DS検定 用語解説
可用性とは
必要なときに情報やシステムを利用できる状態を保つ性質。
この記事の目次
まず押さえる結論
可用性は、DS検定の「第7章 プログラミング・セキュリティ・AI運用」に出てくる用語です。定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
情報源と編集区分
公式範囲を確認し、具体例・誤答例・判断手順は当サイトが編集。 一次情報確認日: 2026-10-02。
試験概要(公式)試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
「第7章 プログラミング・セキュリティ・AI運用」の問題で、取り違えやすい組み合わせです。
- ホワイトボックステストとブラックボックステストの取り違え。内部構造を見てテストするか、入出力の仕様だけを見てテストするかの違い。
- 共通鍵暗号と公開鍵暗号化方式を混同する。公開鍵暗号化方式では受信者の公開鍵で暗号化したデータの復号に受信者の秘密鍵が必要になる。
- MLOpsとAIOpsの範囲を混同する。MLOpsはAIモデルの性能維持管理、AIOpsはITシステム運用全般へのAI活用という異なる対象を指す。
関連する確認問題
第7章 プログラミング・セキュリティ・AI運用 / ITセキュリティ
情報セキュリティのCIAに含まれない品質特性はどれか。
CIAに含まれないものを選ぶので、まずCIAの3要素を確認する。正解は「再現性(同じ条件で同じ結果が得られる)」である。情報セキュリティのCIAは、許可されていない人に見せない機密性、改ざんされず正確な状態を保つ完全性、必要なときに利用できる可用性の3つである。再現性は、同じ条件で同じ結果が得られる性質であり、データ分析やAI開発の品質を語る概念で、情報セキュリティの3要素には含まれない。したがって、機密性・完全性・可用性の3つは外れ、再現性だけが設問の求めるものにあたる。
第7章 プログラミング・セキュリティ・AI運用 / ITセキュリティ
保存データが不正に書き換えられていないことを保証したい。対応するセキュリティ要素はどれか。
保存データが不正に書き換えられていないことを保証したいので、改ざんの有無に関わる要素が必要になる。正解は「完全性」である。完全性は、データやシステムが改ざんされず、正確な状態を保つ性質を指す。「機密性」は許可されていない人に見せないこと、「可用性」は必要なときに利用できることであり、書き換えの有無とは別の観点である。「再現性」は同じ条件で同じ結果が得られる性質で、情報セキュリティの要素ではない。したがって、設問に対応するセキュリティ要素は完全性である。
第7章 プログラミング・セキュリティ・AI運用 / ITセキュリティ
障害が起きても、利用者が必要なときにシステムとデータを使い続けられるようにしたい。重視するセキュリティ要素はどれか。
障害時にも必要なときに使い続けられるようにしたいので、利用できることに関わる要素を選ぶ。正解は「可用性」である。可用性は、必要なときに情報やシステムを利用できる性質を指し、情報セキュリティのCIAの1つである。「機密性」は許可されていない人に見せないこと、「完全性」はデータが改ざんされず正確であることであり、使い続けられることとは別の観点である。「再現性」は同じ条件で同じ結果が得られる性質で、情報セキュリティの要素ではない。したがって、設問が重視する要素は可用性である。
同じ章で確認したい用語
到達チェック
- 可用性を一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、可用性に関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる
執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)