Python3エンジニア認定基礎試験 用語解説
import 文とは
他のモジュールで定義された名前を使えるようにする文。import fibo と書くと、fibo で定義された関数の名前は現在の名前空間に直接は追加されず、モジュール名 fibo だけが追加される。関数にはモジュール名を使って fibo.fib(1000) のようにアクセスする。慣習としてモジュールの先頭に置くが、必須ではない。
この記事の目次
まず押さえる結論
import 文は、Python3エンジニア認定基礎試験の「第6章 モジュール」に出てくる用語です。定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
情報源と編集区分
公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-09-18。
試験概要(公式)比較記事でさらに確認する
試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
「第6章 モジュール」の問題で、取り違えやすい組み合わせです。
- import モジュール名 と from モジュール名 import 名前 の違い。前者は呼ぶときモジュール名を前に付ける必要がある。
- 語順の取り違え。from を先に書き、import を後に書く。
関連する確認問題
第6章 モジュール / モジュールについてもうすこし
モジュール内に書かれた実行文(関数定義以外の文)が実行されるタイミングについて、公式チュートリアルの説明に合うものはどれか。
正解は「モジュールの実行文は、import文の中で最初にそのモジュール名が見つかったときにだけ実行される(ファイルがスクリプトとして実行される場合も実行される)」である。公式チュートリアル6.1「モジュールについてもうすこし」は、モジュールには関数定義に加えて実行文を入れることができ、これらの実行文はモジュールを初期化するためのもので、import文の中で最初にモジュール名が見つかったときにだけ実行されると説明している。したがって、importされるたびに毎回実行されるという説明、モジュール内の関数が呼び出されたときにだけ実行されるという説明、dir()関数が呼び出されたときにだけ実行されるという説明は、いずれも公式の記載と一致しない。
第6章 モジュール / パッケージから*をimportする
sound/effects/__init__.pyに__all__ = ["echo", "surround", "reverse"]が定義されているとき、from sound.effects import * を実行した結果について、公式チュートリアルの説明に合うものはどれか。
正解は「__all__に挙げられた名前のリストが、from package import * が現れたときにimportすべきモジュール名のリストとして使われる」である。公式チュートリアル6.4.1「パッケージから*をimportする」は、import文の使う規約として、パッケージの__init__.pyコードに__all__という名前のリストが定義されていれば、from package import * が現れたときにimportすべきモジュール名のリストとしてそれが使われると説明し、sound/effects/__init__.pyに__all__ = ["echo", "surround", "reverse"]と書かれていれば、from sound.effects import * によってこの3つのサブモジュールがimportされる例を示している。したがって、__all__の定義が無視され全サブモジュールが自動検出されるという説明、__all__が定義されているとfrom...import *が構文エラーになるという説明、__all__がfrom package import *の挙動に一切影響しないという説明は、いずれも公式の記載と一致しない。
第6章 モジュール / モジュールの取り込み
fibo.py に関数 fib と fib2 が定義されている。インタープリタで from fibo import fib, fib2 を実行したあと、fib(500) と fibo.fib(500) をそれぞれ実行した。公式チュートリアルの説明に合う結果はどれか。
正解は「fib(500) は実行できるが、fibo という名前は定義されないので fibo.fib(500) は名前のエラーになる」である。公式チュートリアルは、from fibo import fib, fib2 のように import 文には、モジュール内の名前を import を実行しているモジュールの名前空間に直接取り込む変型があり、この操作は import の対象となるモジュール名をローカルな名前空間に取り入れないと説明している。上の例では fibo は定義されない。取り込んだ fib と fib2 は、モジュール名なしでそのまま呼び出せる。
同じ章で確認したい用語
到達チェック
- import 文を一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、import 文に関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)