DS検定 用語解説
消失とは
保存していたデータが失われ、必要なときに参照できなくなること。
この記事の目次
まず押さえる結論
消失は、DS検定の「第2章 データ可視化とAI活用の基礎」で確認しておきたい用語です。定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
情報源と編集区分
公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-07-12。
試験概要(公式)具体例から判断の境界を固める
消失を、役割と隣接概念の境界から捉える
保存していたデータが失われ、必要なときに参照できなくなること。 試験では名称だけでなく、処理の対象、目的、使う段階を別概念と入れ替えた選択肢が出るため、定義の主語と動作を分けて確認します。
- 問題文で見る箇所
- 保存していたデータが失われ、必要なときに参照できない状態かを確認します。
- 隣接概念との境界
- 消失は必要なデータを利用できない状態で、漏洩はデータが許可されていない相手や場所へ流出する状態です。
誤答しやすい選択肢
- データが残ったまま管理外へ流出した漏洩を、保存データの消失と呼ぶ。定義の主語と処理対象を確認します。
- 消失の目的だけを見て、同じ目的を持つ別手法まで同じ用語とする。具体的な処理を比較します。
- 消失を使えば目的が必ず達成されると断定する。適用条件や評価を別に確認します。
4段階の判断手順
- 01問題文が状態、手法、評価指標、制度のどれを説明しているか決める。
- 02定義の中心となる対象と動作が消失に一致するか確認する。
- 03隣接概念と共通する目的ではなく、処理や条件の違いを見る。
- 04必ず・完全に・だけでよいという過度な断定がないか見直す。
到達条件: 消失を一文で説明し、最も混同しやすい隣接概念との違いを処理または条件から言える。
試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
×Hallucinationを『まれに起こる不具合』と誤解する。大規模言語モデルの構造上根本的に避けられない現象として理解する必要がある。
×Hallucination対策を『使わない』ことだと誤解する。検索によるリサーチ結果との比較や他LLMの出力との比較など、気づくための具体的な行動が問われる。
×ITセキュリティのリスク種類(消失・漏洩・サービスの停止)を漠然と『危険』とまとめてしまい、どの種類のリスクかを区別できない。
関連する確認問題
第2章 データ可視化とAI活用の基礎 / ITセキュリティ基礎
誤答除外の観点から次のケースを検討する。ランサムウェア感染後の影響として整合する項目だけをまとめた組合せはどれか 他の候補が条件を満たさないことも確認して選べ。
誤答候補を役割ごとに除外すると「消失・漏洩・サービスの停止」だけが条件を満たす。正解は「消失・漏洩・サービスの停止」である。マルウェアはデータを削除する、外部に漏らす、システムやサービスを停止させるといった被害を起こし得る。標準化、正規化、推定・検定はデータ処理や統計の手法であり、マルウェア被害の種類として並べるのは不適切である。組み合わせ問題では、三つの語がすべてセキュリティ上の被害かを確認する。他の選択肢はデータ準備、データ加工、統計的推定・検定の用語を並べているため除外できる。三語のうち一つだけでなく、組み合わせ全体の分類を確認する。
第2章 データ可視化とAI活用の基礎 / ITセキュリティ基礎
顧客データは社内システムに残っているが、許可されていない外部の相手へコピーが渡った。この事故の状態として最も適切なものはどれか。
正解は「漏洩」である。漏洩は管理すべきデータが、許可されていない相手や場所へ流出した状態を指す。設問では顧客データ自体は社内に残っている一方、外部の無許可の相手へコピーが渡っているため漏洩である。消失は保存していたデータが失われて必要なときに参照できない状態、サービスの停止は障害や攻撃などでシステムの機能を使えない状態、標準化は数値データの尺度をそろえる前処理である。データが残っているかではなく、管理外の相手へ渡ったかを漏洩の判断軸にする。
第2章 データ可視化とAI活用の基礎 / ITセキュリティ基礎
メールの添付ファイルを開いたところ、情報を盗んだり保存データを破壊したりする目的で作られたソフトウェアが端末へ入り込んだ。このソフトウェアの総称はどれか。
正解は「マルウェア」である。マルウェアは、情報の窃取や破壊など、利用者へ害を与える目的で作られたソフトウェアの総称である。設問では添付ファイルを介して端末へ入り、情報窃取やデータ破壊を行うためマルウェアに当たる。暗号化は権限のない者が内容を読めない形へデータを変換する処理、ハッシュ関数は入力から固定長の値を生成して改ざん検出などに使う関数、標準化は数値データの尺度をそろえる前処理である。害を与えるソフトウェアそのものか、データを守る処理・関数か、分析前処理かを分ける。漏洩・消失・サービス停止はマルウェアが引き起こし得る結果であり、ソフトウェアの総称とは異なる。
同じ章で確認したい用語
到達チェック
- 消失を一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、消失に関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)