資格の選び方
6資格の公式テキスト・公式問題集・過去問公開の有無の比較表(確認日つき)
公式の過去問が丸ごと公開されている資格は、確認した6資格の中にありません。公式ページで問題そのものが読めるのは、G検定の例題・過去問(10項目)、統計検定1級の過去問題、生成AIパスポートと生成AIアドバイザー認定試験のサンプル問題です。 統計検定2級の過去問題は、公式問題集(書籍)に解説つきで収録されています。
公式テキストと呼べる書籍は、生成AIパスポート、G検定、統計検定2級にあります。DS検定は協会のページに参考書籍が載り、Python3エンジニア認定基礎試験は主教材が決まっています。 下の表は、各公式ページで確認した内容を、確認日つきで並べたものです。
6資格の公式教材と過去問公開の状況
| 資格 | 公式テキスト・主教材 | 公式問題集・対策教材 | 過去問・例題の公開 | 確認日・出典 |
|---|---|---|---|---|
| 生成AIパスポートGUGA | GUGA監修の「生成AIパスポート 公式テキスト」(翔泳社販売)があり、試験の出題範囲を網羅すると案内されています。製本版と電子書籍版が各2,090円(税込)で、2027年2・4・6・8・10月試験向けと2026年10月試験向けの2版が並んでいます。 | 公式問題集は、確認した公式ページに記載がありません。 | 過去問の公開は、確認した公式ページに記載がありません。サンプル問題のPDF(四肢択一式の例題3問、正解つき)が公式ページで公開されています。 | GUGA 試験概要 |
| G検定JDLA | 「深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版」(翔泳社、2024年5月27日発売、JDLA監修)が学習おすすめ書籍の先頭に載っています。法律・倫理テキスト(技術評論社)などのJDLA監修書籍もあります。 | 公式問題集という名前の書籍は、確認した公式ページに記載がありません。 | 公式ページ「G検定の例題・過去問」で、10の項目の例題と過去問題が正解つきで公開されています。各問に「G検定2024#4に出題された過去問題」のように出題回が書かれています。全回の問題の公開は、確認できません。 | JDLA G検定とは・例題・過去問 |
| 統計検定2級統計質保証推進協会 | 日本統計学会編「改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎」(東京図書、定価2,420円・税込)が公式テキストとして掲載されています。 | 「日本統計学会公式認定 統計検定2級 公式問題集[CBT対応版]」(実務教育出版、2023年1月刊行、定価2,200円・税込)と、「[2018~2021年]」(同、定価1,980円・税込)が掲載されています。過去分のPOD版と電子書籍版もあります。 | 過去問題のページで問題そのものが公開されているのは1級だけです。2級を含む1級以外の過去問題は、解説つきで公式問題集に収録されており、CBT方式試験の過去問題は掲載されていません。 | 統計検定 公式テキスト・問題集 |
| DS検定データサイエンティスト協会 | 協会の「対策講座・書籍」のページに、参考書籍として「最短突破 データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック 第4版」(技術評論社、2026年6月9日発売、スキルチェックリストver.6対応)が載っています。 | 同ページに「徹底攻略データサイエンティスト検定問題集[リテラシーレベル]対応」(インプレス、2022年4月21日発売)が載っています。協会が監修する対策講座も、あわせて紹介されています。 | 過去問の公開は、確認した公式ページに記載がありません。「DS検定とは」のページに、難易度の目安として模擬問題が公開されています(2026年6月更新)。 | DS検定 対策講座・書籍 |
| Python3エンジニア認定基礎試験Pythonエンジニア育成推進協会 | 出題範囲は、主教材であるオライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル」(第四版に対応)の掲載内容と案内されています。ほかに、協会の認定教材のページがあります。 | 公式問題集は、確認した公式ページに記載がありません。模擬試験は認定スクール各社の独自サービスで、プライム・ストラテジー、ダイビック、ビープラウドが無料公開していると紹介されています。 | 過去問の公開は、確認した公式ページに記載がありません。章ごとの出題数の目安が公開されています。 | Pythonエンジニア育成推進協会 基礎試験 |
| 生成AIアドバイザー認定試験全日本情報学習振興協会 | 協会の「SMART教科書」(動画約7時間40分、定価11,000円・税込、試験と同時申込で1,980円・視聴は申込日から3年間)があります。紙の公式テキストは、確認した公式ページに記載がありません。国の「AI事業者ガイドライン(第1.1版)」などを学習資料として案内しています。 | 試験対策の「SMART答練」のページがあります。書籍の公式問題集は、確認した公式ページに記載がありません。 | 過去問の公開は、確認した公式ページに記載がありません。1級と2級のサンプル問題が正解と解説つきで公開されています。 | 全日本情報学習振興協会 生成AIアドバイザー |
「記載がありません」「確認できません」は、確認した公式ページに載っていないという意味で、教材や公開がないと断定するものではありません。 書籍の価格や版は改訂で変わるため、購入の前に各公式ページの最新の案内を確認してください。
公開状況から決める教材の選び方
- 本番と同じ形の問題を公式で読みたい場合: G検定は出題回つきの過去問題、統計検定2級は公式問題集で確かめられます。
- 公式の問題が少ない場合: 生成AIパスポート、DS検定、生成AIアドバイザー認定試験は、サンプル問題や模擬問題で難易度を見て、出題範囲の資料で抜けを確かめます。
- 出題範囲が教材で決まっている場合: Python3エンジニア認定基礎試験は、主教材の章ごとに出題数の目安が公開されています。
申込から受験までの手順は6資格の申込手順・申込締切の比較表で、問い合わせ先は6資格の公式の問い合わせ窓口の一覧で確かめられます。表に使った公式ページは6資格の出典一覧にまとめています。
公式の教材を使う順番の目安
学習の最初は、出題範囲を示す公式の資料で、試験で問われる分野を把握します。範囲がわかると、公式の例題やサンプル問題を解いたときに、どの分野が弱いかを判断しやすくなります。
次に、公式の問題を1回解いて、難易度と出題の形式に慣れます。公式の問題は数が限られる資格が多いため、本番直前に取っておくと、仕上がりの確認に使えます。 数が足りない部分は、このサイトの問題ドリルなど、出典を確かめたうえでの演習で補います。
書籍の公式テキストは、改訂で内容や出題範囲の対応が変わることがあります。購入の前に、公式ページで版や対象の試験回を確かめてください。 この表の内容は確認日の時点のもので、公開状況は変わる場合があります。
次に見る比較
- 無料の問題集サイトを選ぶ6つの確認点と収録問題数の実測値
問題数の根拠、解説の有無、出題範囲の版など、選ぶ前に確かめる点を並べます。
- 6資格のシラバス現行版と切替時期の比較
教材を買う前に、受験回に合う出題範囲の版と切替時期を確かめます。
- 6資格の受験費用の補助・教育訓練給付・団体申込割引の比較表
給付金の対象範囲と、団体申込や割引の公式の記載を資格ごとに並べます。
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)