Python3エンジニア認定基礎試験 用語解説
タプルとは
作ったあとに要素を変更できないシーケンス型。インデックス指定とスライスはリストと同じように使える。
この記事の目次
まず押さえる結論
タプルは、Python3エンジニア認定基礎試験の「第5章 データ構造」で確認しておきたい用語です。定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
情報源と編集区分
公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-09-11。
試験概要(公式)試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
×append と extend の違い。append は渡した値を1個の要素として足し、extend は要素を1つずつ足す。
×リストとタプルの可変・不変。リストは後から変えられ、タプルは変えられない。スライスはどちらでも使える。
×辞書のキー取得で角かっこと get の違い。キーが無いとき角かっこは例外になり、get は既定値を返す。
関連する確認問題
第5章 データ構造 / タプルとシーケンス
リストとタプルの違いとして正しいものはどれか。
正解は「リストは要素を後から変更できるが、タプルは変更できない」である。リストは可変で、append や要素への代入で中身を変えられる。タプルは作ったあとに要素を入れ替えたり足したりできない。どちらもシーケンス型なのでインデックス指定とスライスはどちらでも使えるため、スライスがタプルだけの機能という説明は誤りである。入れ子にできるのもリストだけではなく、タプルの中にリストやタプルを入れることもできる。
第5章 データ構造 / 集合型
重複を取り除いた要素の集まりを扱いたい。用いる型はどれか。
正解は「集合型」である。集合型は重複のない要素の集まりを扱う型で、set() で作れる。タプルは順序を保つシーケンス型で、同じ値を複数持てるため重複は取り除かれない。辞書は重複しないキーを持つが、選択肢が指しているのはキー以外の値であり、値は重複しうる。文字列は文字の並びで、同じ文字を複数含められる。
第5章 データ構造 / スタックとキュー
先に入れたものから取り出すキューとして使うとき、リストより適しているものはどれか。
正解は「collections.deque」である。公式チュートリアルはリストをキューとして使う場面で collections.deque を挙げており、先頭から取り出す popleft が用意されている。タプルは作ったあとに要素を変えられないため、入れたり取り出したりできない。集合型は重複のない要素の集まりで、入れた順序を保たないためキューには向かない。文字列は文字の並びで、要素を出し入れする用途ではない。
同じ章で確認したい用語
到達チェック
- タプルを一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、タプルに関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)