DS検定 学習計画
DS検定の2〜3か月学習計画
DS検定を2〜3か月で進める計画は、12週間を使って7章を3段階に分けて進めます。1〜2週目でビジネスマインドとデータ可視化・AI活用の基礎、3〜6週目で数学的基礎から統計・推定・検定まで、7〜10週目でデータ準備・モデル化から第7章のプログラミング・セキュリティ・AI運用までを一巡し、11〜12週目で全7章の横断整理と100問・100分の通し演習を行います。
期間が長いほど、読んで終わった章を作らないことが重要です。各週は平日に用語確認と短い問題演習、週末に章別の問題演習を置き、母平均と標本平均、内部結合と外部結合と自己結合、MLOpsとAIOpsのような対になる用語を4週目・8週目・11週目で複数回確認します。
数学的基礎や統計・推定・検定に不安がある初学者はこの計画を標準にしてください。統計または機械学習の経験者は、第4・5章の新規問題を減らし、第6・7章のデータエンジニアリング・セキュリティ・AI運用へ時間を移します。8週間で受験する場合は9〜10週目を圧縮し、11〜12週目の横断整理と通し演習は残します。
公式情報の確認
試験日、料金、申込条件、試験方式など変動する情報は、公式情報を最終確認してください。 当サイトの一次情報確認日: 2026-07-12。
学習計画は当サイトの目安です。試験日、申込条件、出題範囲は公式情報を最終確認してください。
この記事の目次
前提条件
- 12週間を基本とし、8週間へ短縮する場合も7章一巡、弱点再演習、全章混合演習の3段階を省略しない。
- 平日30〜45分を3〜4回、週末90〜120分を1回確保し、計算・定義型の問題と手順・判断型の問題を分けて記録する。
- 4週目、8週目、11週目に到達判定を行い、満たさなければ新規範囲より前提章の修正を優先する。
- 12週目の100問・100分は公式factsのCBT仕様。学習計画上の問題数は目安で、最新の試験方式・出題範囲・申込条件は公式案内を確認する。
この計画が向く人
初学者
統計、機械学習、SQLのいずれも初めてで、週4〜5回を12週間続けたい人です。前提章を飛ばさず、週末の到達判定で進行を決めます。
仕事と両立
平日は30〜45分に用語確認と短い問題演習を分け、週末に90〜120分の章別・横断演習を確保できる人です。
経験者・再受験者
統計または機械学習の経験があり、診断で説明できた章の新規問題を減らし、第6・7章のデータエンジニアリング・セキュリティ・AI運用へ時間を移せる人です。
12週を超える
4週目の第3章、8週目の第4章推定・検定の到達判定を満たさない場合です。受験日より依存関係の理解を優先します。
日ごとの計画
| 日程 | 学習対象 | 解く問題数 | 復習対象 | 完了条件 |
|---|---|---|---|---|
| 1週目 | 第1章 ビジネスマインドとデータリテラシー: 論理的思考、課題の定義、データドリブン、データの倫理(ねつ造・改ざん・盗用) | 平日各10問+週末横断25問 | データの倫理と個人情報保護法・EU一般データ保護規則を対象の違いで分ける | 課題の言語化とデータドリブンの考え方を一文で説明できる |
| 2週目 | 第2章 データ可視化とAI活用の基礎: データ可視化の考え方、生成AI活用(Hallucination)、ITセキュリティ基礎 | 平日各10問+週末横断25問 | Hallucinationを構造上避けられない現象として整理する | 生成AI出力を鵜呑みにしない理由を説明できる |
| 3週目 | 第3章 数学的基礎(線形代数): ベクトルの内積、行列の積、逆行列、固有値・固有ベクトル、テンソル | 平日各12問+週末横断30問 | 行列とベクトルの演算を図でイメージする | 逆行列と固有値・固有ベクトルの役割を説明できる |
| 4週目 | 第3章 数学的基礎(微分積分・集合論): 導関数、偏微分、勾配、局所最適解・大域最適解、集合論と、1〜3週目の横断整理 | 平日各10問+週末横断35問 | 局所最適解と大域最適解の違いを確認する。停留点が必ず極値になるとは限らない | 第1〜3章の対になる用語を最低1組ずつ説明できる |
| 5週目 | 第4章 統計数理基礎: 母平均・標本平均、分散・標準偏差、相関関係と因果関係、二項分布、ベイズの定理 | 平日各12問+週末横断30問 | 母集団の値と標本から計算した値を取り違えていないか確認する | 母平均と標本平均を対象の違いで説明できる |
| 6週目 | 第4章 推定・検定・因果推論: 点推定・区間推定、信頼区間、帰無仮説・対立仮説、p値、有意水準、処置群・対照群、交絡因子 | 平日各12問+週末横断35問 | p値を帰無仮説が正しい確率と言い換えていないか確認する | 推定・検定の目的を問題文から拾える |
| 7週目 | 第5章 データ準備: 標本誤差、サンプリングバイアス、外れ値・欠損値、特徴量エンジニアリング | 平日各10問+週末横断25問 | 外れ値と異常値の扱いを区別する | 前処理の目的を問題場面から選べる |
| 8週目 | 第5章 モデル化・評価、非構造化データ処理: 単回帰・重回帰・ロジスティック回帰、決定係数、混同行列、Accuracy・Precision・Recall・F値、過学習、形態素解析、画像認識 | 平日各12問+週末横断35問 | 過学習を精度が高いことと誤解していないか、訓練データへの過剰適合として確認する | 評価指標を目的から選べる |
| 9週目 | 第6章 データエンジニアリング基礎: 環境構築・データ収集(コンテナ技術、クラウドマネージドサービス、API、スクレイピング)、データ構造・蓄積(正規化、DWH、NoSQL)、データ加工・共有(内部結合・外部結合・自己結合) | 平日各12問+週末横断35問 | 内部結合・外部結合・自己結合を、一致しない行を残すかどうかで分ける | 結合方式を要件から選べる |
| 10週目 | 第7章 プログラミング・セキュリティ・AI運用: SQL(DML・DDL)、機密性・完全性・可用性、公開鍵暗号化方式、MLOps・AIOps | 平日各12問+週末横断35問 | MLOpsとAIOpsの対象範囲を区別する | AIモデルの劣化を監視する理由を説明できる |
| 11週目 | 全7章横断: 対になる用語の総整理(母平均・標本平均、Precision・Recall、内部結合・外部結合、機密性・完全性)と弱点3論点の再演習 | 横断60問+弱点各15問 | 対になる用語を自分の言葉で書き分ける | 章名なしでも論点を特定できる |
| 12週目 | 100問・100分の通し演習と誤答整理: 終了後は誤答した章だけを確認 | 100問を100分。新規教材は追加しない | 未回答・知識不足・混同・読み違いへ誤答を分類する | 残った弱点を3項目以内に絞り、受験準備へ移れる |
演習から復習へ戻る手順
| 時点 | 行動 | 完了の証拠 |
|---|---|---|
| 平日1回目 | 用語集か章別解説で条件語と定義を確認する。 | その日の中心語を一文で説明できる。 |
| 平日2〜3回目 | 新規問題と前日の誤答を分けて解く。 | どちらで誤ったか記録できる。 |
| 週末 | 章別の横断問題を解き、平日の理解が別の選択肢でも使えるか確かめる。 | 翌週へ持ち越す弱点を3つ以内にできる。 |
| 節目週 | 4・8・11週目に到達判定し、未達なら新規範囲を減らす。 | 日程ではなく理解を基準に進行を変えられる。 |
遅れた場合の調整
平日学習を失った週は週末へ全問題を集めず、同型問題を半分にして、統計・推定・検定とデータエンジニアリングの前提になる論点を残す。
4週目までに第3章の局所最適解・大域最適解や集合論を説明できなければ、5週目を始める前に1週間追加し、第3章の類題を30問解く。
8週目で母平均・標本平均、p値、信頼区間の主語を説明できなければ、9週目の新規問題を減らして第4章の推定・検定へ戻る。
12週目の100問・100分が時間内に終わらなくても、同日に2回目を行わない。未回答の章と時間を使った問題を直し、別日に連続100分を確保する。
やらなくてよいこと
×7章の用語を一度に全部暗記しようとする
×統計・モデル化だけに時間を寄せてデータエンジニアリングを後回しにする
×正答率だけを見て誤答理由を記録しない
遅れを翌日へ持ち越さない再計画
2〜3か月計画では、遅れを日単位ではなく2週間単位で見直します。学習時間が取れなかった期間と、理解に時間がかかった分野を分け、後者だけを次の計画へ残します。 遅れた日は、7章のどこで止まったかを分けます。数学的基礎や統計・推定・検定のような計算・定義型で止まったのか、データエンジニアリングのような手順・結合方式の判断で止まったのかを記録し、原因ごとに戻る章を決めます。 再開判定では、用語の定義だけでなく、母集団・標本、仮説の向き、評価指標の目的、結合方式の条件のどれを根拠に選択肢を切ったかまで答えます。根拠を言えない正解は誤答と同じ扱いで弱点章へ戻します。
1か月経過時点で診断結果が変わらない場合は、同じ教材を読み直すだけの計画を止めます。問題形式、誤答記録、翌日の再回答のどこが欠けているかを確認し、行動を一つ入れ替えます。 削らないのは、第4章の統計・推定・検定と、第6・7章のデータエンジニアリング・セキュリティ・AI運用です。残り日数が減った場合は、統計・モデル化の深掘りを止め、母平均と標本平均、内部結合と外部結合のような対になる用語の境界を優先します。 翌日は前日の未完了分から始めず、5問だけ再回答して理解が戻ったかを確認します。4問以上で対象・目的・前提を言えれば通常計画へ戻し、同じ混同が残れば新規問題を半分にして、用語比較へ時間を移します。 2週間ごとの診断で同じ弱点が残った場合は、次の2週間の教材、問題形式、復習間隔のうち一つだけを変えます。変更後も改善しなければ受験日を固定したまま範囲を広げず、前提分野へ一段戻ります。
記録欄には誤答した用語、対になる概念との違い、次に確認する章を残します。 各日の終了時に更新し、2週間ごとに教材か復習方法を変える必要があるか見直します。
この再計画は2〜3か月の学習目安です。試験日や申込期限は変更せず、1日ごとの新規範囲と復習量だけを組み替えます。
到達判定
- ✓4週目までに第1〜3章の対になる用語を最低1組ずつ説明できる
- ✓8週目までに母平均・標本平均、点推定・区間推定、Precision・Recall・F値を目的から選べる
- ✓10週目までに内部結合・外部結合・自己結合、機密性・完全性・可用性を事例から分類できる
- ✓計算・定義型の正答と手順・判断型の正答を別々に記録している
- ✓100問・100分の通し演習後に、原因別の修正計画を作れる
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執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)