生成AIパスポート 用語解説
ダートマス会議とは
1956年7月から8月にかけて、ジョン・マッカーシーが主催しダートマス大学で開催された学術会議。この会議の提案書で、史上初めて「人工知能(Artificial Intelligence)」という語が用いられた。
まず押さえる結論
ダートマス会議は、生成AIパスポートの「第1章 AI(人工知能)」で確認しておきたい用語です。定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
情報源と編集区分
公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-06-27。
公式シラバス(PDF)(公式)試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
×教師あり学習・教師なし学習・強化学習の取り違え。クラスタリングや次元削減は「教師なし」、分類や回帰は「教師あり」、報酬を手がかりに学ぶのが「強化学習」。
×弱いAI(ANI)と強いAI(AGI)の混同。特定の課題に特化するのが弱いAI、人間のように幅広い課題へ汎用的に対応できるとされるのが強いAI。
×AIブームと中心技術の対応ずれ。第一次=探索・推論、第二次=エキスパートシステム、第三次=ディープラーニングとビッグデータ。
関連する確認問題
第1章 AI(人工知能) / AI(人工知能)の定義
「AI(人工知能)」という言葉が初めて使われたとされる会議はどれか。
正解は「ダートマス会議」である。「AI(人工知能)」という言葉が初めて使われたとされる出来事を問うているため、まず選択肢が会議名か、時代区分か、技術の仕組みか、将来概念かを分類する。ダートマス会議だけが会議の名称であり、AIという言葉の登場と結び付く。第一次AIブームはその後に訪れた時期、エキスパートシステムは第二次AIブームで中心となった仕組み、シンギュラリティはAIが人間の知能を超えるとされる概念である。AI史の語を時系列だけで暗記せず、出来事の種類まで判別すると選べる。
第1章 AI(人工知能) / シンギュラリティ(技術的特異点)
シンギュラリティ(技術的特異点)という概念を論じた人物として知られるのはどれか。
正解は「ヴァーナー・ヴィンジ」である。シンギュラリティ(技術的特異点)は、AIが人間の知能を超え、社会に不可逆的な変化をもたらすとされる概念であり、これを論じた人物としてヴァーナー・ヴィンジが知られる。レイ・カーツワイルは2045年の到来を予測した人物として区別する。選択肢では、ヴァーナー・ヴィンジだけが人物名である。ダートマス会議はAIという言葉が初めて使われた会議、AI効果はAIの成果を知能ではないとみなす傾向、ノーフリーランチ定理は万能アルゴリズムが存在しないという考え方を指す。設問が「人物」を尋ねているため、会議・現象・定理を先に除外すると判断できる。
第1章 AI(人工知能) / AI(人工知能)の定義
ダートマス会議に関する説明として、最も適切なものはどれか。
正解は「1956年にジョン・マッカーシーが主催し、ダートマス大学で開催された会議で、この会議の提案書において史上初めて「人工知能」という語が用いられた」である。ダートマス会議は1956年にジョン・マッカーシーが主催し、ダートマス大学で開催された会議であり、この会議の提案書で史上初めて「人工知能(Artificial Intelligence)」という語が用いられた。人間中心のAI社会原則の国際会議、広島AIプロセス、OpenAI設立時の社内会議とする説明は、いずれもダートマス会議の実際の内容と一致しない。
同じ章で確認したい用語
到達チェック
- ダートマス会議を一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、ダートマス会議に関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)