DS検定 用語解説
交絡因子とは
原因と結果の両方に影響し、見かけ上の関係を生んでしまう第三の要因。
まず押さえる結論
交絡因子は、DS検定の「第4章 統計・推定・検定」で確認しておきたい用語です。定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
×母平均・母分散と標本平均・標本分散(不偏分散)の取り違え。母集団の値と標本から計算した値は別物。
×p値を『帰無仮説が正しい確率』と誤解する。p値は帰無仮説のもとで観測結果以上に極端な結果が得られる確率。
×相関関係と因果関係の混同。ピアソンの相関係数が大きくても因果関係を示すとは限らない。
関連する確認問題
第4章 統計・推定・検定 / 統計数理基礎
相関関係と因果関係の違いについて、最も適切な説明はどれか。
正解は「相関係数が大きくても因果関係を示すとは限らない」である。相関は2つの変数が一緒に動く傾向を表すが、一方が他方を引き起こすことまでは示さない。第三の変数の影響、選択バイアス、偶然の同時変動があり得るため、因果効果を考える場合は交絡因子なども確認する。 選択肢を切るときは、設問の条件を「相関関係」「因果関係」「ピアソンの相関係数」のどれに結び付けるかを先に固定する。他の選択肢は名称が近い、または同じ分野に見える場合があるが、対象・役割・前提が設問文とずれる。正解の「相関係数が大きくても因果関係を示すとは限らない」は、問われている定義や状況に最も直接対応する点で選べる。
第4章 統計・推定・検定 / 因果推論
ある変数が他の変数に与える因果効果を推定する際、双方に影響を与える変数として考慮が重要とされるものはどれか。
正解は「共変量(交絡因子)」である。因果効果を推定したいとき、原因側の変数と結果側の変数の両方に影響する第三の変数を無視すると、見かけの関係を因果と誤解しやすい。たとえば喫煙の有無と疾病発症の双方に年齢が影響している場合、年齢を考慮する必要がある。 選択肢を切るときは、設問の条件を「共変量」「交絡因子」のどれに結び付けるかを先に固定する。「処置群」、「対照群」、「対立仮説」は名称が近い、または同じ分野に見える場合があるが、対象・役割・前提が設問文とずれる。正解の「共変量(交絡因子)」は、問われている定義や状況に最も直接対応する点で選べる。
同じ章で確認したい用語
到達チェック
- 交絡因子を一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、交絡因子に関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる