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統計検定2級 第1章 データの記述と要約 予想問題(3/3)

第79問〜第84問を掲載しています。答えを開き、誤答選択肢との違いまで確認してください。 この章の第1問から読む場合は第1章 データの記述と要約のページへ戻ります。

情報源と編集区分

公式範囲を確認し、問題文・選択肢・解説は当サイトが作成。本試験問題の複写ではありません。 一次情報確認日: 2026-10-09。

試験概要(公式)
第79問 ・ カテゴリカルデータ

好きな飲み物を調査して、カテゴリごとの回答者数だけをまとめた表を作った。この表の名称として最も適切なものはどれか。

  • ア度数表
  • イ散布図
  • ウ標準正規分布表
  • エ回帰係数表
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ア度数表正解
解説

正解は「度数表」である。度数表は、質的変数について、お茶・コーヒー・ジュースのようなカテゴリごとに該当する回答者数(度数)を数えてまとめた表である。変数が一つだけで、カテゴリごとの件数を並べる点が特徴である。散布図は二つの量的変数の関係を点で見る図、標準正規分布表は確率を調べる数表、回帰係数表は回帰分析の結果をまとめる表であり、カテゴリごとの件数を数えたものではない。度数表の件数を全カテゴリで合計すると、回答者数と一致するかを確かめる点検にも使える。この確認は集計の誤りを見つける手がかりにもなる。

https://www.toukei-kentei.jp/hubfs/files/grade_range/grade2_hani_20181214.pdf (2026-10-13公式出題範囲表・NIST Dataplot CROSS TABULATE文書照合)

第80問 ・ カテゴリカルデータ

性別(2区分)と購入の有無(2区分)の2つの質的変数について、組合せごとの人数を整理した表を何と呼ぶか。

  • ア度数分布の折れ線
  • イ標本分散の一覧
  • ウ正規確率プロット
  • エ2元クロス表
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エ2元クロス表正解
解説

正解は「2元クロス表」である。2元クロス表は、二つの質的変数のカテゴリを行と列に並べ、その組合せごとの度数を記入した表で、質的変数の関連を探るときに使う。この例では、性別と購入の有無の組合せごとに人数が入る。折れ線や標本分散の一覧、正規確率プロットは、いずれも二つのカテゴリ変数の組合せごとの件数を整理するものではない。行と列に何の変数を置いているかを見ると判断しやすい。この表の度数を行や列ごとに見ていくと、二つの質的変数に関連があるかを調べる出発点になる。表を読む前に、行と列がそれぞれ何の変数かを確かめておく。

https://www.toukei-kentei.jp/hubfs/files/grade_range/grade2_hani_20181214.pdf (2026-10-13公式出題範囲表・NIST Dataplot CROSS TABULATE文書照合)

第81問 ・ カテゴリカルデータ

回答者80人を性別(男・女)と購入の有無(あり・なし)で分類し、2元クロス表のセルの度数を合計したところ85になった。表の作り方として最も疑われるものはどれか。

  • ア回答者数より合計が大きくなるのは、度数表では普通なので問題はない
  • イ同じ回答者が複数のセルに数えられており、カテゴリが互いに排反になっていない
  • ウ性別と購入の有無が独立ではないために、合計が増えた
  • エ標本の大きさが小さいため、合計に標本誤差が加わった
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イ同じ回答者が複数のセルに数えられており、カテゴリが互いに排反になっていない正解
解説

正解は「同じ回答者が複数のセルに数えられており、カテゴリが互いに排反になっていない」である。2元クロス表では、各回答者が表のちょうど1つの行と1つの列に入るようにカテゴリを互いに排反に作り、件数を数える。そのため、全セルの度数の合計は回答者数80人と一致するはずである。85になったのは、同じ人が二つ以上のセルに数えられたなど、分類の作り方か集計に誤りがあることを示す。変数の独立性や標本誤差は、度数の合計を変えるものではない。集計の誤りを疑うときは、まず全セルの合計を回答者数と照らし合わせるとよい。

https://www.toukei-kentei.jp/hubfs/files/grade_range/grade2_hani_20181214.pdf (2026-10-13公式出題範囲表・NIST Dataplot CROSS TABULATE文書照合)

第82問 ・ カテゴリカルデータ

年代別の購入状況を調べた。20代は40人のうち10人、30代は120人のうち36人が購入していた。年代の人数の違いに引きずられずに比べたとき、最も適切な読み取りはどれか。

  • ア20代は25%、30代は30%で、30代の方が購入の割合が高い
  • イ20代は購入の度数が少ないので、購入の割合も30代より低いと決まる
  • ウ20代は30%、30代は25%で、20代の方が購入の割合が高い
  • エ人数が違う年代の購入の割合は、比べること自体ができない
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ア20代は25%、30代は30%で、30代の方が購入の割合が高い正解
解説

正解は「20代は25%、30代は30%で、30代の方が購入の割合が高い」である。クロス集計表では度数だけでなく、行の合計に対する割合を見ると、人数の違いに左右されずに比べられる。20代は10÷40で25%、30代は36÷120で30%となり、30代の方が高い。度数が少ないから割合も低いとは限らず、人数が違っても行の合計を分母にした割合なら同じ基準で比べられる。20代と30代の数字を入れ替えた選択肢は、計算が逆である。度数だけを見て判断せず、何を分母にした割合かを確かめる習慣が、クロス集計表の読み間違いを防ぐ。

https://www.toukei-kentei.jp/hubfs/files/grade_range/grade2_hani_20181214.pdf (2026-10-13公式出題範囲表・NIST Dataplot CROSS TABULATE文書照合)

第83問 ・ カテゴリカルデータ

2つの質的変数のクロス集計表で、独立性のカイ二乗検定を行う。あるセルの行合計が60、列合計が50、総度数が200のとき、そのセルの期待度数はいくつか。

  • ア10
  • イ30
  • ウ15
  • エ25
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ウ15正解
解説

正解は「15」である。行分類と列分類が独立という帰無仮説のもとでは、各セルの期待度数を行合計×列合計÷総度数で求める。この問題では60×50÷200で3000÷200となり、15が得られる。期待度数は観測度数と比べるための基準値で、カイ二乗統計量では各セルの観測度数と期待度数の差の2乗を期待度数で割って合計する。行合計と列合計の積を総度数で割る手順を押さえておくと、同じ形の計算に対応できる。期待度数は小数になることもあるが、手順は同じなので、計算結果をそのまま比較に使えばよい。他のセルも同じ手順で求める。

https://www.toukei-kentei.jp/hubfs/files/grade_range/grade2_hani_20181214.pdf (2026-10-13公式出題範囲表・NIST Dataplot CROSS TABULATE文書照合)

第84問 ・ カテゴリカルデータ

3行4列のクロス集計表について、独立性のカイ二乗検定を行う。このとき用いるカイ二乗分布の自由度はいくつか。

  • ア12
  • イ7
  • ウ5
  • エ6
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エ6正解
解説

正解は「6」である。r行c列のクロス集計表について独立性のカイ二乗検定を行うとき、カイ二乗分布の自由度は(r-1)(c-1)で求める。3行4列なので(3-1)×(4-1)となり、2×3で6が得られる。行の数と列の数をそのまま掛けた12や、足した7、行数から1を引いて足した5といった値は、この公式による計算結果ではない。行と列の数からそれぞれ1を引いてから掛けると覚えておくと、表の大きさが変わっても同じ手順で自由度を求められる。自由度は検定に使うカイ二乗分布を決める値なので、表の行数と列数から正しく求めることが検定の第一歩になる。

https://www.toukei-kentei.jp/hubfs/files/grade_range/grade2_hani_20181214.pdf (2026-10-13公式出題範囲表・NIST Dataplot CROSS TABULATE文書照合)

執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)

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