DS検定 用語解説
REST APIとは
HTTPを使い、URLで指定したリソースに対して操作を行う設計思想に基づくWeb APIの形式。
この記事の目次
まず押さえる結論
REST APIは、DS検定の「第6章 データエンジニアリング基礎」に出てくる用語です。見分けの要点は、JSONはキーと値などの構造でデータを表すテキスト形式です。XMLはタグで階層を表し、CSVは値をカンマで区切って表形式を表します。REST APIはそれらのデータをシステム間でやり取りする際に利用できるWeb APIの形式であり、データ記述形式そのものではありません。
情報源と編集区分
公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-10-02。
試験概要(公式)REST APIの具体例と、問題文で見る箇所・隣接概念との境界
データ形式ではなく、HTTPとURLを使ってリソースを操作するWeb APIの形式として捉える
在庫システムの機能を別のシステムから利用する場面では、URLで対象のリソースを指定し、HTTPを使って取得などの操作を行います。応答データがJSONで表現される場合でも、REST APIは機能やデータへアクセスするためのインターフェース、JSONは受け渡す内容の表現形式です。
- 問題文で見る箇所
- HTTP、URL、リソース、システム間の機能呼び出しという記述を確認します。キーと値、開始・終了タグ、カンマ区切りのようにデータ自体の書き方を問う設問ではなく、Web上でどの対象へどう操作するかを問う場合にREST APIを選びます。
- 隣接概念との境界
- JSONはキーと値などの構造でデータを表すテキスト形式です。XMLはタグで階層を表し、CSVは値をカンマで区切って表形式を表します。REST APIはそれらのデータをシステム間でやり取りする際に利用できるWeb APIの形式であり、データ記述形式そのものではありません。
誤答しやすい選択肢
- キーと値で表した応答本文そのものをREST APIと呼ぶ。これはJSONというデータ形式の説明です。
- 開始タグと終了タグで階層を記述する方式をREST APIとする。これはXMLの構文です。
- 表の各値をカンマで区切る保存形式をREST APIとする。これはCSVの表現方法です。
4段階の判断手順
- 01設問がデータの書式を問うのか、システム間で機能を呼び出す方法を問うのかを分ける。
- 02HTTPとURLで対象リソースを指定する記述があるか確認する。
- 03本文や応答の内容を表すJSON・XML・CSVをデータ形式として別に置く。
- 04REST APIとJSONを併用できるため、二者択一の同種概念として扱っていないか見直す。
到達条件: REST APIをWeb APIの形式として説明し、JSON・XML・CSVがデータの表現形式であることと処理段階から区別できる。
試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
「第6章 データエンジニアリング基礎」の問題で、取り違えやすい組み合わせです。
- 構造化データと非構造化データの判断基準を誤る。テキスト・音声・画像・動画のような雑多な形式か、テーブル形式で管理できるかで区別する。
- 第一正規化から第三正規化までの段階を混同する。各段階でどの種類の重複・従属関係を解消するのかが異なる。
- 内部結合・外部結合・自己結合の使い分けを誤る。条件に一致しない行を残すかどうかで結合方式が変わる。
関連する確認問題
第6章 データエンジニアリング基礎 / 環境構築・データ収集
データ収集の仕組みについての説明として、誤っているものはどれか。
誤っている説明を選ぶので、収集の仕組みの取り違えを探す。正解は「APIは、Webページを自動的に巡回して内容を集めるプログラムである」である。Webページを自動的に巡回して内容を集めるのはWebクローラーで、APIは、外部サービスの機能やデータを決められた形式でプログラムから呼び出すための窓口である。Webクローラーの説明、SDKが外部サービスを使いやすくする開発用のキットであること、REST APIがHTTPを使って機能を呼び出す方式であることは、正しい説明である。したがって、APIにWebクローラーの内容を当てはめた説明が、設問の誤った説明である。
第6章 データエンジニアリング基礎 / データ加工・共有
階層的な項目を持つデータを、キーと値の組み合わせとして表現する形式として最も適切なものはどれか。
正解は「JSON」である。設問は、階層のあるデータをキーと値の組で表せる形式を尋ねている。この条件に合うのはJSONで、CSVは表形式でデータを区切るだけの形式、XMLも階層は表せるが表現の仕方が異なり、REST APIはデータの形式ではなくシステム間でやり取りする仕組みの名称である。データの持ち方を問うているのか、通信のやり方を問うているのかを切り分けたうえで、キーと値の組み合わせという構造の特徴と一致するかどうかを基準に、それぞれの語が表す役割の違いから判断する。
第6章 データエンジニアリング基礎 / データ加工・共有
テキストデータをコンピュータがどの数値の並びとして扱うかを定める仕組みはどれか。
正解は「文字コード」である。文字コードは、文字をコンピュータが扱う数値の並びに対応付ける仕組みである。データを読み書きしたときに想定と異なる文字コードが使われると、文字化けなどが起こり得る。正規表現は文字列のパターンを表して検索や置換に使う表現、JSONはデータを記述する形式、REST APIはシステム間で機能やデータをやり取りする際の考え方に関する用語である。設問は文字列の内容をどのような数値として解釈するかを問うているため、文字コードを選ぶ。
同じ章で確認したい用語
到達チェック
- REST APIを一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、REST APIに関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)