Python3エンジニア認定基礎試験 用語解説
finally節とは
try 文に付けられる後片づけのための節。try 節が例外を発生させるか否かに関わらず必ず実行される。try・except・else 節のいずれで例外が発生した場合、finally 節の実行後に例外が再送出される。
この記事の目次
まず押さえる結論
finally節は、Python3エンジニア認定基礎試験の「第8章 エラーと例外」で確認しておきたい用語です。定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
情報源と編集区分
公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-09-11。
試験概要(公式)試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
×finally と except と else の役割の混同。finally は例外の有無にかかわらず必ず実行され、except は一致する例外が起きたとき、else は例外が起きなかったときに実行される。
×else 節を置く位置。すべての except 節よりも後ろに置く必要がある。
×複数の except 節があるとき、最初に一致した節だけが実行されること。
関連する確認問題
第8章 エラーと例外 / 例外処理の構造
try 文の finally 節の性質として正しいものはどれか。
正解は「例外が発生したかどうかにかかわらず、必ず実行される」である。finally 節は後片づけのための節で、try の中で例外が起きた場合も起きなかった場合も実行される。例外が発生したときだけ実行されるのは except 節で、finally とは役割が違う。例外が発生しなかったときだけ実行されるのは else 節である。except 節の有無によって finally の実行が変わることもない。
第8章 エラーと例外 / 例外処理の構造
try 文に except 節が複数あるとき、実行される節の数はどれか。
正解は「最初に一致した節だけが実行される」である。公式チュートリアルは複数の except 節がある場合について、最初に一致した節だけが実行されると述べている。そのため節を並べる順序が意味を持ち、広い範囲を受ける節を先に置くと後ろの節に到達しなくなる。一致したすべての節が実行されるわけではなく、最後に一致した節が選ばれるわけでもない。一致の有無にかかわらず実行されるのは finally 節である。
第8章 エラーと例外 / 例外処理の構造
try 文の else 節を置く位置として正しいものはどれか。
正解は「すべての except 節よりも後ろ」である。公式チュートリアルは try 文の else 節について、すべての except 節よりも後ろに置く必要があると述べている。else 節は try 節で例外が送出されなかったときに実行される部分で、except 節より前に置くことはできない。finally 節より後ろでもなく、try 文の外側に書くものでもない。
到達チェック
- finally節を一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、finally節に関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)