生成AIパスポート 用語解説
匿名加工情報とは
特定の個人を識別できず、かつ復元できないように加工した個人情報。
まず押さえる結論
匿名加工情報は、生成AIパスポートの「第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則」で確認しておきたい用語です。 定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
混同しやすい用語との差
匿名加工情報 / 要配慮個人情報
匿名加工情報は、個人を識別できず復元できないよう加工した情報です。
要配慮個人情報は、病歴や信条など取扱いに特に配慮が必要な個人情報です。
見分け方: 加工後の状態を問うのか、情報の種類を問うのかで判断します。
試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
- 個人情報の区分の混同。要配慮個人情報=病歴・信条等の配慮を要する情報、匿名加工情報=復元できないよう加工した情報、個人識別符号=指紋やマイナンバー等それ単体で個人を識別できる符号。
- フィッシング・スミッシング・ヴィッシングの違い。偽サイト・偽メール=フィッシング、SMS=スミッシング、電話(音声)=ヴィッシング。
- AI事業者ガイドライン(国の指針)とAI新法(2025年公布の法律)の混同。ガイドラインは法律ではない。
関連する確認問題
第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則 / 個人情報保護の観点
本人の人種・信条・病歴・犯罪の経歴など、不当な差別や偏見が生じないよう取り扱いに特に配慮を要する個人情報を、個人情報保護法では何と呼ぶか。
人種・信条・病歴・犯罪の経歴など、取り扱いに特に配慮を要する情報は「要配慮個人情報」(機微・センシティブ情報)と呼ばれる。匿名加工情報は特定の個人を識別できないよう加工した情報、個人識別符号は指紋やマイナンバー等それ単体で個人を識別できる符号、限定提供データは不正競争防止法上の概念。
第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則 / インターネットリテラシー
インターネットを適切かつ安全に利用するために必要な、情報を正しく読み取り判断する知識や能力を何というか。
インターネットを適切・安全に利用するための知識や判断力をインターネットリテラシーという。ランサムウェアは不正プログラム、匿名加工情報は個人を識別できないよう加工した情報、パブリシティ権は有名人の氏名・肖像の経済的価値を守る権利で、いずれも『利用に必要な知識・判断力』を指す語ではない。
第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則 / 個人情報保護の観点
特定の個人を識別できないように個人情報を加工し、その情報を元に戻せない(復元できない)ようにした情報を何というか。
特定個人を識別できず、かつ復元できないように加工した情報が匿名加工情報。要配慮個人情報と機微(センシティブ)情報は人種・信条・病歴など取り扱いに配慮を要する情報、個人識別符号は指紋やマイナンバーなどそれ単体で個人を識別できる符号で、いずれも『復元できないよう加工した情報』ではない。
同じ章で確認したい用語
到達チェック
- 匿名加工情報を一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、匿名加工情報に関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる