AI資格ドリル
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資格の選び方

職種別のAI資格の選び方(営業・事務・企画・エンジニア)

営業・事務・企画の人が最初に受けやすいのは、生成AIパスポートか生成AIアドバイザー認定試験です。 AIを使う判断をする企画の人はG検定、コードを書くエンジニアはPython3エンジニア認定基礎試験、 データ分析を担当する人はDS検定か統計検定2級が、公式の対象記載に近い選択です。

ただし、確認した公式ページのうち、営業や事務といった職種名で対象者を示しているものはありません。 職種名が出るのは、Python3エンジニア認定基礎試験が経済産業省のスキル標準に登録されているという案内だけです。 このページの職種ごとの並びは、公式の対象記載を仕事内容に当てはめた編集部の整理です。

6資格の対象者の公式の記載

6資格の対象者と位置づけに関する公式の記載
資格対象者・位置づけの記載確認日・出典
生成AIパスポート「AI初心者が最低限押さえておきたいリテラシーを体系的に習得できる」試験と説明されています。受験資格は特段ありません。職種名の記載は確認できません。GUGA 試験概要
生成AIアドバイザー認定試験「すべてのビジネスパーソンのための生成AI活用資格」と案内されています。2級は定型業務で適切に使いこなす基礎力、1級は業務課題に合わせた活用設計や社内導入をリードする実践力を問う級と説明されています。全日本情報学習振興協会 生成AIアドバイザー認定試験
G検定「AI・ディープラーニングに関わる全ての方が受験対象」と書かれ、「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する」試験と説明されています。受験資格は制限なしです。JDLA G検定
DS検定受験対象者は、データサイエンティスト初学者、これからデータサイエンティストを目指すビジネスパーソン、データサイエンティストに興味を持つ大学生や専門学校生などと想定されています。受験資格はありません。データサイエンティスト協会 DS検定とは
統計検定2級大学基礎科目レベルの統計学の知識の習得度と、活用のための理解度を問う検定と説明されています。試験内容は大学基礎課程(1・2年次学部共通)で、仮説の構築と検証を行える統計力や、統計的問題解決力を問います。統計検定 2級
Python3エンジニア認定基礎試験Pythonの文法基礎を問う試験です。経済産業省が定めた「DX推進スキル標準(DSS-P)」のカテゴリ「ソフトウェアエンジニア>フロントエンドエンジニア」と「ソフトウェアエンジニア>フィジカルコンピューティングエンジニア」に、レベル1として登録されていると公式ページが案内しています。Pythonエンジニア育成推進協会 基礎試験

「職種名の記載は確認できません」は、確認した公式ページに載っていないという意味で、職種による向き不向きがないと断定するものではありません。 日程や受験料は変わるため、申込の前に各公式ページで最新の情報を確認してください。

職種別の最初の1〜2資格(編集部の整理)

営業

最初の候補: 生成AIパスポート、生成AIアドバイザー認定試験

提案書や議事録づくりに生成AIを使う場面では、使い方と注意点を押さえることが先です。生成AIパスポートは情報漏洩や権利侵害の注意点までを範囲に含み、生成AIアドバイザー認定試験は「すべてのビジネスパーソン」向けと案内されています。

次の1資格: 顧客データを集計して説明する機会が増えたら、DS検定か統計検定2級で数字の読み方を足します。

事務・管理部門

最初の候補: 生成AIパスポート、生成AIアドバイザー認定試験

社内文書や問い合わせ対応に生成AIを使うなら、AI初心者向けのリテラシーを体系的に学べる生成AIパスポートが入口になります。業務のルールづくりまで関わる人は、2級が定型業務、1級が社内導入のリードを問う生成AIアドバイザー認定試験も候補です。

次の1資格: 個人情報や著作権の扱いに迷う場面が多いなら、生成AIパスポートの該当章の問題で確認します。

企画・マーケティング

最初の候補: G検定、生成AIパスポート

AIをどこに活用するかを決める立場には、G検定の「適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識」を問うという説明が近い位置づけです。生成AIの利用ルールだけを先に固めたいなら、生成AIパスポートから始められます。

次の1資格: 施策の効果をデータで検証する場面が多いなら、仮説の構築と検証を問う統計検定2級か、データサイエンスの入口となるDS検定へ進みます。

エンジニア・開発

最初の候補: Python3エンジニア認定基礎試験、G検定

Python3エンジニア認定基礎試験は、経済産業省のDX推進スキル標準でソフトウェアエンジニア系のカテゴリにレベル1として登録されていると公式が案内しています。機械学習の用語を整理したい人は、G検定の用語から入る方法もあります。

次の1資格: データを扱う業務なら、DS検定のデータエンジニアリングの範囲や、統計検定2級の統計の範囲を足します。

データ分析・これから分析を担当する人

最初の候補: DS検定、統計検定2級

DS検定は、データサイエンティスト初学者やこれから目指すビジネスパーソンを受験対象と想定しています。統計検定2級は、大学基礎課程の統計と仮説検証を問います。

次の1資格: 分析を自分で書くなら、Python3エンジニア認定基礎試験で文法を固めます。

合格のしやすさや難易度の順位を示すものではありません。同じ職種でも、担当する業務によって合う資格は変わります。

職種が決まらないときの見方

  • 仕事で生成AIを使い始める段階なら、職種に関わらず、AI初心者向けと説明されている生成AIパスポートを先に確認します。 情報漏洩や権利侵害の注意点を範囲に含むため、使い方のルールを知る目的に合います。
  • AIを導入するかどうかの判断に関わるなら、G検定の説明にある「適切な活用方針を決定して、事業活用する」立場の人向けの記述が目安になります。
  • 数字を扱う比重が大きい仕事なら、DS検定の受験対象(初学者・これから目指すビジネスパーソン)か、統計検定2級の大学基礎課程レベルを見ます。
  • 資格の取得が評価や手当につながるかは、会社ごとに異なります。公式ページの対象者の記載は、受験の資格や評価を保証するものではありません。

働きながら受けるときに確かめること

  • 学習時間:確認した6資格の公式ページには、合格までの学習時間の記載がありません。 出題範囲の広さと今の知識から自分で見積もります。試験時間と問題数の違いは6資格の学習時間の比較表にまとめています。
  • 費用:受験料の補助、教育訓練給付、団体申込の割引は資格ごとに記載が異なります。 会社に費用を出してもらえるかを先に確かめる場合は6資格の受験費用の補助・給付の比較表を見ます。
  • 受験方式:生成AIパスポートはオンライン、統計検定2級・DS検定・Python3エンジニア認定基礎試験は試験会場で受けるCBT方式です。 G検定はオンラインと会場、生成AIアドバイザー認定試験は公開会場・CBT・オンラインから選べます。仕事の予定に合わせて自宅で受けたいか、会場に出向けるかは、6資格の受験方式と持ち込み可否の比較表で、確認日つきの記載を見て決めます。
  • 順番:上の職種別の最初の1〜2資格のうち、仕事で今すぐ使う場面に近い1つを選び、その問題演習で自分の理解度を測ってから、次の資格を決めます。

次に知りたいこと

試験の内容を見て決めるなら、各資格の試験概要で出題範囲と試験時間を確かめます。 問題の雰囲気は生成AIパスポートの問題演習やG検定の問題演習で試せます。想定対象者と出題レベルの記載は6資格の想定対象者と出題レベル、数式や統計が不安な場合は文系・数学が苦手な人向けAI資格の選び方、学習時間の公式の記載は6資格の学習時間の比較表、資格を受ける順番の全体像はAIを学ぶ順番の地図で確かめられます。

次に見る比較

執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)