Python3エンジニア認定基礎試験 第6章 モジュール 予想問題と解説
Python3エンジニア認定基礎試験「第6章 モジュール」の予想問題を5問収録しています。各問を解説つきで掲載し、全問は演習画面で解けます。公式シラバスの範囲で作成しています。
この章の要点
モジュールの取り込み・標準モジュールとdirなどを扱う分野です。全5問(基礎2問・標準3問)を収録しています。
- モジュールの取り込み
- 標準モジュールとdir
情報源と編集区分
公式範囲を確認し、問題数・難易度・確認点は当サイトが集計・編集。 一次情報確認日: 2026-09-18。
試験概要(公式)確認しておきたいポイント
当サイトの作問時に観察した、取り違えやすい論点です(公式の統計ではありません)。
- import モジュール名 と from モジュール名 import 名前 の違い。前者は呼ぶときモジュール名を前に付ける必要がある。
- 語順の取り違え。from を先に書き、import を後に書く。
この章に関連する比較記事
混同しやすい2つの概念を並べて整理した記事です。
よくある質問
Q第6章 モジュールは何問収録されていますか?
現在5問を収録しています。内訳は基礎2問・標準3問です。
Q第6章 モジュールの頻出論点は何ですか?
モジュールの取り込み・標準モジュールとdirなどが出題対象です(当サイト収録問題に基づく編集部集計)。
Q間違えた問題はどう復習すればいいですか?
誤答した選択肢のどこがずれていたかを解説で確認し、関連用語がある場合は用語集で定義に戻ってから再演習することをおすすめします。
モジュールの中の特定の名前だけを現在の名前空間へ取り込む書き方はどれか。
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正解は「from モジュール名 import 名前」である。この書き方はモジュールの中の指定した名前だけを現在の名前空間へ取り込むため、モジュール名を前に付けずに使える。import モジュール名 はモジュール自体を取り込む書き方で、中の名前を使うときはモジュール名を前に付ける必要がある。import 名前 from モジュール名 は語順が誤りで、Python の文法にこの並びは無い。include はモジュールの取り込みに使う語ではない。
https://docs.python.org/ja/3/tutorial/modules.html (Python公式チュートリアル 第6章 モジュール、2026-09-11確認)
組み込み関数 dir() の説明として正しいものはどれか。
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正解は「モジュール名を引数として渡すと、そのモジュールが定義している名前をソートされた文字列のリストとして返す」である。公式チュートリアルはdir()について、あるモジュールがどんな名前を定義しているか調べるために使われ、ソートされた文字列のリストを返すと説明している。引数を省略した場合にdir()が返すのは現在定義されている名前であり、インポート済みの標準モジュールの一覧ではない。dir()は組み込みの関数や変数の名前はリストせず、それらの一覧が必要なときは標準モジュールbuiltinsを使う。また、dir()は組み込み関数であり、dir(モジュール名)という形で呼び出すのが正しく、モジュール名.dir()という書き方はできない。
https://docs.python.org/ja/3/tutorial/modules.html (Python公式チュートリアル 第6章 モジュール、2026-09-15確認)
パッケージについて、ドット付きモジュール名の意味と__init__.pyの役割の組み合わせとして、正しいものはどれか。
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正解は「パッケージはPythonのモジュール名前空間をドット付きモジュール名で構造化する手段であり、モジュール名A.Bはパッケージ Aのサブモジュール Bを表す。ディレクトリをパッケージとして扱わせるには、原則として__init__.pyというファイルが必要である」である。公式チュートリアルはパッケージについて、Pythonのモジュール名前空間をドット付きモジュール名を使って構造化する手段だと説明しており、モジュール名A.Bはパッケージ Aのサブモジュール Bを表す。また、namespace packageという高度な機能を使う場合を除き、あるディレクトリをパッケージとして扱わせるには__init__.pyというファイルが必要になる。パッケージは1つのファイルへまとめるものではなくディレクトリ構造そのものであり、ドット付きモジュール名のAとBの順序を逆にした説明も誤りである。__init__.pyも実行を高速化するためのキャッシュファイルではない。
https://docs.python.org/ja/3/tutorial/modules.html (Python公式チュートリアル 第6章 モジュール、2026-09-24確認)
パッケージ内のモジュールから同じパッケージ内の別モジュールを参照する、明示的な相対importの書き方として正しいものはどれか。
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正解は「from . import echo」である。公式チュートリアルは、明示的な相対importでは先頭のドットで現在のパッケージや親パッケージを指定すると説明しており、from . import echoのように現在のパッケージ内のモジュールをドット1つで参照する例や、from .. import formatsのように親パッケージを参照する例、from ..filters import equalizerのように親パッケージの中の別のサブパッケージを参照する例を示している。import . echoのようにimportの直後にドットを置く書き方や、from echo import .のようにfromとimportの位置を入れ替えてドットを後ろに置く書き方、asの後ろにドットを置く書き方は、いずれも公式チュートリアルが示す相対importの構文と一致しない。相対importは現在のモジュールのパッケージ名を基準にするため、メインモジュールとして使われることを意図したモジュールでは絶対importを使うべきだとも説明されている。
https://docs.python.org/ja/3/tutorial/modules.html (Python公式チュートリアル 第6章 モジュール、2026-09-24確認)
モジュールをインポートするときにインタプリタが検索する場所の順序について、公式チュートリアルの説明と一致するものはどれか。
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正解は「まず入力されたスクリプトのあるディレクトリ(ファイル未指定時はカレントディレクトリ)、次にPYTHONPATH環境変数に列挙されたディレクトリ、最後にインストール方法依存のデフォルトの場所の順に検索される」である。公式チュートリアルはモジュール検索パスの初期化順序について、まず入力されたスクリプトのあるディレクトリ(ファイルが指定されていない場合はカレントディレクトリ)、次にPYTHONPATH環境変数に列挙されたディレクトリのリスト、最後にインストール方法に依存するデフォルトの場所(慣例でsite-packagesディレクトリを含む)の順で検索すると説明している。スクリプトのあるディレクトリが標準ライブラリのパスよりも先頭に追加されるため、標準ライブラリと同じ名前のスクリプトを自分で作ると、意図せずそちらが優先してインポートされてしまう点にも注意が必要である。PYTHONPATHが最優先という説明や、インストール依存のデフォルトが最優先という説明、順序が規定されていないという説明はいずれも誤りである。
https://docs.python.org/ja/3/tutorial/modules.html (Python公式チュートリアル 第6章 モジュール、2026-09-24確認)