第79問 ・ テキスト生成AIを用いたビジネス応用
投資案を楽観・悲観の両担当に評価させ、リスクを洗い出す使い方はどれか。
- アディベートを行う
- イブレインストーミング
- ウ質問させながら一緒に進める
- エ業務の手順を分解
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アディベートを行う正解
解説
この事例では「異なる立場を設定して議論させるか」を確認すると、ディベートを行うに絞れる。正解は「ディベートを行う」である。ディベートを行うは、一つの立場だけでなく賛成・反対という対立する複数の立場を生成AIに交互に演じさせ、論点を一方向からではなく多角的に検討させる使い方であり、立場を分けない他の使い方とは意見の出し方の組み立てが根本的に異なる。ブレインストーミング・質問させながら一緒に進める・業務の手順を分解は、対立する立場を設定するものではなく、制約のないアイデア出し・質問による深掘り・手順の整理という別の目的を持つ。
https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf (第5章 テキスト生成AIを用いたビジネス応用)
第80問 ・ LMとLLM
確率上位の候補を累積80%まで採用して次の語を選ばせる。この設定の説明はどれか。
- ア創造的で多様な文章を生成させたいので、Temperatureの値を大きくするのは適切な調整である
- イ毎回同じような、一貫性のある回答を得たいので、Temperatureの値を小さくするのは適切な調整である
- ウ次の単語の候補を、出現確率の高いものから累積して一定の割合まで絞り込みたいので、Temperatureを調整するのは適切である
- エモデルが学習で自動的に獲得した値ではなく、利用者が外から設定する値であるTemperatureやTop-pは、ハイパーパラメータと呼ばれる
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ウ次の単語の候補を、出現確率の高いものから累積して一定の割合まで絞り込みたいので、Temperatureを調整するのは適切である正解
解説
この事例では「確率の累積値をしきい値にするTop-pか」を確認すると、次の単語の候補を、出現確率の高いものから累積して一定の割合まで絞り込みたいので、Temperatureを調整するのは適切であるに絞れる。正解は「次の単語の候補を、出現確率の高いものから累積して一定の割合まで絞り込みたいので、Temperatureを調整するのは適切である」(誤り)である。出現確率の高い候補を累積して一定の割合まで絞り込む機能はTop-pが担うものであり、Temperatureは出力のランダム性・多様性を調整するパラメータである。設問の説明はTop-pの機能をTemperatureの調整に誤って当てはめている。他の3つの説明はいずれも正しい。TemperatureとTop-pはいずれも出力のランダム性を調整するハイパーパラメータだが、調整の仕組みが異なる点に注意したい。
content/gen-ai-passport/questions/sample-questions.json 内の既存問題(gaip-ch5-005/013/021/032)の定義との整合性確認
第83問 ・ LMとLLM
生成文の多様性を調整する検証で、TemperatureとTop-pを同時に変更したところ出力が変わったが、どちらの影響か分からなくなった。次の比較として適切なものはどれか。
- ア片方を基準値へ戻し、もう片方だけを変えて出力を比較する
- イTemperatureとTop-pを毎回別々の乱数で同時に変える
- ウTemperatureとTop-pを必ず同じ数値にそろえる
- エ二つの設定値を変えず、プロンプトの文字数だけを数える
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ア片方を基準値へ戻し、もう片方だけを変えて出力を比較する正解
解説
正解は「片方を基準値へ戻し、もう片方だけを変えて出力を比較する」です。TemperatureとTop-pはいずれも生成のランダム性へ関係するが、Temperatureは確率分布のランダム性を調整し、Top-pは累積確率質量で考慮する候補集合を限定する。両方を同時に変えると、出力差がどちらの変更によるものか切り分けにくい。OpenAI公式API文書も、一般には両方ではなくどちらか一方を変えるよう案内している。同時に乱数で変える、同じ数値へそろえる、文字数だけを数える方法では、片方の設定変更と出力差の対応を比較できない。
https://guga.or.jp/assets/syllabus.pdf; https://developers.openai.com/api/reference/cli/resources/responses/methods/create (Temperature・Top-p、2026-08-31確認)