明」と「該当するモデル」の組み合わせに関する次の説明のうち、誤っているものはどれか。
正解は「回答前に時間をかけて考える、推論モデルシリーズの最初のモデルは、GPT-4である」(誤り)である。回答前に時間をかけて考える推論モデルシリーズの最初のモデルはGPT-o1であり、GPT-4は画像入力に対応した初のマルチモーダルモデルである。設問の組み合わせはGPT-o1とGPT-4を取り違えている。他の3つの組み合わせはいずれも正しい。GPT-o1とGPT-4はいずれも2023年以降に登場したモデルだが、開発の主眼が推論力の強化かマルチモーダル対応かという点で異なる。
第2章 生成AI(ジェネレーティブAI) / ChatGPT
2024年9月にプレビュー版が公開された、OpenAIの「推論モデル」シリーズの最初のモデルの特徴として、最も適切なものはどれか。
正解は「即座に回答するのではなく、回答前に時間をかけて考える(推論する)ことで複雑な課題への対応力を高めている」である。GPT-o1は、2024年9月にプレビュー版が公開されたOpenAIの「推論モデル」シリーズの最初のモデルであり、即座に回答するのではなく回答前に時間をかけて考える(推論する)ことで、複雑な科学・プログラミング等の課題への対応力を高めた点が特徴である。画像・音声を一切扱えないとする説明、事前学習を行わないとする説明、OpenAI以外が開発したとする説明は、いずれもGPT-o1の特徴と一致しない。
同じ章で確認したい用語
到達チェック
- GPT-o1を一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、GPT-o1に関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)