2027年2月試験より適用
生成AIパスポート 2027年2月試験の新シラバス
生成AIパスポートの公式シラバスは、2027年2月試験から新しい版になります。章の数は5章のままですが、第3章がAIエージェントの章に入れ替わり、第4章はリスク予防・AI倫理・ガバナンスの章になりました。旧シラバスが使われるのは2026年10月試験までです。
このページは、GUGA(生成AI活用普及協会)が公開している公式シラバスの改訂内容の表と詳細キーワードの表を照合して、新旧の章立て、追加・拡充された項目、受ける時期ごとの進め方を整理したものです。試験日・料金・資格更新の条件は変わることがあるため、申込前に公式サイトで確認してください。
公式情報の確認
試験日、料金、申込条件、試験方式など変動する情報は、公式情報を最終確認してください。 当サイトの一次情報確認日: 2026-08-31。
新旧の章立てと改訂内容は、GUGA公式の試験シラバス(2027年2月試験より適用)の「シラバス改訂内容」の表を照合したものです。
このページの一次情報: 公式シラバス(PDF)を確認する → GUGAのお知らせ(2026年10月)を確認する →
適用される回
公式シラバスの表題には「2027年2月試験より適用」とあります。章構成の見直し表では、旧シラバスは「2026年10月試験まで」、新シラバスは「2027年2月以降」と書き分けられています。
つまり、2026年10月試験までに受ける人は旧シラバス、2027年2月試験以降に受ける人は新シラバスが出題範囲です。受験する回の範囲を先に確かめてから、教材を選んでください。
新旧の章立て対照
| 章 | 旧シラバス(2026年10月試験まで) | 新シラバス(2027年2月以降) |
|---|---|---|
| 第1章 | AI(人工知能) | AIの基礎と歴史 |
| 第2章 | 生成AI(ジェネレーティブAI) | 生成AI |
| 第3章 | 現在の生成AI(ジェネレーティブAI)の動向 | AIエージェント |
| 第4章 | 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則 | 生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンス |
| 第5章 | テキスト生成AIのプロンプト制作と実例 | 生成AIの実践と活用事例 |
章の題名が変わっただけでなく、中身も入れ替わっています。公式が示す章別の改訂内容は次のとおりです。
第1章 AIの基礎と歴史
ルールベースと機械学習の違い、代表的な学習手法、ニューラルネットワークの学習の仕組み、ディープラーニングの代表的なモデルと生成系AIとの関係まで内容を拡充。AIの歴史も技術の発展に沿って再構成
第2章 生成AI
生成AIを「技術・学習・生成」の流れで再編。Transformer以降の技術革新、基盤モデル、マルチモーダル化に加え、事前学習・RLHFなどの学習プロセス、次トークン予測、ハルシネーション、生成パラメータ、コンテキストウィンドウなどの生成プロセスを追加。オンプレミス・オープンソースLLMまで対象を広げた
第3章 AIエージェント
従来は一部項目だったAIエージェントを独立した章に再編。RAGとMCPの内容を更新し、エージェントの仕組みや外部連携、コンテキストエンジニアリング、プロンプトインジェクションなどを追加。活用事例からリスク、安全に使うための原則、評価・監視まで対象を広げた
第4章 生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンス
利用者の基本マインドセットを新たに位置づけ、代表的なリスクやシャドーAI、AI出力の評価・検証、個人情報・プライバシー、知的財産・生成物の権利、AI倫理などを拡充。用途や影響度に応じた検証、AIを使わない判断、人間による確認・承認という実践的な観点と、組織のAIガバナンス、社内ガイドラインの整備・運用を加えた
第5章 生成AIの実践と活用事例
テキスト生成AIとプロンプトを中心とした構成から、文書作成、企画・マーケティング、クリエイティブ制作、データ分析、開発・業務自動化、業種別活用まで対象領域を拡張。各活用場面のリスクや留意点、出力の確認、権利・個人情報への配慮も盛り込んだ
追加・拡充された項目(詳細キーワード)
新シラバスで特に語が増えたのは、AIエージェントを扱う第3章と、シャドーAIを扱う第4章です。公式シラバスの詳細キーワード欄に載っている語を、項目ごとに抜き出します。コンテキストエンジニアリングとプロンプトインジェクションは第3章、シャドーAIは第4章の項目です。
| 項目 | 公式シラバスの詳細キーワード |
|---|---|
| 第3章 AIエージェントの仕組み | タスク分解と計画、Function Calling、Tool Use、記憶(メモリ)、コンテキスト管理、コンテキストエンジニアリング、システムプロンプト、ガードレール、構造化出力、フィードバックループ |
| 第3章 MCP・Agent Skills と外部連携 | MCP(Model Context Protocol)、MCPサーバー、権限管理、マルチエージェント、サブエージェント、A2A(Agent-to-Agent)、Agent Skills(エージェントスキル) |
| 第3章 ツールと活用事例 | コーディングエージェント、プルリクエスト、ハーネスエンジニアリング、ディープリサーチ、コード生成、役割分担 |
| 第3章 リスク・安全性・評価 | 最小権限の原則、サンドボックス、ホワイトリスト、連鎖的なエラー、Human-in-the-Loop、プロンプトインジェクション、多層防御、Eval、継続的なモニタリング |
| 第4章 シャドーAIと企業コンプライアンス | シャドーAI、シャドーIT、承認済みツール、個人アカウント、未承認ツール、ブラウザ拡張機能、アクセス管理、利用履歴、情報漏えい、トレーサビリティ |
詳細キーワードは学習項目を表す語の一覧で、出題の形そのものを示すものではありません。意味を説明できるかを目安に、用語集と演習で確かめてください。
立場別の進め方
2027年2月試験より前に受ける人
旧シラバスの最後の回は2026年10月試験です。この回までに受ける場合の出題範囲は旧シラバスで、章立ては「AI」「生成AI」「現在の生成AIの動向」「情報リテラシー・基本理念とAI社会原則」「プロンプト制作と実例」の5章です。
2027年2月試験以降に受ける人
新シラバスの5章構成が範囲です。AIエージェントが第3章として独立したため、MCP・コンテキストエンジニアリング・プロンプトインジェクションを含む第3章と、シャドーAIを含む第4章に学習時間の重心を置くと、新しい論点を取りこぼしにくくなります。
すでに合格した有資格者
GUGAは2026年10月1日付の発表で、2027年試験のシラバス改訂とあわせて、資格更新テストの受講申込受付を開始したと案内しています。対象や日程、申込方法は公式の告知で確認してください。
当サイトの予想問題(全451問)は2026年2月適用のシラバスをもとにしています。新シラバスで加わった項目の問題は、公式の事実を確認できたものから順に追加します。
よくある質問
生成AIパスポートの新シラバスはいつの試験から適用される?
公式シラバスには「2027年2月試験より適用」と書かれています。章構成の見直し表では、旧シラバスは2026年10月試験までと示されています。
新旧のシラバスで章立てはどう変わった?
全5章の枠は同じですが、題名が変わりました。第1章はAIの基礎と歴史、第2章は生成AI、第3章はAIエージェント、第4章は生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンス、第5章は生成AIの実践と活用事例です。旧版の第3章「現在の生成AIの動向」がAIエージェントの章になった点が最も大きな違いです。
コンテキストエンジニアリングやプロンプトインジェクションはどの章で出る?
どちらも新シラバスの第3章(AIエージェント)の詳細キーワードに載っています。コンテキストエンジニアリングは「AIエージェントの仕組み」の項目、プロンプトインジェクションは「AIエージェントのリスク・安全性・評価」の項目に含まれます。
シャドーAIは新シラバスのどこにある?
第4章(生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンス)に「シャドーAIと企業コンプライアンス」の項目があります。承認されていないAIツールを業務に使う危険性や、従業員が守る利用ルールが学習項目に挙がっています。
2026年2月適用のシラバス改訂と今回の改訂は別のもの?
別の改訂です。2026年2月試験から適用された改訂は、最新モデルの変遷、RAG、AIエージェント、AI新法などの追加でした。今回の2027年2月試験からの改訂は、章の題名と構成を見直す大きな再編です。前回の内容は別ページで整理しています。