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情報リテラシーとリスク

悪意のあるQRコードと偽の公衆Wi-Fi

悪意のあるQRコードと、Wi-Fiに潜む罠は、生成AIパスポートの現行の公式シラバスで、セキュリティとプライバシーの学習項目に並ぶ用語です。QRコードは読み取る先を偽り、偽の公衆Wi-Fiは接続する先そのものを偽る手口です。

このページは、公式シラバス、IPA、総務省、フィッシング対策協議会の資料の範囲で、手口・出る版・利用者の備えを整理しています。

公式情報の確認

試験日、料金、申込条件、試験方式など変動する情報は、公式情報を最終確認してください。 当サイトの一次情報確認日: 2026-08-31。

試験の出題範囲・実施要項は変動するため、受験前に公式情報を確認してください。

結論

  1. 悪意のあるQRコードは、読み取ると偽サイトへの誘導や意図しない送金につながる手口で、IPAはクイッシングと呼ぶ
  2. 偽の公衆Wi-Fiは、悪意をもって設置されたWi-Fiで、入力したIDとパスワードが盗まれる
  3. 2つとも、現行の2026年版シラバスの学習項目にあり、2027年2月適用版の本文には載っていない
  4. 備えの軸は、公式アプリ・ブックマークから入ることと、接続先の確認、URLとHTTPSの確認

2つの手口

どちらも、公的な資料に具体的な事例が載っています。

手口起きること資料にある事例
悪意のあるQRコード(クイッシング)読み取ると、偽サイトへ誘導されたり、意図しない先に送金してしまったりするIPAの「情報セキュリティ10大脅威 2026 個人編ハンドブック」は、スマホ決済の不正利用の手口の一つに、悪意あるQRコードを読み取ると意図しない先に送金してしまう(クイッシング)を挙げる。フィッシング対策協議会は2024年8月に、メールに記載したQRコードから誘導するフィッシングの報告が増えていると注意した
偽の公衆Wi-Fi悪意をもって設置された偽のWi-Fiに接続すると、入力したIDとパスワードが盗まれる総務省の「公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル(令和7年2月版)」は、SNSのIDとパスワードを偽の公衆Wi-Fi上で入力し、盗用されてなりすましの不正アクセスを受けた事例を載せ、最近は偽の公衆Wi-Fiの存在が報告されていると説明する

QRコードは入口を偽り、公衆Wi-Fiは通信路を偽る、と主語を分けて覚えると取り違えません。メール、SMS、電話という手段ごとの違いはフィッシング・スミッシング・ヴィッシングの違いに整理しています。

一次資料: 生成AIパスポート公式シラバス、IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026 個人編ハンドブック」、総務省「公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル」、フィッシング対策協議会

シラバスのどこに出るか

公式シラバスでは、版によって載る項目が違います。

場所内容
2026年版(現行) 第4章 インターネットリテラシー(中項目「セキュリティとプライバシー」)学習項目に「悪意のあるQRコード」と「Wi-Fiに潜む罠」が、「利用者の興味を引くフィッシング詐欺」「アップロードサービスに潜む詐欺」などと並んで置かれる
2027年版(2027年2月試験より適用) 第4章 リスク本文にQRコードと公衆Wi-Fiの語は無い。「生成AIの代表的リスク」にフィッシング・詐欺・サイバー攻撃への悪用の学習項目があり、フィッシングやソーシャルエンジニアリングが詳細キーワードに載る

現行版を受ける人は学習項目として押さえ、2027年版を受ける人は、フィッシングとソーシャルエンジニアリングの側を厚くします。章立ての変更は2027年2月試験の新シラバスに整理しています。試験での出題を予想するものではありません。

利用者の備え

備えは、出どころとあわせて並べます。

備え内容出どころ
QRコードからログインしないメールに記載したQRコードからログインを促すメールは、不正メールの可能性が高い。日頃使うサービスは、いつも使っている公式アプリやブラウザーのブックマークからアクセスするフィッシング対策協議会の緊急情報「QRコードから誘導するフィッシング」(2024-08-28)
接続先のWi-Fiを確かめる近くに掲示されたステッカーなどで、誰が提供するどのようなサービスかを確認してから接続する。提供者が不明、または不審だと感じるWi-Fiには接続しない。いつも使うSSID(ネットワーク名)でも、不審な点がないか確かめ、少しでも不審なら利用を控える総務省「公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル」(令和7年2月版)
入力前にURLとHTTPSを確かめるID・パスワードを入れる画面では、正しいURLでHTTPS通信をしているかを確認する総務省「公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル」(令和7年2月版)
自動接続を日常のSSID以外では切るスマートフォンによっては無線LANへの自動接続機能があり、意図せず不審な公衆Wi-Fiに接続してしまう可能性がある。自宅や職場のWi-Fiなど日常的に使うSSID以外は、自動接続する設定を無効化する総務省「公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル」(令和7年2月版)
ID・パスワードの使い回しを避け、二要素認証を使う使い回しをすると、万一だまし取られたときに被害が拡大する。生体認証と組み合わせるなどの二要素認証が設定できる場合は積極的に使う総務省「公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル」(令和7年2月版)

QRコードはリンク先を目で確認できないため、読み取る前の入口選びが備えの中心になります。社内での判断に広げるときはシャドーAIとはも参考になります。

よくある質問

クイッシングとは何ですか?

IPAの「情報セキュリティ10大脅威 2026 個人編ハンドブック」が、悪意あるQRコードを読み取ると意図しない先に送金してしまう手口につけている名前です。QRコードは文字のURLと違い、目で見てもリンク先を確認できません。

2027年2月の試験でも、QRコードと公衆Wi-Fiは範囲ですか?

2027年2月試験より適用のシラバスは、本文にQRコードと公衆Wi-Fiの語を載せていません(2026-10-21時点)。現行の2026年版には学習項目として載っています。出題を予想するものではないため、受験回の版のシラバスで確認してください。

公衆Wi-Fiは使わないほうがよいのですか?

総務省の簡易マニュアルは、公衆Wi-Fiを便利な手段としつつ、接続先をよく確認することを勧めています。使わないことではなく、提供者の確認と、入力画面のURL・HTTPSの確認が対策の軸です。

フィッシングとは何が違いますか?

QRコードは、フィッシングサイトへ誘導する入口の一つです。メール、SMS、電話という手段の違いは、別のページで整理しています。公衆Wi-Fiは、接続先そのものを偽る点で、入口が違います。

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執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)

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