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教材購入前の確認

AI・データ資格6種のシラバス現行版と切替時期の比較

教材は、買う日ではなく受験する試験回に適用される出題範囲で選びます。2026年10月13日に6資格の公式ページを照合したところ、確認方法は資格ごとに異なりました。生成AIパスポートは版の切替時期、G検定は適用中の改訂シラバス、統計検定2級は版番号を確認します。

最も注意が必要なのは生成AIパスポートです。2026年10月試験までは旧シラバス、2027年2月試験からは2027年試験シラバスを使います。 DS検定は2026年6月から価値創造を含む範囲へ変わり、生成AIアドバイザー認定試験は2026年8月から1級と2級の出題範囲が共通になりました。

出題範囲を照合した公式ページ

版、適用回、主教材の切替は各試験団体の公式ページと改訂発表で確認しました。学習順と教材の使い分けは、その事実を基にした編集部の整理です。

公式一次資料と照合した内容
現行版の名称、適用開始、主教材の版、1級・2級の範囲統一、価値創造の追加。
編集部が学習用に整理した内容
受験日から教材を選ぶ順番、古い教材を残すか買い替えるかの判断手順。

一次資料

6資格の現行シラバス・出題範囲と切替時期

表のCBT方式はテストセンターのパソコンで受ける方式です。

6資格の現行の出題範囲、適用開始、教材選びの確認点
資格基準にする現行範囲公表・適用の時期教材を選ぶ基準確認日
生成AIパスポート生成AI活用普及協会(GUGA)2026年10月試験までは旧シラバス、2027年2月試験からは2027年試験シラバス2027年試験シラバスは2026年10月1日に公表され、2027年2月試験から適用2026年10月試験を受ける人と、2027年2月以降に受ける人で使う版を分ける公式 →
G検定日本ディープラーニング協会(JDLA)G検定2024 #6以降に適用される改訂シラバス2024年5月14日に改訂を発表し、2024年11月8日・9日のG検定2024 #6から適用公式テキストは改訂に合わせて刊行された第3版を基準にする公式 →
統計検定2級統計質保証推進協会統計検定2級出題範囲表の202409版公式の2級ページに、現行の出題範囲表として202409版を掲載教材の表紙や説明で、統計検定2級のCBT方式と現行範囲への対応を確認する公式 →
DS検定データサイエンティスト協会2025年改訂のスキルチェックリストver.6の見習いレベル(★1相当)と、数理・データサイエンス・AIのモデルカリキュラム(リテラシーレベル)第13回(2026年6月実施)から範囲を変更し、価値創造スキルを新たに追加ver.6対応と、第13回以降の価値創造を含む教材かを確認する公式 →
Python3エンジニア認定基礎試験Pythonエンジニア育成推進協会主教材『Pythonチュートリアル』第4版の第1章から第14章と一般的な知識2021年9月1日から主教材を第4版へ切り替え第3版ではなく、第4版対応と明記された教材を選ぶ公式 →
生成AIアドバイザー認定試験全日本情報学習振興協会第1課題から第8課題とAI事業者ガイドラインなどを、1級・2級で共通化した出題範囲第3回(2026年8月30日実施)から2級の範囲を変更し、1級と統一第2回までの2級専用範囲ではなく、第3回以降の共通範囲を扱う教材かを確認する公式 →

受験時期・手元の教材別の選び方

01

受験日が決まっている人

申込済みの試験回を先に確認し、その回に適用される出題範囲へ教材の版を合わせます。生成AIパスポートのように旧版と新版の切替前後では、購入日ではなく受験月が基準です。

02

受験日をまだ決めていない人

学習を終える予定月を決めてから、その時点で使われる出題範囲を選びます。切替日をまたぐ場合は、先に共通分野を学び、追加・再編された分野を公式の改訂案内で補います。

03

手元に古い教材がある人

すぐに買い直すと決めず、公式の現行範囲と目次を照らします。章の追加、級間の範囲統一、主教材の版変更がある場合は、足りない範囲を新版や公式資料で補います。

資格別の教材の版の判断基準

生成AIパスポートの受験月別シラバス(2026年10月/2027年2月以降)

GUGAの試験概要には、2027年2月試験以降のシラバスと、2026年10月試験までの旧シラバスが分けて掲載されています。2026年10月試験の受験者が2027年版だけを使うと、受験回と教材の対象範囲がずれます。

2027年2月以降に受ける人は、AIエージェントの章立て再編、リスク予防・AI倫理・ガバナンスの拡充、業務別・業種別の活用と出力評価を含む改訂版を基準にします。 受験月が決まっていない場合は、学習完了を2027年2月より前に置くか後に置くかを先に決めます。

G検定2024 #6以降の改訂範囲と公式テキスト第3版

JDLAは2024年5月14日にシラバス改訂を発表し、2024年11月8日・9日のG検定2024 #6から適用しました。 改訂では人工知能とディープラーニングの体系を見直し、基盤モデル・言語モデルなどの生成AI技術を加え、法律・倫理の項目を整理しています。

公式テキスト第3版はこの改訂に合わせて刊行されています。中古や譲渡の教材を使う場合は、表紙の版だけでなく、目次がG2024 #6以降の大項目に対応しているかを確認します。

統計検定2級の出題範囲表202409版とCBT方式対応

統計検定2級の公式ページは、現行の出題範囲表を202409版と示しています。 データの記述、確率、確率分布、推定、仮説検定、回帰などを含み、3級・4級の内容も前提になります。

教材を選ぶときは、単に「統計検定2級対応」と書かれているかではなく、CBT方式と現行範囲への対応を説明しているかを確認します。 公式問題集は、CBT対応版と、過去のPBT(紙で実施する試験)の問題を収録した版で役割が違うため、形式確認と過去問演習を分けます。

DS検定のスキルチェックリストver.6と価値創造

DS検定は、2025年改訂のスキルチェックリストver.6の見習いレベル(★1相当)と、数理・データサイエンス・AIのモデルカリキュラム(リテラシーレベル)を合わせた範囲です。 第13回の2026年6月試験から範囲を変更し、従来のビジネス力の多くを基盤スキルへ移し、価値創造スキルを新たに加えました。

第12回以前向けの教材だけを使う場合は、価値創造とver.6で再整理された基盤スキルが足りるかを別に確認します。公式の試験範囲ページで4領域を見てから、教材の目次と照らすと抜けを見つけやすくなります。

Python3基礎の『Pythonチュートリアル』第4版対応

Python3エンジニア認定基礎試験は、主教材の『Pythonチュートリアル』第4版の掲載内容を出題範囲とし、一般的な知識からも出題します。 協会の公式ページは、2021年9月1日から第4版に対応したと明記しています。

第4版対応かを確認した後は、章別の出題数を見ます。第4章は9問、第5章は7問、第3章は6問と公式の比率が示されているため、全章を同じ時間で読む必要はありません。 ただし、この配分は教材の選択後に学習順を決めるための情報で、古い版を使う理由にはしません。

生成AIアドバイザーの第3回以降の1級・2級共通範囲

全日本情報学習振興協会は、第3回の2026年8月30日実施分から2級の出題範囲を変更し、1級と統一しました。 現行範囲はAIの基礎、生成AI、プロンプト、活用事例、リスク・倫理・著作権・情報管理、企業導入、最新動向、AI事業者ガイドラインなどを1級・2級で共有します。

共有されるのは出題範囲で、求められる深さは同じではありません。1級は100問・120分、2級は50問・60分です。第2回以前の2級向け教材を使う場合は、第3回以降に共通化された第1課題から第8課題までを含むか確認します。

教材を買う前の4つの確認手順

  1. 1

    受験する回・月を決める

    切替日がある資格では、購入日ではなく受験回が版選びの基準になります。

  2. 2

    公式の出題範囲ページを開く

    表の公式リンクから、版番号、適用回、主教材の版を確認します。

  3. 3

    教材の版と目次を照らす

    追加された章、再編された分野、級間で共通化された課題が入っているかを見ます。

  4. 4

    不足分の補い方を決める

    古い教材の共通部分を残すか、対応版へ替えるか、公式資料で差分だけ補うかを決めます。

資格決定後の教材選び

このページでは版の選び方に絞っています。公式テキスト、公式問題集、例題の公開状況は、6資格の教材比較で確認できます。 資格が決まっている場合は、各資格の教材ページで公式教材と問題演習の役割を分けてください。

版選びで避ける3つの誤り

× 本の発売日だけで新旧を決める

→ 試験団体が示す適用回・版表記を基準にします。発売日が新しくても、受験する回のシラバスと一致するとは限りません。

× 資格名が同じなら出題範囲も変わらないと考える

→ 生成AIパスポート、G検定、DS検定、生成AIアドバイザー認定試験では、公式に改訂や適用回が示されています。資格名ではなく版と適用時期を確認します。

× 比較記事の確認日だけを見て申込む

→ このページの確認日は一次資料を照合した日です。申込前と教材購入前には、各行の公式ページをもう一度開きます。

よくある質問

Q. 生成AIパスポートは2026年版と2027年版のどちらで勉強する?

A.2026年10月試験までは旧シラバス、2027年2月試験からは2027年試験シラバスが基準です。教材を買った日ではなく、受験する月で選びます。

Q. G検定の公式テキストは何版を基準にする?

A.G検定2024 #6から改訂シラバスが適用され、改訂に合わせて公式テキスト第3版が刊行されています。現在の試験範囲を学ぶ場合は第3版を基準にします。

Q. 統計検定2級の出題範囲はどこで確認する?

A.統計検定2級の公式ページに、現行の出題範囲表として202409版が掲載されています。教材側の説明と公式の範囲表を照らして確認します。

Q. 古い教材は使えない?

A.共通する章は復習に使えます。ただし、公式に追加・再編された分野や、級間で統一された範囲は古い教材だけでは不足するため、公式資料か対応版で補います。

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執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)