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DS検定 用語解説

分岐テストとは

ホワイトボックステストの技法の一つ。if文の真・偽などコード中の分岐を、それぞれテストケースで実行して確認する。

まず押さえる結論

分岐テストは、DS検定の「第7章 プログラミング・セキュリティ・AI運用」に出てくる用語です。見分けの要点は、ブラックボックステストはプログラムの内部構造には立ち入らず入力と出力の対応だけに着目するテスト手法で、分岐テストはホワイトボックステストの技法の一つとしてコード中のif文などの分岐を実際に実行して確認します。ホワイトボックステストは内部構造を踏まえるテスト手法全般を指す上位の言葉で、分岐テストはその具体的な技法の一つという関係にあります。

情報源と編集区分

公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-10-02。

試験概要(公式)

分岐テストの具体例と、問題文で見る箇所・隣接概念との境界

入力と出力だけに着目するのではなく、コード内部のif文などの分岐を実行して確認するホワイトボックス技法として捉える

プログラムの内部構造(処理の流れや分岐)を踏まえて確認するホワイトボックステストの技法の一つです。if文のようなコード中の分岐について、条件が真になる場合と偽になる場合の両方を、それぞれ別のテストケースで実行して確認します。入力に対する出力だけに着目し、内部の処理には立ち入らないブラックボックステストとは、確認する対象が異なります。

問題文で見る箇所
「if文の真・偽」「コード中の分岐」「テストケースで実行する」という語の組み合わせを確認します。入力と出力の対応だけを確認する説明であれば、分岐テストではなくブラックボックステストを候補にします。
隣接概念との境界
ブラックボックステストはプログラムの内部構造には立ち入らず入力と出力の対応だけに着目するテスト手法で、分岐テストはホワイトボックステストの技法の一つとしてコード中のif文などの分岐を実際に実行して確認します。ホワイトボックステストは内部構造を踏まえるテスト手法全般を指す上位の言葉で、分岐テストはその具体的な技法の一つという関係にあります。

誤答しやすい選択肢

  • 分岐テストを、入力に対する出力だけに着目するブラックボックステストの技法として扱う。分岐テストはプログラムの内部構造(分岐)を踏まえて確認するホワイトボックステストの技法です。
  • 分岐テストではif文の真・偽のどちらか一方だけを確認すればよいとする。分岐テストは真になる場合と偽になる場合の両方を、それぞれ別のテストケースで実行して確認します。
  • ホワイトボックステストと分岐テストを同じ階層の言葉として並べる。ホワイトボックステストは内部構造を踏まえるテスト手法全般を指し、分岐テストはその中の具体的な技法の一つです。

4段階の判断手順

  1. 01設問が入力と出力の対応だけを問うているか、コード内部の分岐の実行を問うているかを先に分ける。
  2. 02コード内部の分岐であれば、if文の真・偽のように条件の両方のパターンが確認されているかを見る。
  3. 03ホワイトボックステストという上位の言葉と、分岐テストという具体的な技法を階層で区別する。
  4. 04ブラックボックステストの説明(内部構造に立ち入らない)が混ざっていないか見直す。

到達条件: 分岐テストをコード中の分岐を実行して確認するホワイトボックス技法として説明し、ブラックボックステストとの違いを言える。

試験での問われ方

01

定義の言い換え

用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。

02

似た概念との比較

同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。

03

具体例からの判断

問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。

誤答しやすいポイント

「第7章 プログラミング・セキュリティ・AI運用」の問題で、取り違えやすい組み合わせです。

  • ホワイトボックステストとブラックボックステストの取り違え。内部構造を見てテストするか、入出力の仕様だけを見てテストするかの違い。
  • 共通鍵暗号と公開鍵暗号化方式を混同する。公開鍵暗号化方式では受信者の公開鍵で暗号化したデータの復号に受信者の秘密鍵が必要になる。
  • MLOpsとAIOpsの範囲を混同する。MLOpsはAIモデルの性能維持管理、AIOpsはITシステム運用全般へのAI活用という異なる対象を指す。

関連する確認問題

第7章 プログラミング・セキュリティ・AI運用 / プログラミング基礎

テストや検証の手法についての説明として、誤っているものはどれか。

誤っている説明を選ぶので、2つのテスト手法の取り違えを探す。正解は「ブラックボックステストは、プログラムの内部の分岐を確認しながら検証する手法である」である。ブラックボックステストは、内部の構造を見ずに、仕様に基づいて入力と出力だけを確認する手法で、内部の分岐を確認するのはホワイトボックステストである。ホワイトボックステストと分岐テストの説明、交差検証が機械学習モデルの性能を確かめる手法でありプログラムのテスト手法ではないことは、正しい説明である。したがって、ブラックボックステストに内部の確認を当てはめた説明が、設問の誤った説明である。

同じ章で確認したい用語

到達チェック

  • 分岐テストを一文で説明できる
  • 同じ章の似た用語と違いを説明できる
  • 問題文の具体例から、分岐テストに関係する論点を拾える
  • 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる

執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)