生成AIパスポート 用語解説
GPT-o1とは
2024年9月にプレビュー版が公開された、OpenAIの推論モデルシリーズ(oシリーズ)の最初のモデル。即座に回答するのではなく、回答前に時間をかけて考える(推論する)ことで、複雑な科学・プログラミング等の課題への対応力を高めた。
まず押さえる結論
GPT-o1は、生成AIパスポートの「第2章 生成AI(ジェネレーティブAI)」で確認しておきたい用語です。定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
情報源と編集区分
公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-06-27。
公式シラバス(PDF)(公式)試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
×ハルシネーション・アライメント・ファインチューニングの取り違え。事実と異なるもっともらしい出力=ハルシネーション、人間の意図に沿わせること=アライメント、追加学習で調整=ファインチューニング。
×GANとVAEの混同。GANは生成器と識別器を競わせる方式、VAEはエンコーダ・デコーダと潜在ベクトルを使う方式。
×Transformerの中核を畳み込みや位置エンコーディングと取り違える。中核は自己注意(Self-Attention)。
関連する確認問題
第2章 生成AI(ジェネレーティブAI) / ChatGPT
2025年8月7日に公開された、質問の複雑さに応じて高速な応答と深い推論のどちらを使うかを自動的に判断する「ルーター」を備えた統合システムであることを特徴とするモデルはどれか。
正解は「GPT-5」である。GPT-5は2025年8月7日に公開されたモデルで、質問の複雑さに応じて高速な応答と深い推論のどちらを使うかを自動的に判断する「ルーター」を備えた統合システムである点が特徴である。GPT-4・GPT-3.5はGPT-5より前に公開されたモデル、GPT-o1は常に回答前に時間をかけて考える推論専用のモデルシリーズであり、いずれも高速応答と深い推論を自動的に切り替えるルーターを備えた統合システムではない。用途に応じた処理速度と推論精度の両立を狙った設計である。
第2章 生成AI(ジェネレーティブAI) / ChatGPT
2018年6月にOpenAIが発表した最初のGPTモデルの説明として、最も適切なものはどれか。
正解は「事前学習済みの単一モデルを様々な自然言語処理タスクにファインチューニングして応用できることを示した研究成果として位置づけられる」である。GPT-1は2018年6月にOpenAIが発表した最初のGPTモデルであり、消費者向け製品としてではなく、事前学習済みの単一モデルを様々な自然言語処理タスクにファインチューニングして応用できることを示した研究成果として位置づけられる。統合システムはGPT-5、大きなコンテキストウィンドウはGPT-4.1、推論モデルシリーズの最初のモデルはGPT-o1の特徴であり、いずれもGPT-1の説明ではない。
第2章 生成AI(ジェネレーティブAI) / ChatGPT
2022年11月30日に公開されたChatGPTの初期バージョンに搭載されたモデルで、GPT-3を人間のフィードバックを用いた強化学習(RLHF)で対話向けに調整したモデル群を指すのはどれか。
正解は「GPT-3.5」である。GPT-3.5は2022年11月30日に公開されたChatGPTの初期バージョンに搭載されたモデルであり、GPT-3を人間のフィードバックを用いた強化学習(RLHF)で対話向けに調整したモデル群を指す。GPT-3はGPT-3.5の元になったモデル、GPT-4は2023年3月に公開されたマルチモーダル対応モデル、GPT-o1は2024年9月に公開された推論モデルであり、いずれもChatGPTの初期バージョンに搭載されたモデルではない。
同じ章で確認したい用語
到達チェック
- GPT-o1を一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、GPT-o1に関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)