DS検定 用語解説
標本平均とは
母集団から抽出した標本のデータから求めた平均の値。母平均を推定するために使う統計量。
この記事の目次
まず押さえる結論
標本平均は、DS検定の「第4章 統計・推定・検定」で確認しておきたい用語です。定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
情報源と編集区分
公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-07-12。
試験概要(公式)試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
×母平均・母分散と標本平均・標本分散(不偏分散)の取り違え。母集団の値と標本から計算した値は別物。
×p値を『帰無仮説が正しい確率』と誤解する。p値は帰無仮説のもとで観測結果以上に極端な結果が得られる確率。
×相関関係と因果関係の混同。ピアソンの相関係数が大きくても因果関係を示すとは限らない。
関連する確認問題
第4章 統計・推定・検定 / 推定・検定
正規母集団から100件を無作為抽出したところ標本平均は100だった。母標準偏差は20と既知である。標準正規分布の97.5パーセント点を1.96として、母平均の95%信頼区間を求めるとどれか。
正解は「96.08以上103.92以下」である。母標準偏差が既知の正規母集団について、母平均の95%信頼区間は標本平均±1.96×母標準偏差/√標本サイズで求める。標準誤差は20/√100=2、誤差幅は1.96×2=3.92なので、下限は100-3.92=96.08、上限は100+3.92=103.92となる。98.00以上102.00以下は標準誤差2だけを足し引きして1.96を掛けていない。60.80以上139.20以下は母標準偏差を√100で割らずに1.96を掛け、99.61以上100.39以下は20を√100ではなく100で割った誤算である。標本平均、標準誤差、信頼係数に対応する臨界値の順に分けて計算すると、誤差幅の取り違えを防げる。
同じ章で確認したい用語
他資格でも出題される用語
到達チェック
- 標本平均を一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、標本平均に関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)