第1章 Pythonの特徴(40問中1問)
Python3基礎試験:Pythonの特徴
第1章は、Pythonがどんな言語かを説明する導入の章です。コードを書く問題ではなく、特徴を言葉で選ぶ形で問われやすい章です。このページでは、公式チュートリアルの記載と、Python 3.9.6 で実行した結果を並べて確かめます。覚えるのは、インタープリタ言語であること、プログラムが短くなる3つの理由、C言語で拡張できることの3つです。
このページは試験の学習用の整理です。公式の問題は転載せず、例は公式チュートリアルの記載をもとにしています。
公式情報の確認
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結論
- Python はインタープリタ言語で、コンパイルやリンクが不要。対話的にも使えるので、試しながら開発しやすい
- プログラムが短くなる理由は3つ。高レベルのデータ型、インデントによる文のまとめ、変数や引数の宣言が不要なこと
- 柔軟な配列や辞書などの高レベルのデータ型が組み込まれている。Awk や Perl より幅広い問題に対応できるとされる
- C でプログラムを書ければ、新しい組み込み関数やモジュールをインタープリタに追加できる(拡張性)
- 名前は BBC の番組「Monty Python's Flying Circus」に由来し、爬虫類とは関係がない
インタープリタ言語の利点
公式チュートリアルは、作業の自動化にはシェルスクリプトやバッチファイルが使えるが、シェルスクリプトはファイルの移動やテキストの変更が得意で、GUI アプリケーションやゲームにはあまり向かないと説明しています。C・C++・Java は、最初の試作品を作るだけでもかなりの開発時間がかかることがあります。Python はもっと手軽に使え、Windows、macOS、Unix で動作します。
Python はインタープリタ言語なので、コンパイルやリンクが要りません。インタープリタを対話的に使えば、1行ずつ結果を確かめられます。Python 3.9.6 の対話モードで、手軽な電卓として使った例です。
>>> 2 + 2
4
>>> (50 - 5 * 6) / 4
5.0コンパイルとリンクが不要で対話的に使えるから、言語機能の実験や書き捨てのプログラムが書きやすい、というのが公式の説明です。インタープリタの起動方法そのものは、第2章のページで確認できます。
プログラムが短くなる3つの理由
公式チュートリアルによると、Python のプログラムは通常、同じ処理を行う C・C++・Java のプログラムよりもずっと短くなります。その理由は次の3つです。
| 理由 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 高レベルのデータ型 | 複雑な操作を1つの文で表せる | 辞書の内包表記で、値が100より大きい項目だけを取り出す |
| インデントで文をまとめる | 開始と終了を表す括弧が要らない | if と else の中身を字下げでそろえる |
| 宣言が不要 | 変数や引数の型を前もって書かない | x = 5 のあとで x = "five" と代入できる |
3つ目の宣言が不要という点を、Python 3.9.6 で確かめました。同じ変数 x に整数を入れたあと文字列を入れても、エラーにならず、型も入れた値に合わせて変わります。
x = 5
type(x)
<class 'int'>
x = "five"
type(x)
<class 'str'>高レベルのデータ型の例として、辞書の内包表記で値が100より大きい項目だけを取り出すと、1つの文で済みます。
prices = {"apple": 120, "orange": 80}
{k: v for k, v in prices.items() if v > 100}
{'apple': 120}インデントは見た目の整形ではなく、文のまとまりを決める文法です。字下げのない if 文を実行すると、Python 3.9.6 では IndentationError: expected an indented block になりました。Python では、括弧ではなくインデントが文のまとまりを表します。
拡張性と名前の由来
Python には拡張性があります。公式チュートリアルによると、C でプログラムを書く方法を知っていれば、新しい組み込み関数やモジュールをインタープリタに簡単に追加できます。重要な処理を最大限に高速化したり、バイナリ形式でしか提供されていないライブラリを Python プログラムにリンクしたりするのに使えます。逆に、C で書かれたアプリケーションに Python インタープリタをリンクし、そのアプリケーションの拡張言語や命令言語として使うこともできます。
Python はプログラムをモジュールに分割し、他の Python プログラムで再利用できます。ファイル I/O、システムコール、ソケットなどの機能や、Tk のような GUI ツールキットへのインターフェースを提供する標準モジュールも付属します。モジュールの使い方は第6章のページ、標準モジュールの中身は第10章のページで確認できます。
最後に、名前の由来です。Python は BBC の番組「Monty Python's Flying Circus」に由来し、爬虫類とは関係がありません。公式チュートリアルは、ドキュメントでこの番組のコントに触れることは、許されているだけでなく推奨されているとも書いています。
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試験範囲を通して読むときの1冊です。読んだ章は、このサイトの章別問題で確かめられます。
よくある質問
第1章のPythonの特徴は、何問出ますか?
このサイトが整理した公式の章別出題数では、40問中1問(2.5%)です。出題数は少ない章なので、インタープリタ言語であること、プログラムが短くなる3つの理由、拡張性を優先して確認します。
Pythonでプログラムが短く書ける理由は何ですか?
公式チュートリアルは3つを挙げています。高レベルのデータ型で複雑な操作を1つの文で表現できること、文を括弧ではなくインデントでまとめること、変数や引数の宣言が不要なことです。
Pythonではコンパイルが必要ですか?
必要ありません。公式チュートリアルは、Pythonはインタープリタ言語で、コンパイルやリンクが不要なので、プログラム開発の時間を大幅に節約できると説明しています。インタープリタを対話的に使えるため、言語の機能を試したり、書き捨てのプログラムを書いたりするのも簡単です。
Pythonという名前は、ヘビに由来しますか?
由来しません。公式チュートリアルによると、名前はBBCの番組「Monty Python's Flying Circus」に由来し、爬虫類とは関係ありません。
