資格の選び方
6資格の出題分野の重なり一覧(公式の出題範囲で確認・確認日つき)
6資格の出題範囲を分野ごとに並べると、2つ以上の資格に載っている分野が13あります。 重なりが最も多いのは、生成AIパスポートと生成AIアドバイザー認定試験の組み合わせで、9分野です。 G検定とDS検定が、8分野で続きます。 一方、統計検定2級とPython3エンジニア認定基礎試験には、公式の出題範囲で重なる分野がありません。
2つの資格を続けて受けるときは、重なる分野を先に1回まとめて学ぶと、同じ内容を二度読まずに済みます。 ここでは、各資格の公式の出題範囲に載っている分野だけを「重なる」と書いています。 範囲の項目名が似ていても、問われる深さまでは同じとは限りません。深さの違いは、各資格の公式の例題や過去問で確かめてください。
分野ごとに、載っている資格と該当箇所を確認する
| 分野 | 載っている資格と該当箇所 |
|---|---|
| AIの定義・歴史・種類3資格 | AIとは何かを扱う導入の分野です。3資格に載っています。
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| 機械学習(教師あり学習・モデルの評価)4資格 | G検定は機械学習の種類・手法・評価まで、DS検定はモデル化と評価の章で扱います。4資格すべてに載っています。
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| ディープラーニング(ニューラルネットワーク・CNN・RNN)4資格 | G検定は大項目4から6の3つにわたって載っています。4資格に載っています。
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| 生成AI・大規模言語モデル(LLM)4資格 | 生成AIパスポートと生成AIアドバイザー認定試験は、範囲の中心の1つがこの分野です(生成AIパスポートは5章中3章)。4資格に載っています。
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| プロンプトの作り方2資格 | プロンプトを独立した章や課題として扱うのは、この2資格です。
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| AIエージェント2資格 | AIエージェントが載っているのはこの2資格です。RAGが載っているのは生成AIパスポートだけです。G検定にも「エージェント」の語がありますが、従来の知的エージェントの意味で、AIエージェントとは別です。
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| 個人情報保護と著作権4資格 | 個人情報保護法はDS検定にも載っています。著作権は4資格のうちDS検定を除く3資格です。
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| AI倫理・ガバナンス・公平性4資格 | DS検定では行動規範とガバナンス設計の2か所に載っています。4資格に載っています。
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| 情報セキュリティ3資格 | AIの利用に伴うセキュリティを扱う資格と、ITセキュリティとして扱う資格があります。
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| 確率・統計3資格 | 統計検定2級は範囲の全体が統計です。G検定とDS検定には、確率・統計が一部として載っています。 |
| プログラミング2資格 | Python3エンジニア認定基礎試験はPython言語の文法が範囲の中心です。DS検定の第7章は、SQLや二重ループなどプログラミングの基礎を扱います。重なるのは、ループなどの考え方に限られます。G検定の大項目7(AIプロジェクトの進め方)にはPythonの語がありますが、言語の文法を問う範囲ではありません。
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| 線形代数・微分2資格 | G検定とDS検定の2資格に載っています。 |
| 回帰分析3資格 | 統計の分析手法としての回帰は、統計検定2級とDS検定に載っています。G検定では機械学習の手法として載っています。 |
2資格の組み合わせ別に、重なる分野の数を確認する
| 組み合わせ | 分野数 | 重なる分野 |
|---|---|---|
| 生成AIパスポート と 生成AIアドバイザー認定試験 | 9 | AIの定義・歴史・種類、機械学習(教師あり学習・モデルの評価)、ディープラーニング(ニューラルネットワーク・CNN・RNN)、生成AI・大規模言語モデル(LLM)、プロンプトの作り方、AIエージェント、個人情報保護と著作権、AI倫理・ガバナンス・公平性、情報セキュリティ |
| G検定 と DS検定 | 8 | 機械学習(教師あり学習・モデルの評価)、ディープラーニング(ニューラルネットワーク・CNN・RNN)、生成AI・大規模言語モデル(LLM)、個人情報保護と著作権、AI倫理・ガバナンス・公平性、確率・統計、線形代数・微分、回帰分析 |
| 生成AIパスポート と G検定 | 6 | AIの定義・歴史・種類、機械学習(教師あり学習・モデルの評価)、ディープラーニング(ニューラルネットワーク・CNN・RNN)、生成AI・大規模言語モデル(LLM)、個人情報保護と著作権、AI倫理・ガバナンス・公平性 |
| 生成AIパスポート と DS検定 | 6 | 機械学習(教師あり学習・モデルの評価)、ディープラーニング(ニューラルネットワーク・CNN・RNN)、生成AI・大規模言語モデル(LLM)、個人情報保護と著作権、AI倫理・ガバナンス・公平性、情報セキュリティ |
| G検定 と 生成AIアドバイザー認定試験 | 6 | AIの定義・歴史・種類、機械学習(教師あり学習・モデルの評価)、ディープラーニング(ニューラルネットワーク・CNN・RNN)、生成AI・大規模言語モデル(LLM)、個人情報保護と著作権、AI倫理・ガバナンス・公平性 |
| DS検定 と 生成AIアドバイザー認定試験 | 6 | 機械学習(教師あり学習・モデルの評価)、ディープラーニング(ニューラルネットワーク・CNN・RNN)、生成AI・大規模言語モデル(LLM)、個人情報保護と著作権、AI倫理・ガバナンス・公平性、情報セキュリティ |
| G検定 と 統計検定2級 | 2 | 確率・統計、回帰分析 |
| 統計検定2級 と DS検定 | 2 | 確率・統計、回帰分析 |
| DS検定 と Python3エンジニア認定基礎試験 | 1 | プログラミング |
| 生成AIパスポート と 統計検定2級 | 0 | 公式の出題範囲で重なる分野は確認できませんでした |
| 生成AIパスポート と Python3エンジニア認定基礎試験 | 0 | 公式の出題範囲で重なる分野は確認できませんでした |
| G検定 と Python3エンジニア認定基礎試験 | 0 | 公式の出題範囲で重なる分野は確認できませんでした |
| 統計検定2級 と Python3エンジニア認定基礎試験 | 0 | 公式の出題範囲で重なる分野は確認できませんでした |
| 統計検定2級 と 生成AIアドバイザー認定試験 | 0 | 公式の出題範囲で重なる分野は確認できませんでした |
| Python3エンジニア認定基礎試験 と 生成AIアドバイザー認定試験 | 0 | 公式の出題範囲で重なる分野は確認できませんでした |
分野数は、上の表で2資格が同じ行に載っている数です。分野の切り方は編集部が決めたもので、公式が定めた区分ではありません。
ほかの資格に同名の章がない分野
- Python3エンジニア認定基礎試験:第6章 モジュール、第8章 エラーと例外、第9章 クラス、第12章 仮想環境とパッケージなど、Python言語の文法と標準ライブラリの章
- DS検定:第6章 データエンジニアリング基礎(環境構築・データ収集、データ構造・蓄積、データ加工・共有)
- G検定:大項目7 AIの社会実装に向けて(AIプロジェクトの進め方、データの整備と運用)
重なりを使って学ぶ順番を決める
生成AIパスポートと生成AIアドバイザー認定試験は、生成AI・プロンプト・AIエージェント・倫理・著作権のどれも両方に載っています。 先に受ける方で基礎を固めれば、後の資格では範囲の差分だけを足せます。 アドバイザー認定試験の第6課題(AIと人間の役割分担)や第7課題(企業の導入)のように、片方にしか章立てがない部分は、公式の範囲表で別に確認します。
G検定とDS検定は、機械学習・ディープラーニング・法律・倫理に加えて、確率・統計と線形代数・微分でも重なります。 数学の部分を先に学ぶと、2資格の両方で使えます。 統計検定2級は、DS検定の第4章と、G検定の確率・統計の部分に重なります。 受験の順序は、6資格の総費用の比較表と合わせて、受験料の合計から決めることもできます。
Python3エンジニア認定基礎試験は、Python言語の文法が中心のため、AI系の資格とは範囲がほとんど重なりません。 DS検定の第7章(プログラミング基礎)とは、ループなど考え方の一部が共通するだけです。 Pythonの文法は、専用の対策で別に学ぶ前提で計画します。 各資格の章ごとの範囲は、DS検定の出題範囲と統計検定2級の出題範囲で確認できます。社内で役割ごとに資格を割り当てる場合は、DX推進で資格を使い分ける方法が参考になります。 資格の用語を横断して確かめるには、複数の資格に共通する用語の一覧が使えます。
各資格の出題範囲の出典と確認日
- 生成AIパスポート(GUGA):シラバス(2026年2月試験から適用の版)の第1章から第5章。確認日 。出典:GUGA 試験概要(シラバスの案内。範囲は2026年2月試験適用版)
- G検定(JDLA):シラバス(2024年11月以降の改訂版)の大項目1から10。確認日 。出典:JDLA G検定の試験範囲(シラバス)
- 統計検定2級(統計質保証推進協会):公式の出題範囲表(202409版)の第1章から第6章。確認日 。出典:統計検定2級の試験概要
- DS検定(データサイエンティスト協会):スキルチェックリストver.6の見習いレベル(★1相当)。確認日 。出典:DS検定とは
- Python3エンジニア認定基礎試験(Pythonエンジニア育成推進協会):公式の章別出題範囲表の第1章から第14章。確認日 。出典:Python3エンジニア認定基礎試験の概要
- 生成AIアドバイザー認定試験(全日本情報学習振興協会):出題範囲の第1課題から第8課題(1級・2級共通)。確認日 。出典:生成AIアドバイザー認定試験の出題範囲
出題範囲は改訂されることがあります。生成AIパスポートは、2027年2月試験から適用される新しい版が公開されており、上の表は2026年2月試験から適用の版に基づきます。 受験する回の版は、主催団体の公式ページで確認してください。
次に見る比較
- 無料の問題集サイトを選ぶ6つの確認点と収録問題数の実測値
問題数の根拠、解説の有無、出題範囲の版など、選ぶ前に確かめる点を並べます。
- 6資格のシラバス現行版と切替時期の比較
教材を買う前に、受験回に合う出題範囲の版と切替時期を確かめます。
- 6資格の公式テキスト・公式問題集・過去問公開の比較表
公式教材の有無と、過去問や例題の公開状況を資格ごとに並べます。
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)