AI資格ドリル
資格を選ぶ↓

資格比較

Python3エンジニア認定基礎試験と生成AIアドバイザー認定試験の違い

出題範囲・試験時間・受験料で比較

Python3エンジニア認定基礎試験と生成AIアドバイザー認定試験は、どちらもAIを仕事に取り入れたい人が候補に挙げますが、問われる力が違います。Python3エンジニア認定基礎試験は、公式の主教材『Pythonチュートリアル』第四版に沿って、Pythonの文法、データ構造、例外、クラス、標準ライブラリなどを問います。生成AIアドバイザー認定試験は、生成AIの基礎、プロンプト設計、活用ケース、リスク、社内導入までを問います。

二つで迷ったら、コードを自分で書いてデータやAIを扱う土台を作りたいならPython3エンジニア認定基礎試験、コードを書かずに生成AIを日々の業務で安全に使いこなす力を示したいなら生成AIアドバイザー認定試験と考えると選びやすくなります。受験料は、Python3エンジニア認定基礎試験が一般11,000円、生成AIアドバイザーの2級が8,800円、1級が11,000円です。

このページは、AIを仕事で使う機会が増え、プログラミングを学ぶか、生成AIの使い方を固めるかで迷っている人向けです。両方を受ける場合の費用と、問題を解くペースの違いも、公式の数字で計算します。

この記事の根拠と出典

各セクションの見出しの下に、公式資料で確認した内容か編集部の整理かをラベルで示しています。 試験日・料金・申込条件・試験方式は変わることがあるため、申込前に公式サイトで確認してください。Python3エンジニア認定基礎試験の一次情報確認日: 2026-09-18。生成AIアドバイザー認定試験の一次情報確認日: 2026-10-04。

Python3エンジニア認定基礎試験と生成AIアドバイザー認定試験の特徴

Python3エンジニア認定基礎試験

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施する、Pythonの文法基礎を問う試験。公式の主教材である『Pythonチュートリアル』第四版の内容と一般的な知識から出題される。全国のCBTテストセンターで受ける。

生成AIアドバイザー認定試験

一般財団法人 全日本情報学習振興協会が実施する、生成AIを安全かつ効果的に活用し成果へつなげる実践力を測る試験。8つの課題で、AIの基礎、生成AIの基礎、プロンプトエンジニアリング、活用ケーススタディ、リスクと倫理・著作権、AI導入における企業課題を扱う。1級と2級がある。

Python3エンジニア認定基礎試験と生成AIアドバイザー認定試験を表で比較

比較軸Python3エンジニア認定基礎試験生成AIアドバイザー認定試験
学習の中心Pythonの文法、制御構造、データ構造、モジュール、入出力、エラーと例外、クラス、標準ライブラリ、仮想環境とパッケージ生成AIの基礎、プロンプトエンジニアリング、活用ケース、リスクと情報管理、AIと人間の役割分担、AI導入における企業課題
学習後にできること短いPythonのコードを読んで、実行結果やエラーの原因を説明できる生成AIへの指示の出し方、結果の確認、入力してよい情報の線引きを説明できる
問題数と試験時間40問・60分。すべて選択問題1級は100問・120分、2級は50問・60分
受験方式全国のオデッセイ コミュニケーションズCBTテストセンターで受ける。通年で受験でき、筆記用具・メモ帳は持ち込めない公開会場(マークシート)、CBT(全国のテストセンター)、オンラインIBT(自宅等で360度全周Webカメラを使う)から選ぶ
受験料(税込)一般11,000円、学割5,500円1級は一般11,000円・学割8,800円、2級は一般8,800円・学割7,040円
申込の仕組みと再受験同一科目の2回目の受験に制限はなく、3回目以降は前回の試験日から7日間(168時間)あける回ごとに申し込む。公開会場0円、CBTは会場費1,500円、オンラインIBTはカメラの往復送料3,000円。申込後の取り消しはできない
合格基準正答率70%70%以上の得点。ただし問題の難易度により調整し、70%以下でも合格とする場合がある
資格の有効期限有効期限は設けられておらず、資格維持のための必須更新もない認定カード更新の仕組みがあり、更新するとカードとロゴの使用有効期限が延びる

Python3エンジニア認定基礎試験の学習に使う書籍(Amazon)

試験範囲を通して読むときの1冊です。読んだ章は、このサイトの章別問題で確かめられます。

PR

ほかの資格を含む参考書・問題集の一覧を見る

それぞれが向いている人の違い

01

データ分析やAI開発に向けて、コードを書く土台を作りたい人

Python3エンジニア認定基礎試験を先に選びます。制御構造、データ構造、例外、クラスといった言語の基礎を、公式の主教材に沿って一通り確認できます。

02

コードを書かずに、生成AIへの指示の出し方と情報の扱いを固めたい人

生成AIアドバイザー認定試験を先に選びます。プロンプトエンジニアリングと活用ケーススタディ、リスクと情報管理が課題として独立しており、プログラミングの知識がなくても日々の使い方に近い内容を確認できます。

03

プログラミング経験がなく、まず短い試験から挑戦したい人

生成AIアドバイザー2級は50問・60分で、一般の受験料は8,800円です。Python3エンジニア認定基礎試験は40問・60分ですが、コードの読み方に慣れていないと準備に時間がかかります。公式のサンプル問題を見て、自分の苦手がコードか用語かを確かめてから決めます。

受験目的別の選び方

例 1

事務職として、Excelの集計作業を自動化したい

毎月のデータ集計を繰り返す作業を、Pythonで自動化できないか検討する場面です。

  • 必要なのは、リストと辞書でデータを扱い、繰り返しと条件分岐で処理を書く力です。
  • Python3エンジニア認定基礎試験は、制御構造ツールとデータ構造の章を主教材に持ちます。
  • 生成AIアドバイザー認定試験は、生成AIの使い方とリスクが中心なので、コードを自分で読み書きする力を確かめる用途には向きません。

結論: コードを書いて自動化する力を示すなら、Python3エンジニア認定基礎試験から始めます。

例 2

広報担当として、生成AIで文章の下書きを作り、機密情報の扱いを決めたい

プレスリリースの案や社内向けのお知らせを生成AIで下書きし、公開前の情報を入力してよいかを判断する場面です。

  • 必要なのは、文体や読み手を指定する指示文の作り方、生成結果の事実確認、公開前情報の線引きです。
  • 生成AIアドバイザー認定試験は、第3課題でプロンプトエンジニアリング、第5課題でリスクと限界、倫理・著作権・情報管理を扱います。
  • Python3エンジニア認定基礎試験は、この使い方の手順そのものを問う試験ではありません。

結論: 日々の業務で生成AIを使いこなすことが目的なら、生成AIアドバイザー認定試験を先にします。

例 3

両方を受けたときの費用と、1問あたりの時間を比べる

半年のうちに、Pythonの基礎と生成AIの実務の両方を資格で示したい場面です。

  • 受験料は、Python3エンジニア認定基礎試験の一般11,000円と、生成AIアドバイザー2級の一般8,800円で合計19,800円。1級を選ぶと11,000円と11,000円で合計22,000円です。
  • 学割が使える場合は、Python3エンジニア認定基礎試験の5,500円と、生成AIアドバイザー2級の7,040円で合計12,540円。1級の学割8,800円と組み合わせると14,300円です。
  • 生成AIアドバイザーをオンラインIBTで受けると、カメラの往復送料3,000円が加わります。協会は令和9年(2027年)5月開催分から受験料を改定すると案内しているため、その回以降は申込前に金額を確認します。
  • 試験時間は、Python3エンジニア認定基礎試験が40問・60分で、1問あたり1分30秒です。生成AIアドバイザーは1級も2級も1問あたり1分12秒で、問題を解くペースが違います。

結論: 費用と時間を抑えるなら2級と組み合わせ、実務の深さを示したいなら1級を選びます。

受験する選択肢を決める手順

  1. 1

    コードを書く場面があるかどうかを決める

    コードを書いて処理を自動化する場面か、生成AIを自分の業務で使う場面かを決めます。資格名より、取得後に何をするかを先に置きます。

  2. 2

    公式の出題範囲を見比べる

    Python3エンジニア認定基礎試験の主教材の章立てと、生成AIアドバイザーの8課題を見ます。知らない語が多い側ではなく、仕事で先に使う側を選びます。

  3. 3

    受験方式と費用を確かめる

    Python3エンジニア認定基礎試験はCBT方式、生成AIアドバイザーは公開会場・CBT・オンラインIBTから選びます。生成AIアドバイザーは方式ごとの追加費用(CBT会場費1,500円、オンラインIBTのカメラ送料3,000円)を加えて比べます。

  4. 4

    二つ目は、コードを読む力と生成AIの使い方のどちらが足りないかで決める

    一つ目の学習で、コードを読む力が足りないと分かればPython3エンジニア認定基礎試験を、日々の使い方が固まっていないと分かれば生成AIアドバイザーを追加します。

Python3エンジニア認定基礎試験・生成AIアドバイザー認定試験を選ぶ基準

  • 1Pythonの文法とデータ構造、例外、クラスを基礎から学ぶならPython3エンジニア認定基礎試験を選ぶ
  • 2生成AIの使い方、プロンプト設計、リスク、AI導入の企業課題を学ぶなら生成AIアドバイザー認定試験を選ぶ
  • 3費用と準備時間を抑えたいなら、生成AIアドバイザー2級を候補にする
  • 4実務の深さを示したいなら、生成AIアドバイザー1級を候補にする
  • 5Python3エンジニア認定基礎試験は筆記用具・メモ帳を持ち込めないため、コードは頭の中で追う練習をする
  • 6日程、受験料、試験方式は変更されるため、申込前に各実施団体の公式ページで確認する

資格選びで避けたい判断

生成AIの資格だから、Pythonの文法も含まれると考える

修正: 生成AIアドバイザー認定試験の課題は、生成AIの基礎と実務利用が中心です。Pythonのコードを読み書きする力は、Python3エンジニア認定基礎試験の主教材の章立てで確認します。

Python3エンジニア認定基礎試験に合格すれば、生成AIの業務利用まで確認できたと考える

修正: Python3エンジニア認定基礎試験は言語の文法を問う試験で、プロンプト設計や情報管理は範囲に入りません。業務での使い分けは、生成AIアドバイザーの課題で別に確認します。

筆記用具やメモ帳が使えるつもりで準備する

修正: Python3エンジニア認定基礎試験は、筆記用具・メモ帳を持ち込めません。コードの実行結果は頭の中で追うことになるため、普段から紙に書かずに読む練習をします。

どちらも70%だから、同じ難しさだと考える

修正: Python3エンジニア認定基礎試験は正答率70%です。生成AIアドバイザーは70%以上を基準としつつ、難易度により調整する場合があると案内されています。数字は同じでも、調整の有無が違います。

選択前の到達チェック

  • Python3エンジニア認定基礎試験と生成AIアドバイザーで、問われる力が違うことを説明できる
  • 取得後に使う場面を、コードを書く側か、生成AIを業務で使う側かに決めた
  • 生成AIアドバイザーは1級と2級のどちらにするか、問題数と時間で決めた
  • 受験方式ごとの追加費用を含めた総額を計算した
  • 申込前に、各実施団体の公式ページで日程と受験料を確認する予定を置いた

同じ資格で次に知りたいこと

よくある質問

QPython3エンジニア認定基礎試験と生成AIアドバイザー認定試験は、どちらを先に受ける?

A

コードを書いて処理を自動化する土台を作りたいならPython3エンジニア認定基礎試験、生成AIの業務での使い方とリスクを固めたいなら生成AIアドバイザー認定試験を先にします。

Q生成AIアドバイザー認定試験は1級と2級のどちらから受ける?

A

公式は、1級・2級のどちらからでも受験できると案内しています。1級は100問・120分、2級は50問・60分です。出題範囲は第3回試験から2級も1級と統一され、求められる理解の深さが異なります。

Q二つの試験は自宅で受けられる?

A

Python3エンジニア認定基礎試験は、全国のCBTテストセンターで受けるCBT方式です。生成AIアドバイザー認定試験は、公開会場・CBT・オンラインIBTから選べます。オンラインIBTでは、360度全周Webカメラとパソコンを使います。申込時は各公式ページで最新の実施方法を確認してください。

Q受験料はいくら違う?

A

一般料金は、Python3エンジニア認定基礎試験が11,000円、生成AIアドバイザーが1級11,000円・2級8,800円で、いずれも税込です。学割は、Python3エンジニア認定基礎試験が5,500円、生成AIアドバイザーが1級8,800円・2級7,040円です。

Q資格に有効期限はある?

A

Python3エンジニア認定基礎試験は、有効期限が設けられておらず、資格維持のための必須更新もありません。生成AIアドバイザーには認定カード更新の仕組みがあり、更新するとカードとロゴの使用有効期限が延びます。期間などの条件は、取得前に公式ページで確認します。

次に見る比較

執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)