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統計検定2級 第4章 標本分布と推定 予想問題と解説

統計検定2級第4章 標本分布と推定」の予想問題を33、各問の解説つきで掲載しています。公式シラバスの範囲で作成しています。

この章の要点

標本分布・推定などを扱う分野です。33(基礎4問・標準23問・応用6問)を収録しています。

  • 標本分布
  • 推定

確認しておきたいポイント

当サイトの作問時に観察した、取り違えやすい論点です(公式の統計ではありません)。

  • 標準偏差と標準誤差の混同。標準誤差は推定量のばらつきを表す。
  • 信頼区間を『母数がその確率で動く範囲』と誤解する。手順を繰り返したときの区間の性質として理解する。
  • 不偏分散で標本サイズnではなくn-1で割る理由を、単なる暗記にしない。
1 ・ 標本分布

標本平均が標本ごとにどの程度ばらつくかを表す指標はどれか。

  • 中央値
  • 最頻値
  • 標準誤差
  • 変動係数
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標準誤差正解
解説

標準誤差は、標本平均などの推定量が標本ごとにどの程度ばらつくかを表す指標である。中央値や最頻値はデータの中心や代表値、変動係数は標準偏差を平均で割った相対的なばらつきの指標であり、標本平均の標本ごとのばらつきそのものではない。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

2 ・ 推定

標本から母平均などの母数を、ある幅をもつ区間として推定する方法はどれか。

  • 点推定
  • 適合度検定
  • 単回帰分析
  • 区間推定
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区間推定正解
解説

母平均などの母数を、標本から幅をもつ区間として推定する方法を区間推定という。その区間が信頼区間であり、信頼係数と合わせて扱う。点推定は1つの値で推定する方法、適合度検定は分布への当てはまりを見る検定、単回帰分析は2変数の関係を直線で表す分析である。

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3 ・ 標本分布

母集団の分布が正規分布でなくても、一定の条件のもとで標本サイズが大きいと標本平均の分布が正規分布に近づくという定理はどれか。

  • ベイズの定理
  • 中心極限定理
  • 最小二乗法
  • 独立性の検定
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中心極限定理正解
解説

中心極限定理は、一定の条件のもとで標本サイズが大きくなると、標本平均の分布が正規分布に近づくことを述べる定理である。ベイズの定理は確率の更新、最小二乗法は回帰分析、独立性の検定はカテゴリ変数の関連を調べる検定であり、標本平均の分布に関する定理ではない。

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4 ・ 標本分布

母分散を推定するとき、標本サイズnではなくn-1で割って求める分散はどれか。

  • 標本平均
  • 相関係数
  • 不偏分散
  • 決定係数
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不偏分散正解
解説

不偏分散は、母分散を偏りなく推定するために、平均との差の2乗和を標本サイズnではなくn-1で割って求める分散である。標本平均は平均の推定量、相関係数は2変数の直線的関係、決定係数は回帰モデルの説明力を表す指標である。

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5 ・ 推定

母数を1つの値で推定する方法はどれか。

  • 区間推定
  • 棄却域
  • 独立性の検定
  • 点推定
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点推定正解
解説

母平均や母比率などの母数を1つの値で推定する方法を点推定という。区間推定は幅をもつ区間として推定する方法、棄却域は仮説検定で帰無仮説を棄却する領域、独立性の検定はカテゴリ変数の関連を調べる検定である。

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6 ・ 標本分布

母集団から標本を何度も取り、各標本から計算した統計量がつくる分布を何というか。

  • クロス集計表
  • 標本分布
  • 回帰直線
  • 余事象
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標本分布正解
解説

母集団から標本を繰り返し取り、それぞれの標本から計算した標本平均などの統計量がつくる分布を標本分布という。クロス集計表はカテゴリ変数の集計、回帰直線は回帰分析、余事象はある事象が起こらない事象であり、標本統計量の分布ではない。

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7 ・ 標本分布

標本から計算した平均を何というか。

  • 母平均
  • 母比率
  • 標本平均
  • 期待度数
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標本平均正解
解説

標本から計算した平均を標本平均という。母平均は母集団全体の平均、母比率は母集団全体における比率、期待度数はカイ二乗検定で想定される度数である。

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8 ・ 推定

信頼区間に付随して、その区間推定の手続きの信頼の程度を表す値はどれか。

  • p値
  • 決定係数
  • 相関係数
  • 信頼係数
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信頼係数正解
解説

信頼係数は、信頼区間を作る手続きの信頼の程度を表す値である。p値は仮説検定、決定係数は回帰モデルの説明力、相関係数は2変数の直線的関係の強さと向きを表す指標である。

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9 ・ 推定

標本から母集団全体の比率を推定するときに対象となる母数はどれか。

  • 母比率
  • 回帰係数
  • 自由度
  • 標本誤差
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母比率正解
解説

母集団全体における比率を母比率という。標本から母比率を推定する場面では、標本比率をもとに点推定や区間推定を考える。回帰係数は回帰分析、自由度は検定や分布、標本誤差は標本調査に伴う誤差である。

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10 ・ 標本分布

標本分布や検定で用いられる分布の組み合わせとして、公式出題範囲に含まれるものはどれか。

  • 散布図・箱ひげ図・クロス集計表
  • t分布・カイ二乗分布・F分布
  • 平均・中央値・最頻値
  • 相関・因果・層別
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t分布・カイ二乗分布・F分布正解
解説

t分布、カイ二乗分布、F分布は、標本分布や推定・検定で用いられる分布として公式出題範囲に含まれる。散布図や箱ひげ図はデータの記述、平均・中央値・最頻値は代表値、相関・因果・層別は2変数データやデータの見方に関する概念であり、標本分布で用いる分布の組み合わせではない。

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11 ・ 標本分布

不偏分散を使う理由として、最も適切なものはどれか。

  • 標本平均を必ず母平均と同じ値にするため
  • 回帰直線の残差をすべて0にするため
  • カテゴリ変数を連続型確率分布に変えるため
  • 標本から母分散を推定するとき、標本分散の偏りを補正するため
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標本から母分散を推定するとき、標本分散の偏りを補正するため正解
解説

不偏分散は、標本から母分散を推定するときに、標本分散が母分散を過小に見積もりやすい点を補正するために使われる。標本平均を必ず母平均と一致させたり、残差をすべて0にしたりするものではない。

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12 ・ 標本分布

中心極限定理の説明として、最も適切なものはどれか。

  • 一定の条件のもとで、標本平均の分布が正規分布に近づくことを述べる定理である
  • すべての観測値が必ず中央値と一致することを述べる定理である
  • 相関があれば必ず因果があることを述べる定理である
  • クロス集計表の自由度を必ず1にする定理である
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一定の条件のもとで、標本平均の分布が正規分布に近づくことを述べる定理である正解
解説

中心極限定理は、一定の条件のもとで標本平均の分布が正規分布に近づくことを述べる重要な結果である。中央値、因果、クロス集計表の自由度について断定する定理ではない。

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13 ・ 標本分布

母分散に関する推定や検定で用いられる分布として、最も関係が深いものはどれか。

  • ベルヌーイ分布
  • カイ二乗分布
  • 一様分布
  • ポアソン分布
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カイ二乗分布正解
解説

カイ二乗分布は、正規母集団の分散に関する推定や検定、またカテゴリカルデータの検定などで用いられる。ベルヌーイ分布やポアソン分布は離散型確率分布、一様分布は連続型確率分布であり、母分散の推定で中心的に使う分布とは異なる。

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14 ・ 推定

母平均や母比率などの母数を、標本から単一の推定値として示す方法はどれか。

  • 区間推定
  • 独立性の検定
  • 点推定
  • 重回帰分析
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点推定正解
解説

点推定は、母平均や母比率などの母数を標本から1つの値で推定する方法である。区間推定は幅をもつ区間として推定する方法、独立性の検定はカテゴリ変数の関係を調べる検定、重回帰分析は複数の説明変数を扱う回帰分析である。

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15 ・ 推定

信頼区間の幅に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • 標準誤差が大きいほど、信頼区間は必ず1点になる
  • 信頼係数は回帰直線の傾きと同じ意味である
  • 区間推定では母平均や母比率を扱うことはない
  • 標準誤差が大きいほど、同じ信頼係数なら信頼区間は広くなりやすい
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標準誤差が大きいほど、同じ信頼係数なら信頼区間は広くなりやすい正解
解説

信頼区間の幅は、標準誤差や信頼係数の影響を受ける。同じ信頼係数であれば、推定量のばらつきを表す標準誤差が大きいほど区間は広くなりやすい。信頼係数は回帰係数ではなく、区間推定では母平均や母比率も扱われる。

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16 ・ 標本分布

標準誤差が標準偏差と異なる点として、最も適切なものはどれか。

  • 標準誤差はデータ中で最も多く現れる値である
  • 標準誤差は標本平均などの推定量のばらつきを表す
  • 標準誤差はカテゴリ変数のクロス集計表である
  • 標準誤差は相関係数を必ず1にする処理である
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標準誤差は標本平均などの推定量のばらつきを表す正解
解説

標準誤差は、標本平均などの推定量が標本ごとにどの程度ばらつくかを表す。標準偏差はデータそのもののばらつきを表す。最頻値、クロス集計表、相関係数とは別の概念である。

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17 ・ 標本分布

t分布を使う場面として、最も適切なものはどれか。

  • 2つのカテゴリ変数の期待度数だけを求める場面
  • 成功回数だけを二項分布で表す場面
  • 母分散が未知の母平均に関する推定や検定で、標本からばらつきを推定する場面
  • 回帰直線の決定係数だけを確認する場面
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母分散が未知の母平均に関する推定や検定で、標本からばらつきを推定する場面正解
解説

t分布は、母分散が未知の母平均に関する推定や検定で、標本からばらつきを推定して扱う場面で用いられる。期待度数、二項分布、決定係数とは文脈が異なる。

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18 ・ 標本分布

F分布が登場する文脈として、最も適切なものはどれか。

  • 中央値と最頻値だけを比較する図である
  • ベイズの定理の別名である
  • クロス集計表の各セル名である
  • 標本分布や分散に関する推定・検定の文脈で用いられる
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標本分布や分散に関する推定・検定の文脈で用いられる正解
解説

F分布は標本分布の一つであり、分散に関する推定や検定の文脈で用いられる。複数のばらつきを比較する場面と関係が深い分布として押さえる。中央値や最頻値、ベイズの定理、クロス集計表とは異なる概念である。

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19 ・ 推定

母平均の区間推定で、信頼区間を読むときの注意として最も適切なものはどれか。

  • 標本から得た区間で母平均を推定する手続きであり、信頼係数と合わせて解釈する
  • 信頼区間は帰無仮説が正しい確率そのものである
  • 母平均の区間推定では標準誤差を考えない
  • 信頼区間は必ず相関係数と同じ値になる
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標本から得た区間で母平均を推定する手続きであり、信頼係数と合わせて解釈する正解
解説

母平均の区間推定では、標本から得られる推定量と標準誤差をもとに信頼区間を作り、信頼係数と合わせて解釈する。信頼区間は帰無仮説が正しい確率ではなく、相関係数とも異なる。

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20 ・ 推定

母分散を推定対象とする場面として、最も適切なものはどれか。

  • 2つのカテゴリ変数の独立性だけを調べる場面
  • 母集団のばらつきの大きさを、標本分散や不偏分散を手がかりに考える場面
  • 説明変数が複数ある回帰分析だけを行う場面
  • 余事象の確率だけを求める場面
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母集団のばらつきの大きさを、標本分散や不偏分散を手がかりに考える場面正解
解説

母分散は母集団のばらつきを表す母数であり、標本分散や不偏分散を手がかりに推定を考える。独立性の検定、重回帰分析、余事象の確率とは目的が異なる。

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21 ・ 標本分布

標本平均の標本分布を考える意義として、最も適切なものはどれか。

  • すべての標本平均を母平均と必ず一致させるため
  • クロス集計表の期待度数をなくすため
  • 相関係数から因果を直接証明するため
  • 標本を取り直したときに標本平均がどの程度ばらつくかを理解するため
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標本を取り直したときに標本平均がどの程度ばらつくかを理解するため正解
解説

標本平均の標本分布を考えると、標本を取り直したときに標本平均がどの程度ばらつくかを理解できる。これは標準誤差や推定の理解につながる。母平均との完全一致、期待度数の削除、因果の証明とは異なる。

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22 ・ 推定

点推定と区間推定の違いとして、最も適切なものはどれか。

  • 点推定は1つの値で推定し、区間推定は幅をもつ区間で推定する
  • 点推定は必ず検定で、区間推定は必ず回帰分析である
  • 点推定では母数を扱わず、区間推定では標本を扱わない
  • 点推定と区間推定はどちらもクロス集計表の別名である
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点推定は1つの値で推定し、区間推定は幅をもつ区間で推定する正解
解説

点推定は母平均や母比率などの母数を1つの値で推定する方法である。区間推定は信頼区間のように幅をもつ区間で推定する方法である。検定、回帰分析、クロス集計表とは役割が異なる。

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23 ・ 推定

母比率の区間推定で考える対象として、最も適切なものはどれか。

  • 回帰直線の残差を必ず0にする
  • 母集団全体における割合を、標本から幅をもつ区間として推定する
  • 標本分散を必ず母分散と同じ値にする
  • 2つの事象を必ず独立にする
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母集団全体における割合を、標本から幅をもつ区間として推定する正解
解説

母比率の区間推定では、母集団全体における割合を、標本から幅をもつ区間として推定する。回帰直線の残差、標本分散と母分散の一致、事象の独立とは異なる問題である。

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24 ・ 推定

信頼係数を高くすると信頼区間に起こりやすい変化として、最も適切なものはどれか。

  • 信頼区間は必ず1点になる
  • 母平均と母比率は必ず同じ値になる
  • 同じ標本情報なら、より広い信頼区間になりやすい
  • p値が必ず0になる
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同じ標本情報なら、より広い信頼区間になりやすい正解
解説

同じ標本情報で信頼係数を高くすると、母数を含む手続きをより広く取ることになり、信頼区間は広くなりやすい。信頼区間が1点になるわけではなく、母平均と母比率、p値とは別の概念である。

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25 ・ 推定

母数という言葉で表される対象として、最も適切なものはどれか。

  • 標本から必ず除外する外れ値だけ
  • 回帰直線の図だけ
  • 余事象の一覧表だけ
  • 母平均、母比率、母分散など、母集団の特徴を表す量
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母平均、母比率、母分散など、母集団の特徴を表す量正解
解説

母数は、母集団の特徴を表す量であり、母平均、母比率、母分散などが含まれる。標本から推定したい対象そのものを指すため、推定や検定の前提になる。標本の外れ値、回帰直線の図、余事象の一覧表とは異なる。

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26 ・ 標本分布

標本分散と不偏分散を区別する理由として、最も適切なものはどれか。

  • 標本分散は必ず母平均と同じ値になるため
  • 母分散を推定するとき、標本から計算した分散の偏りを意識する必要があるため
  • 不偏分散は回帰直線の別名であるため
  • 標本分散はカテゴリ変数の期待度数だけを表すため
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母分散を推定するとき、標本から計算した分散の偏りを意識する必要があるため正解
解説

標本から母分散を推定するとき、標本分散には偏りがあるため、不偏分散を用いて補正する考え方が重要になる。母平均、回帰直線、期待度数とは別の概念である。

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27 ・ 標本分布

中心極限定理が推定で重要になる理由として、最も適切なものはどれか。

  • すべての標本分散を必ず0にするため
  • 相関があれば因果を必ず証明するため
  • 標本平均の分布を正規分布で近似して考える根拠になるため
  • クロス集計表の自由度を使わなくするため
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標本平均の分布を正規分布で近似して考える根拠になるため正解
解説

中心極限定理は、一定の条件のもとで標本平均の分布が正規分布に近づくことを示す。これにより推定や検定で正規分布を用いた近似を考えやすくなる。標本分散、因果、自由度とは別の論点である。

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28 ・ 推定

母平均と母比率の推定を区別する観点として、最も適切なものはどれか。

  • 母平均はカテゴリ変数、母比率は回帰係数だけを表す
  • 母平均の推定では標本を使わず、母比率の推定では母集団を考えない
  • 母平均と母比率は常に同じ値になる
  • 平均という量を推定するのか、割合という量を推定するのかを区別する
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平均という量を推定するのか、割合という量を推定するのかを区別する正解
解説

母平均は母集団の平均、母比率は母集団における割合であり、推定対象が異なる。どちらも標本から母集団について推測する点は共通する。カテゴリ変数や回帰係数だけを表すものではない。

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29 ・ 推定

標準誤差が小さい推定の特徴として、最も適切なものはどれか。

  • 標本ごとの推定量のばらつきが小さいと考えられる
  • 母分散が必ず0であることを意味する
  • 信頼係数が必ず0になることを意味する
  • 回帰係数が必ず1になることを意味する
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標本ごとの推定量のばらつきが小さいと考えられる正解
解説

標準誤差は標本平均などの推定量が標本ごとにどの程度ばらつくかを表す。小さいほど推定量のばらつきが小さいと考えられる。母分散、信頼係数、回帰係数を直接固定するものではない。

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30 ・ 標本分布

カイ二乗分布が標本分布として扱われる場面として、最も適切なものはどれか。

  • 2つの量的変数の散布図だけを描く場面
  • 分散に関する推定や検定、カテゴリカルデータの検定などで使われる場面
  • 平均と中央値だけを比較する場面
  • 余事象の確率だけを求める場面
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分散に関する推定や検定、カテゴリカルデータの検定などで使われる場面正解
解説

カイ二乗分布は、分散に関する推定や検定、またカテゴリカルデータのカイ二乗検定などで使われる。散布図、平均と中央値の比較、余事象の確率とは異なる。

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31 ・ 推定

母分散の推定で不偏分散が重要になる理由として、最も適切なものはどれか。

  • 帰無仮説を必ず棄却するため
  • 相関係数を必ず0にするため
  • クロス集計表の期待度数を消すため
  • 標本分散の偏りを補正し、母分散を推定するため
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標本分散の偏りを補正し、母分散を推定するため正解
解説

不偏分散は、標本分散が母分散を過小に見積もりやすい点を補正して、母分散を推定するために使われる。帰無仮説、相関係数、期待度数とは別の概念である。

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32 ・ 推定

信頼区間と点推定を一緒に見る意義として、最も適切なものはどれか。

  • 点推定で代表的な推定値を見て、信頼区間で推定の不確実性も確認できる
  • 点推定を使うと信頼係数は必ず0になる
  • 信頼区間は相関係数の符号だけを表す
  • 点推定と信頼区間はどちらも自由度の別名である
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点推定で代表的な推定値を見て、信頼区間で推定の不確実性も確認できる正解
解説

点推定は母数を1つの値で推定し、信頼区間は幅をもつ区間として推定する。両方を見ることで、代表的な推定値と不確実性を合わせて確認できる。信頼係数、相関係数、自由度とは異なる。

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33 ・ 標本分布

標本平均の分布のばらつきが小さくなることの意味として、最も適切なものはどれか。

  • 母平均が必ず0になる
  • 母平均に関する推定が標本ごとに比較的安定しやすい
  • 標本分散が定義できなくなる
  • カイ二乗検定の自由度が必ず1になる
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母平均に関する推定が標本ごとに比較的安定しやすい正解
解説

標本平均の分布のばらつきが小さいほど、標本を取り直したときの標本平均の変動が小さく、母平均に関する推定は比較的安定しやすい。母平均の値そのもの、標本分散、自由度を直接固定するものではない。

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