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統計検定2級 第3章 確率分布 予想問題と解説

統計検定2級「第3章 確率分布」の予想問題を65問収録しています。このページでは代表39問を解説つきで掲載し、全問は演習画面で解けます。出題は公式シラバスの範囲内です。

この章の要点

離散型確率分布、連続型確率分布などを扱う分野です。全65問(基礎9問・標準28問・応用28問)を収録しています。

  • 離散型確率分布
  • 連続型確率分布

情報源と編集区分

公式範囲を確認し、問題数・難易度・確認点は当サイトが集計・編集。 一次情報確認日: 2026-10-09。

試験概要(公式)

確認しておきたいポイント

当サイトの作問時に観察した、取り違えやすい論点です(公式の統計ではありません)。

  • 二項分布とポアソン分布の使い分け。二項分布は成功/失敗の試行回数が決まる場面、ポアソン分布は一定時間・領域内の発生回数のモデル。
  • 正規分布と標準正規分布の混同。標準正規分布は平均0・分散1の正規分布。
  • 確率密度関数の値そのものを確率と取り違える。連続分布では区間の面積が確率になる。

この章の関連用語

この分野の問題で扱う用語です。意味があいまいなものは、用語集で定義を確認できます。

正規分布・二項分布を動かして確認する

可視化ツールを読み込んでいます。

この章に関連する比較記事

混同しやすい2つの概念を並べて整理した記事です。

よくある質問

Q第3章 確率分布は何問収録されていますか?

A

現在65問を収録しています。内訳は基礎9問・標準28問・応用28問です。

Q第3章 確率分布の頻出論点は何ですか?

A

離散型確率分布、連続型確率分布などが出題対象です(当サイト収録問題に基づく編集部集計)。

Q間違えた問題はどう復習すればいいですか?

A

誤答した選択肢のどこがずれていたかを解説で確認し、関連用語がある場合は用語集で定義に戻ってから再演習することをおすすめします。

第1問 ・ 離散型確率分布

成功または失敗の2通りの結果をもつ独立な試行を一定回数行い、その成功回数を表す確率分布はどれか。

  • ア二項分布
  • イ正規分布
  • ウ指数分布
  • エ標準正規分布
答えと解説を見る
ア二項分布正解
解説

正解は「二項分布」である。二項分布は、成功・失敗の2通りの結果をもつ独立な試行を一定回数繰り返したときの、成功する回数そのものを表す確率分布であり、とりうる値が0,1,2などの整数に限られる離散型の分布である。正規分布は連続する値をとる連続型の分布であり、成功回数のような整数の個数を直接表す分布ではない。指数分布も連続型の分布で、次の出来事が起こるまでの時間間隔などを表す用途の分布であり、試行回数中の成功回数とは表す対象が異なる。標準正規分布は正規分布のうち平均0・分散1のものを指す特別な形であり、これも連続型であって成功回数を表す分布ではない。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-005
問題番号 t2-005 の誤りを報告する
第2問 ・ 連続型確率分布

平均0、分散1の正規分布を何というか。

  • アポアソン分布
  • イ標準正規分布
  • ウ二項分布
  • エカイ二乗分布
答えと解説を見る
イ標準正規分布正解
解説

正解は「標準正規分布」である。標準正規分布は、正規分布のうち平均0、分散1という特定の条件を満たすものを指し、一般の正規分布は標準化という操作によって標準正規分布に変換して扱うことができる。ポアソン分布は一定期間や範囲内に起こる出来事の回数を表す離散型の分布であり、平均0・分散1という条件で定まる分布ではない。二項分布も成功回数を表す離散型の分布であり、平均や分散の値によって形が変わるが、平均0・分散1の正規分布そのものを指す名称ではない。カイ二乗分布は標本分布や検定の場面で使われる分布であり、正規分布とは形も用途も異なる。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-006
問題番号 t2-006 の誤りを報告する
第3問 ・ 離散型確率分布

一定時間内に起こるまれな事象の発生回数を表すモデルとして使われる離散型確率分布はどれか。

  • ア正規分布
  • イ一様分布
  • ウポアソン分布
  • エ指数分布
答えと解説を見る
ウポアソン分布正解
解説

正解は「ポアソン分布」である。ポアソン分布は、一定時間や一定領域内で起こる事象の発生回数を表す離散型確率分布として使われる。正規分布、一様分布、指数分布はいずれも連続型確率分布であり、発生回数のような離散的な個数を直接表す分布ではない。 数える対象が非負整数の発生回数であることと、観測枠が一定時間・一定領域であることを同時に確認すると、連続量を扱う3分布と区別できる。 数える対象が非負整数の発生回数であることと、観測枠が一定時間・一定領域であることを同時に確認すると、連続量を扱う3分布と区別できる。回数と待ち時間を取り違えないことが、この設問の中心になる。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-019
問題番号 t2-019 の誤りを報告する
第4問 ・ 連続型確率分布

連続型確率分布で、ある区間に入る確率を求めるときの説明として最も適切なものはどれか。

  • ア確率密度関数の1点での値そのものを確率とみなす
  • イ必ず二項分布に変換して成功回数を数える
  • ウ中央値だけを使えば区間確率が決まる
  • エ確率密度関数の区間上の面積として確率を考える
答えと解説を見る
エ確率密度関数の区間上の面積として確率を考える正解
解説

正解は「確率密度関数の区間上の面積として確率を考える」である。連続型確率分布では、ある1点を取る確率ではなく、区間に対応する確率密度関数の面積として確率を考える。確率密度関数の値そのものを確率とみなすのは誤り。二項分布は離散型分布であり、中央値だけで区間確率が決まるわけでもない。点の値か区間の面積かという捉え方の違いに注目すると、1点の値をそのまま確率とみなす説明、二項分布への変換を前提とする説明、中央値だけで決まるとする説明はいずれも条件からずれており、区間に対応する面積として確率を考える説明だけが設問の条件に対応する。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-020
問題番号 t2-020 の誤りを報告する
第5問 ・ 連続型確率分布

正規分布を標準正規分布に変換して扱うときに用いる処理はどれか。

  • ア標準化
  • イ層別
  • ウ無作為抽出
  • エ適合度検定
答えと解説を見る
ア標準化正解
解説

正解は「標準化」である。標準化は、値から平均を引き、標準偏差で割ることで、正規分布を標準正規分布として扱える形に変換する処理である。層別は集団を層に分けること、無作為抽出は標本の選び方、適合度検定は分布への当てはまりを調べる検定である。集団を層に分ける操作か、標本の選び方か、分布への当てはまりを調べる検定かという役割の違いを確認すると、いずれも正規分布を標準正規分布へ変換する処理そのものではなく、値を平均と標準偏差で変換する標準化だけが設問の条件に対応する。

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問題番号: t2-021
問題番号 t2-021 の誤りを報告する
第6問 ・ 離散型確率分布

1回の試行で成功または失敗の2通りの結果をとる確率分布はどれか。

  • アベルヌーイ分布
  • イ正規分布
  • ウ指数分布
  • エF分布
答えと解説を見る
アベルヌーイ分布正解
解説

正解は「ベルヌーイ分布」である。ベルヌーイ分布は、1回の試行で成功(確率p)か失敗(確率1-p)かの2通りの結果だけをとる、最も単純な離散型確率分布である。二項分布は、このベルヌーイ試行をn回繰り返したときの成功回数が従う分布であり、1回の試行ではなく複数回の試行を前提とする点で設問の条件とは異なる。正規分布は平均を中心に左右対称な連続型確率分布、指数分布は次の事象が起こるまでの待ち時間を表す連続型確率分布であり、いずれも連続量を扱うため、成功・失敗という2値の離散的な結果を問う設問には当てはまらない。F分布は2つの分散の比が従う分布であり、分散分析など標本分布の文脈で用いられるため、1回の試行結果そのものを表す分布ではない。

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問題番号: t2-041
問題番号 t2-041 の誤りを報告する
第7問 ・ 離散型確率分布

二項分布とポアソン分布の使い分けとして、最も適切なものはどれか。

  • ア二項分布は連続型分布、ポアソン分布は標準正規分布である
  • イ二項分布は成功回数、ポアソン分布は一定時間や領域内の発生回数を表す場面で使われる
  • ウ二項分布は母平均の区間推定だけ、ポアソン分布は回帰係数だけに使われる
  • エ二項分布とポアソン分布はどちらも相関係数の別名である
答えと解説を見る
イ二項分布は成功回数、ポアソン分布は一定時間や領域内の発生回数を表す場面で使われる正解
解説

正解は「二項分布は成功回数、ポアソン分布は一定時間や領域内の発生回数を表す場面で使われる」である。二項分布は、成功/失敗の試行を一定回数行ったときの成功回数を表す場面で使われる。ポアソン分布は、一定時間や一定領域内の発生回数を表す場面で使われる。どちらも離散型確率分布であり、相関係数や回帰係数の別名ではない。試行回数が決まった成功回数なのか、時間・領域を区切った発生回数なのかを読み分ける。区間推定や回帰係数は確率分布の使い分けではなく、連続型・標準正規分布という分類も両者に当たらない。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-042
問題番号 t2-042 の誤りを報告する
第8問 ・ 連続型確率分布

ある区間内のどの値も同じように起こりやすいと考える連続型確率分布はどれか。

  • ア二項分布
  • イベルヌーイ分布
  • ウ一様分布
  • エカイ二乗分布
答えと解説を見る
ウ一様分布正解
解説

正解は「一様分布」である。一様分布は、区間[a,b]の中でどの値も同じ確率密度1/(b-a)をとる連続型確率分布であり、「ある区間内のどの値も同じように起こりやすい」という設問の条件に直接対応する。二項分布とベルヌーイ分布は、成功・失敗の試行回数という整数値だけをとる離散型確率分布であり、区間内の連続的な値を対象とする一様分布とは分布の型そのものが異なる。カイ二乗分布は連続型分布ではあるが、標準正規分布に従う変数の2乗和として定義されるため0以上の値に偏った非対称な形をとり、確率密度が区間内で一定になる一様分布とは形状が異なる。したがって、区間全体で確率密度が等しいという条件を満たすのは一様分布だけである。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-043
問題番号 t2-043 の誤りを報告する
第9問 ・ 連続型確率分布

正規分布について、最も適切な説明はどれか。

  • ア成功/失敗の1回の試行だけを表す離散型確率分布である
  • イクロス集計表の期待度数だけを表す表である
  • ウ回帰直線の傾きを表す係数である
  • エ平均を中心に左右対称の形をとる連続型確率分布である
答えと解説を見る
エ平均を中心に左右対称の形をとる連続型確率分布である正解
解説

正解は「平均を中心に左右対称の形をとる連続型確率分布である」である。正規分布は、平均μを中心とした左右対称な釣り鐘型の形をとり、平均と分散(標準偏差)の2つのパラメータによって形が定まる連続型確率分布である。「成功/失敗の1回の試行だけを表す離散型確率分布」はベルヌーイ分布の説明であり、連続型で対称な形をとる正規分布とは分布の型が異なる。「クロス集計表の期待度数だけを表す表」は、カイ二乗検定で帰無仮説のもとに想定される期待度数の説明であり、分布ではなく個々のセルの値を表す。「回帰直線の傾きを表す係数」は回帰係数の説明であり、単回帰分析で求める1つの数値であって、確率変数のとる値全体の分布を表す正規分布とは対象がまったく異なる。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-044
問題番号 t2-044 の誤りを報告する
第10問 ・ 離散型確率分布

離散型確率分布の期待値や分散に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ア期待値は平均的な値、分散はその値のばらつきを表す
  • イ期待値は必ず中央値と同じで、分散は常に0である
  • ウ期待値は相関係数の別名で、分散は回帰直線の傾きである
  • エ期待値も分散もカテゴリ変数の度数だけを表す
答えと解説を見る
ア期待値は平均的な値、分散はその値のばらつきを表す正解
解説

正解は「期待値は平均的な値、分散はその値のばらつきを表す」である。期待値は確率変数がとる値を確率で重み付けした平均であり、分散はそれぞれの値が期待値からどれだけ離れているかを2乗して平均した、ばらつきの大きさを表す量である。期待値と中央値は一般に一致するとは限らず、分布が左右非対称であればずれが生じるため、「期待値は必ず中央値と同じ」という説明は成り立たない。また分散は確率変数にばらつきがある限り正の値をとり、常に0になるわけではない。相関係数は2変数の直線的な関係の強さを表す指標、回帰直線の傾きは回帰係数であり、いずれも1つの確率変数の期待値・分散とは対象が異なる。カテゴリ変数の度数も、平均やばらつきとは異なる集計値である。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-045
問題番号 t2-045 の誤りを報告する
第11問 ・ 離散型確率分布

ポアソン分布を使う場面として、最も適切なものはどれか。

  • ア平均0、分散1の連続型分布だけを扱う場面
  • イ2つの量的変数の相関係数だけを求める場面
  • ウ一定時間や一定領域内で起こる事象の発生回数を扱う場面
  • エ箱ひげ図で四分位数だけを表示する場面
答えと解説を見る
ウ一定時間や一定領域内で起こる事象の発生回数を扱う場面正解
解説

正解は「一定時間や一定領域内で起こる事象の発生回数を扱う場面」である。ポアソン分布は、一定時間や一定領域内で起こる事象の発生回数を表す離散型確率分布として使われる。平均0、分散1の連続型分布は標準正規分布のことを指し、2つの量的変数の相関係数だけを求める場面や、箱ひげ図で四分位数だけを表示する場面とは、扱う対象も分析の目的も明らかに異なるため区別して理解する必要がある。 確率分布は変数の型と観測対象で選ぶ。平均0・分散1の連続変数は標準正規分布である。相関係数と箱ひげ図は確率分布の選択ではない。区間内の電話件数など、発生回数という非負整数を扱う条件がポアソン分布に対応する。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-071
問題番号 t2-071 の誤りを報告する
第12問 ・ 離散型確率分布

ベルヌーイ分布と二項分布の関係として、最も適切なものはどれか。

  • アベルヌーイ分布は連続型、二項分布は標準正規分布である
  • イベルヌーイ分布は回帰分析、二項分布は相関係数の別名である
  • ウベルヌーイ分布は母分散、二項分布は信頼係数だけを表す
  • エベルヌーイ分布は1回の成功・失敗、二項分布はその独立な試行を複数回行った成功回数を扱う
答えと解説を見る
エベルヌーイ分布は1回の成功・失敗、二項分布はその独立な試行を複数回行った成功回数を扱う正解
解説

正解は「ベルヌーイ分布は1回の成功・失敗、二項分布はその独立な試行を複数回行った成功回数を扱う」である。ベルヌーイ分布は成功または失敗の2通りをとる1回の試行を表し、二項分布はそのような独立な試行を一定回数行ったときの成功回数を表す。ベルヌーイ分布は連続型分布や標準正規分布ではなく、回帰分析や相関係数の別名でもなく、母分散や信頼係数だけを表す言葉でもなく、いずれも確率分布としての性質が異なる別の概念である。成功・失敗という結果は共通だが、1回の試行か、独立な試行を複数回繰り返した成功回数かが違う。この回数の関係を説明する選択肢を選ぶ。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-072
問題番号 t2-072 の誤りを報告する
第13問 ・ 連続型確率分布

連続型確率分布における確率密度関数の役割として、最も適切なものはどれか。

  • ア区間に対応する面積によって、その区間に値が入る確率を表す
  • イ個々の一点の高さをそのまま確率として必ず読む
  • ウカテゴリ変数の期待度数だけを並べる
  • エ標本調査の非標本誤差を必ずなくす
答えと解説を見る
ア区間に対応する面積によって、その区間に値が入る確率を表す正解
解説

正解は「区間に対応する面積によって、その区間に値が入る確率を表す」である。連続型確率分布では、確率密度関数の曲線の下の面積が区間の確率に対応する。一点での高さをそのまま確率として読む考え方は誤りで、面積として捉える点が特徴である。期待度数はカイ二乗検定などカテゴリカルデータの分析で使う値であり、確率密度関数とは無関係である。また非標本誤差は標本調査で生じる誤差であり、確率密度関数の役割とは別の概念である。 連続型では一点の確率と区間の確率を分ける。密度関数の高さそのものは確率ではなく、指定区間で曲線の下を積分した面積がその区間の確率になる。期待度数や非標本誤差は別の分析・調査概念である。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-073
問題番号 t2-073 の誤りを報告する
第14問 ・ 連続型確率分布

指数分布について、最も適切な説明はどれか。

  • ア成功回数だけを扱う離散型確率分布である
  • イ連続型確率分布の一つで、時間間隔などを扱う場面で用いられる
  • ウ2つのカテゴリ変数のクロス集計表である
  • エ回帰直線の決定係数そのものである
答えと解説を見る
イ連続型確率分布の一つで、時間間隔などを扱う場面で用いられる正解
解説

正解は「連続型確率分布の一つで、時間間隔などを扱う場面で用いられる」である。指数分布は連続型確率分布の一つであり、時間間隔などを扱う場面で用いられる。成功回数だけを扱う代表的な離散型確率分布は二項分布であり、2つのカテゴリ変数の集計はクロス集計表、回帰モデルの説明力を示す指標は決定係数であって、いずれも指数分布とは異なる概念であり、離散型と連続型の違いも含めて区別しておきたい。指数分布を見分けるには、値が連続的な時間間隔である点を見る。回数、カテゴリの集計表、回帰の指標はデータの型と用途が異なる。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-074
問題番号 t2-074 の誤りを報告する
第15問 ・ 連続型確率分布

正規分布の変数を標準正規分布に変換して扱う理由として、最も適切なものはどれか。

  • アすべての離散型確率分布を必ず二項分布に変えるため
  • イ相関係数を常に1にするため
  • ウ平均と標準偏差の異なる正規分布を、標準化によって共通の尺度で扱えるようにするため
  • エ標本誤差と非標本誤差を同じ意味にするため
答えと解説を見る
ウ平均と標準偏差の異なる正規分布を、標準化によって共通の尺度で扱えるようにするため正解
解説

正解は「平均と標準偏差の異なる正規分布を、標準化によって共通の尺度で扱えるようにするため」である。正規分布に従う変数は、平均と標準偏差を用いて標準化すると標準正規分布として扱え、元の平均や標準偏差が異なる変数でも共通の基準で比較しやすくなる。判断の中心は、変換前が正規分布、操作が標準化、変換後が標準正規分布という対応である。二項分布への変換、相関係数の変更、標本誤差と非標本誤差の統一は、この変換の目的にも結果にも含まれない。問題文の「共通の尺度」に対応する選択肢だけを残せばよい。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-075
問題番号 t2-075 の誤りを報告する
第16問 ・ 離散型確率分布

二項分布の前提として、最も適切なものはどれか。

  • ア成功または失敗の2通りの結果をもつ独立な試行を一定回数行う
  • イ任意の連続値が同じ確率密度をもつ
  • ウ標本平均が必ず母平均に一致する
  • エカテゴリ変数のクロス集計表だけを扱う
答えと解説を見る
ア成功または失敗の2通りの結果をもつ独立な試行を一定回数行う正解
解説

正解は「成功または失敗の2通りの結果をもつ独立な試行を一定回数行う」である。二項分布は、各試行の結果が成功・失敗の二通りで、試行が独立し、一定回数を繰り返したときの成功回数を表す離散型確率分布である。任意の連続値が同じ確率密度をもつのは一様分布の説明であり、連続型と離散型が異なる。標本平均は標本により変動するため母平均へ必ず一致せず、クロス集計表はカテゴリ変数の組合せを集計する表である。結果の種類、試行間の関係、回数という三条件を確認する。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-101
問題番号 t2-101 の誤りを報告する
第17問 ・ 離散型確率分布

ポアソン分布と二項分布を同じ離散型確率分布として扱う理由として、最も適切なものはどれか。

  • アどちらも必ず左右対称の連続型確率分布だから
  • イどちらも回数のような離散的な値をとる確率変数を扱うから
  • ウどちらも相関係数の計算だけに使うから
  • エどちらも信頼係数の別名だから
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イどちらも回数のような離散的な値をとる確率変数を扱うから正解
解説

正解は「どちらも回数のような離散的な値をとる確率変数を扱うから」である。ポアソン分布と二項分布は、発生回数や成功回数のような離散的な値をとる確率変数を扱う離散型確率分布である。正規分布のような連続的な値をとる連続型確率分布、2変数の関係を表す相関係数、区間推定で使う信頼係数とは、対象とする値の種類や役割が異なる。 確率分布の型は取り得る値で分類する。二項分布の成功回数とポアソン分布の発生回数はいずれも0以上の整数という可算な値を取る。連続分布の対称性、相関係数、信頼係数は分類根拠にならない。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-102
問題番号 t2-102 の誤りを報告する
第18問 ・ 離散型確率分布

確率分布の分散が表すものとして、最も適切なものはどれか。

  • ア標本を無作為に選んだ人数そのもの
  • イ2つのカテゴリ変数の自由度そのもの
  • ウ確率変数の値が期待値の周りでどの程度ばらつくか
  • エ回帰直線の傾きそのもの
答えと解説を見る
ウ確率変数の値が期待値の周りでどの程度ばらつくか正解
解説

正解は「確率変数の値が期待値の周りでどの程度ばらつくか」である。確率分布の分散は、確率変数の値が期待値の周りでどの程度ばらつくかを表す。値が期待値付近に集まりやすいか、広く散らばりやすいかを見るための量である。分散は標本を無作為に選んだ人数そのものではなく、2つのカテゴリ変数の自由度そのものでもなく、回帰直線の傾きそのものでもなく、これらは分散とは別の指標として区別して理解する必要がある。 分散は偏差の二乗の期待値として、分布の中心からの広がりを数量化する。抽出人数は標本サイズ、カテゴリ表の自由度は制約下の情報量、回帰直線の傾きは説明変数1単位の変化に対応する予測変化であり、分布の散らばりではない。

https://www.toukei-kentei.jp/grade/grade2/ (2026-07-11公式出題範囲照合)

問題番号: t2-103
問題番号 t2-103 の誤りを報告する
第19問 ・ 連続型確率分布

一様分布と正規分布の違いとして、最も適切なものはどれか。

  • ア一様分布は成功回数、正規分布は発生回数だけを表す
  • イ一様分布はクロス集計表、正規分布は自由度の別名である
  • ウ一様分布も正規分布も必ず相関係数を表す
  • エ一様分布は区間内の値が同じように起こりやすく、正規分布は平均を中心に左右対称の形をとる
答えと解説を見る
エ一様分布は区間内の値が同じように起こりやすく、正規分布は平均を中心に左右対称の形をとる正解
解説

正解は「一様分布は区間内の値が同じように起こりやすく、正規分布は平均を中心に左右対称の形をとる」である。一様分布と正規分布はいずれも連続型確率分布だが、確率密度の形が異なる。一様分布は区間内で値が同じように起こりやすく、正規分布は平均付近が高く左右対称になる。成功回数や発生回数は離散型分布の対象であり、クロス集計表は表、自由度は分布を定める値、相関係数は二変数の関係を表す指標である。分布の形を説明しているかで見分ける。区間内で高さがそろう形と、平均付近が高くなる形を言葉で対応させる。

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問題番号: t2-104
問題番号 t2-104 の誤りを報告する
第20問 ・ 連続型確率分布

連続型確率分布で「一点の確率」ではなく「区間の確率」を考える理由として、最も適切なものはどれか。

  • ア確率密度関数の下の面積が区間の確率に対応するため
  • イ連続型確率分布では期待値を定義できないため
  • ウ連続型確率分布は常に二項分布と同じになるため
  • エ確率密度関数は相関係数の別名であるため
答えと解説を見る
ア確率密度関数の下の面積が区間の確率に対応するため正解
解説

正解は「確率密度関数の下の面積が区間の確率に対応するため」である。連続型確率分布では、確率密度関数の下の面積によって区間の確率を考えるため、一点の高さをそのまま確率として読むのではなく区間で捉える。期待値は連続型確率分布でも定義できる概念であり、定義できないという説明は誤りである。連続型確率分布は二項分布のような離散型確率分布と常に同じになるわけではなく、確率密度関数は相関係数の別名でもない。 連続型では個々の一点が取られる確率は0で、密度の高さ自体も確率ではない。範囲で積分した曲線下面積が確率になる。期待値は連続型でも定義でき、二項分布や相関係数への読み替えはできない。

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問題番号: t2-105
問題番号 t2-105 の誤りを報告する
第21問 ・ 離散型確率分布

ベルヌーイ分布の期待値を考えるときの前提として、最も適切なものはどれか。

  • ア連続型確率分布の区間面積だけを扱う
  • イ標本平均の信頼区間だけを扱う
  • ウ成功または失敗の2通りをとる1回の試行を確率変数として扱う
  • エ単回帰分析の残差だけを扱う
答えと解説を見る
ウ成功または失敗の2通りをとる1回の試行を確率変数として扱う正解
解説

正解は「成功または失敗の2通りをとる1回の試行を確率変数として扱う」である。ベルヌーイ分布は、成功または失敗の2通りをとる1回の試行を確率変数として扱う離散型確率分布であり、その確率変数について期待値や分散を考える。連続型確率分布の区間面積だけを扱うという前提、標本平均の信頼区間だけを扱うという前提、単回帰分析の残差だけを扱うという前提は、いずれも扱う対象が異なり誤りである。ベルヌーイ分布の前提を「1回の試行」として説明しているかで見分ける。

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問題番号: t2-131
問題番号 t2-131 の誤りを報告する
第22問 ・ 離散型確率分布

二項分布の分散を解釈するときの観点として、最も適切なものはどれか。

  • ア平均0、分散1の正規分布だけを見る
  • イカテゴリ変数の自由度だけを見る
  • ウ回帰係数の符号だけを見る
  • エ一定回数の試行における成功回数が、期待値の周りでどの程度ばらつくかを見る
答えと解説を見る
エ一定回数の試行における成功回数が、期待値の周りでどの程度ばらつくかを見る正解
解説

正解は「一定回数の試行における成功回数が、期待値の周りでどの程度ばらつくかを見る」である。二項分布では、ベルヌーイ分布に従う試行を一定回数、独立に繰り返したときの成功回数を扱う。分散は、その成功回数が期待値の周りでどの程度ばらつくかを表す指標である。平均が0、分散が1の正規分布は標準正規分布を指す別の概念であり、カテゴリ変数の自由度や回帰係数の符号を見ることとも異なる。二項分布の分散を、成功回数のばらつきという観点として説明しているかで見分ける。

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問題番号: t2-132
問題番号 t2-132 の誤りを報告する
第23問 ・ 連続型確率分布

標準正規分布の特徴として、最も適切なものはどれか。

  • ア平均0、分散1の正規分布である
  • イ成功または失敗の1回の試行だけを表す
  • ウカテゴリ変数のクロス集計表である
  • エ説明変数が複数ある回帰分析である
答えと解説を見る
ア平均0、分散1の正規分布である正解
解説

正解は「平均0、分散1の正規分布である」である。標準正規分布は、平均0、分散1の正規分布であり、正規分布に従うデータを標準化することで得られる。成功または失敗の1回の試行を表すのはベルヌーイ分布であり、標準正規分布とは扱う内容が異なる。カテゴリ変数の集計を表すクロス集計表や、説明変数が複数ある回帰分析である重回帰分析も、いずれも標準正規分布とは別の概念である。 分布・表・分析法を分類する。ベルヌーイ分布は一回の二値試行、クロス集計表はカテゴリ度数、重回帰は複数説明変数のモデルである。正規変数を平均で中心化し標準偏差で尺度調整した分布が標準正規分布である。

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問題番号: t2-133
問題番号 t2-133 の誤りを報告する
第24問 ・ 連続型確率分布

指数分布とポアソン分布を混同しないための説明として、最も適切なものはどれか。

  • ア指数分布もポアソン分布もどちらも相関係数の別名である
  • イ指数分布は連続型確率分布、ポアソン分布は発生回数を扱う離散型確率分布である
  • ウ指数分布は母平均の検定、ポアソン分布は箱ひげ図だけを表す
  • エ指数分布は必ず標本誤差、ポアソン分布は非標本誤差を意味する
答えと解説を見る
イ指数分布は連続型確率分布、ポアソン分布は発生回数を扱う離散型確率分布である正解
解説

正解は「指数分布は連続型確率分布、ポアソン分布は発生回数を扱う離散型確率分布である」である。指数分布は確率密度関数で表される連続型確率分布であり、ポアソン分布は一定時間や領域内の発生回数を扱う離散型確率分布である。どちらも相関係数の別名ではなく、母平均の検定や箱ひげ図を表す語でもない。また標本誤差・非標本誤差はデータ収集の際に生じる誤差を指す語であり、確率分布の名称とは異なる。指数分布とポアソン分布を、連続型か離散型かという分布の型で区別しているかで見分ける。

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問題番号: t2-134
問題番号 t2-134 の誤りを報告する
第25問 ・ 連続型確率分布

標準化と標準正規分布の関係として、最も適切なものはどれか。

  • ア標準化は必ず二項分布をポアソン分布に変える
  • イ標準正規分布はクロス集計表の自由度だけを表す
  • ウ正規分布の値を平均と標準偏差で変換し、標準正規分布として扱う
  • エ標準化は回帰直線の残差を必ず0にする
答えと解説を見る
ウ正規分布の値を平均と標準偏差で変換し、標準正規分布として扱う正解
解説

正解は「正規分布の値を平均と標準偏差で変換し、標準正規分布として扱う」である。正規分布に従う値は、平均を引いて標準偏差で割る標準化を行うことで、平均0・分散1の標準正規分布として扱える。二項分布やポアソン分布は離散型確率分布であり、連続型確率分布である正規分布の標準化とは対象が異なる。クロス集計表の自由度はカイ二乗検定で使う値であり、標準化の変換とは無関係である。回帰直線の残差は回帰分析における予測値と実測値の差であり、標準化によって必ず0になるものではない。標準化の対象が連続型確率分布である正規分布であり、変換に使うのが平均と標準偏差であるという条件を先に固定し、離散型確率分布・自由度・残差という別の章の用語と混同していないかを確認する。

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問題番号: t2-135
問題番号 t2-135 の誤りを報告する
第26問 ・ 離散型確率分布

ベルヌーイ分布とポアソン分布の違いとして、最も適切なものはどれか。

  • アベルヌーイ分布は1回の成功・失敗、ポアソン分布は一定時間や領域内の発生回数を扱う
  • イベルヌーイ分布は連続型、ポアソン分布は標準正規分布である
  • ウベルヌーイ分布は相関係数、ポアソン分布は回帰係数の別名である
  • エどちらも母平均の信頼区間だけを表す
答えと解説を見る
アベルヌーイ分布は1回の成功・失敗、ポアソン分布は一定時間や領域内の発生回数を扱う正解
解説

正解は「ベルヌーイ分布は1回の成功・失敗、ポアソン分布は一定時間や領域内の発生回数を扱う」である。ベルヌーイ分布は1回の試行における成功・失敗を扱う離散型確率分布であり、ポアソン分布は一定時間や一定領域内で起こる事象の発生回数を扱う離散型確率分布である。ベルヌーイ分布を連続型分布や標準正規分布とする説明、両分布を相関係数や回帰係数の別名とする説明、どちらも母平均の信頼区間だけを表すとする説明は、いずれも定義と異なり誤りである。両分布とも「とびとびの値」を扱う点で共通する離散型確率分布である。

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問題番号: t2-161
問題番号 t2-161 の誤りを報告する
第27問 ・ 離散型確率分布

離散型確率分布で扱う値として、最も適切なものはどれか。

  • ア区間内のすべての実数値だけ
  • イ成功回数や発生回数のように、とびとびの値をとるもの
  • ウ回帰直線の図だけ
  • エ箱ひげ図のひげだけ
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イ成功回数や発生回数のように、とびとびの値をとるもの正解
解説

正解は「成功回数や発生回数のように、とびとびの値をとるもの」である。離散型確率分布は、ベルヌーイ分布や二項分布、ポアソン分布のように、成功回数や発生回数のようなとびとびの値をとる確率変数を扱う。区間内のすべての実数値を扱うのは連続型確率分布の特徴であり、回帰直線の図は単回帰分析、箱ひげ図のひげはデータの散らばりを表す図であって、いずれも離散型確率分布の説明ではない。 離散型か連続型かは取り得る値の集合で区別する。0回、1回、2回のように可算な値を取るのが離散型で、区間内の任意の実数を取るのは連続型である。回帰直線や箱ひげ図の部品は確率変数の値域ではない。

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問題番号: t2-162
問題番号 t2-162 の誤りを報告する
第28問 ・ 連続型確率分布

正規分布を標準化して標準正規分布にする操作で使う量はどれか。

  • ア中央値と最頻値だけ
  • イ期待度数と自由度だけ
  • ウ平均と標準偏差
  • エ回帰係数と残差だけ
答えと解説を見る
ウ平均と標準偏差正解
解説

正解は「平均と標準偏差」である。正規分布の値を標準化して標準正規分布として扱うときは、平均と標準偏差を使う。この考え方は偏差値の算出や変動係数の考え方にも通じる。中央値と最頻値は1変数データの代表値、期待度数と自由度はカイ二乗検定、回帰係数と残差は単回帰分析で使う量であり、いずれも標準化の操作とは異なる文脈で使われる。 正規変数Xを標準正規変数Zへ変換する式はZ=(X−平均)/標準偏差である。中央値・最頻値は代表値、期待度数・自由度はカイ二乗検定、回帰係数・残差は回帰分析で使うため、標準化の中心化と尺度調整には用いない。

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問題番号: t2-163
問題番号 t2-163 の誤りを報告する
第29問 ・ 連続型確率分布

一様分布を選ぶ説明として、最も適切なものはどれか。

  • ア1回の試行で成功か失敗だけを扱う分布である
  • イクロス集計表の独立性だけを表す分布である
  • ウ説明変数どうしの相関だけを表す分布である
  • エ区間内の値が同じように起こりやすいと考える連続型確率分布である
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エ区間内の値が同じように起こりやすいと考える連続型確率分布である正解
解説

正解は「区間内の値が同じように起こりやすいと考える連続型確率分布である」である。一様分布は、区間内の値が同じように起こりやすいと考える連続型確率分布であり、確率密度関数が一定の値をとる。1回の試行で成功か失敗だけを扱うのはベルヌーイ分布であり、クロス集計表の独立性はカイ二乗検定、説明変数どうしの相関は多重共線性など回帰分析の文脈で扱う話であって、いずれも一様分布の説明ではない。確率密度関数の値がどの位置でも一定という性質が、一様分布ならではの特徴である。

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問題番号: t2-164
問題番号 t2-164 の誤りを報告する
第30問 ・ 連続型確率分布

確率密度関数の値そのものを確率と読まない理由として、最も適切なものはどれか。

  • ア連続型確率分布では、区間に対応する面積が確率を表すため
  • イ確率密度関数では期待値を定義できないため
  • ウ確率密度関数は必ずクロス集計表で表すため
  • エ確率密度関数は相関係数の符号だけを表すため
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ア連続型確率分布では、区間に対応する面積が確率を表すため正解
解説

正解は「連続型確率分布では、区間に対応する面積が確率を表すため」である。連続型確率分布では、確率密度関数の高さそのものではなく、曲線の下の面積が区間の確率に対応する。正規分布や一様分布、指数分布などの期待値は連続型確率分布でも定義でき、定義できないというのは誤りである。確率密度関数はクロス集計表で表す概念ではなく、相関係数の符号だけを表す量でもない。 確率密度は一点付近への集中度を表し、その高さ自体は無次元の確率とは限らない。連続型では一点を取る確率は0で、区間の曲線下面積が確率となる。期待値は密度から定義でき、クロス集計や相関係数とは別概念である。 比較対象には「確率密度関数では期待値を定義できないため」、「確率密度関数は必ずクロス集計表で表すため」、「確率密度関数は相関係数の符号だけを表すため」も含まれる。

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問題番号: t2-165
問題番号 t2-165 の誤りを報告する
第31問 ・ 離散型確率分布

二項分布で「独立な試行」が前提になる理由として、最も適切なものはどれか。

  • ア各試行が連続型確率分布に従うため
  • イ各試行の結果をクロス集計表でしか表せないため
  • ウ各試行の結果が必ず正規分布に従うため
  • エ各試行の結果が他の試行の成功確率を変えないと考えるため
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エ各試行の結果が他の試行の成功確率を変えないと考えるため正解
解説

正解は「各試行の結果が他の試行の成功確率を変えないと考えるため」である。二項分布では、成功または失敗の2通りをとる試行を一定回数行い、各試行の結果が他の試行の成功確率を変えない、つまり独立であることを前提に成功回数を考える。二項分布は離散型確率分布であり、正規分布のような連続型確率分布とは前提が異なる。また試行の結果を扱う際にクロス集計表を用いる必要はなく、各試行が必ず正規分布に従うという前提も置かない。 二項分布は一定回数nの試行で、各回が成功・失敗の二値、成功確率pが一定、試行が独立という条件から成功回数を扱う。各結果が次回のpを変えるなら同じ二項モデルで数えられない。連続分布・クロス表・正規分布は独立性の理由ではない。

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問題番号: t2-188
問題番号 t2-188 の誤りを報告する
第32問 ・ 離散型確率分布

発生回数をポアソン分布で考えるとき、期待値の解釈として最も適切なものはどれか。

  • ア一定時間や領域内で平均的にどの程度発生するかを表す値
  • イ発生回数が必ず0になる値
  • ウ連続型確率分布の確率密度関数そのもの
  • エ回帰分析の決定係数そのもの
答えと解説を見る
ア一定時間や領域内で平均的にどの程度発生するかを表す値正解
解説

正解は「一定時間や領域内で平均的にどの程度発生するかを表す値」である。ポアソン分布では、一定時間や領域内の発生回数を扱う離散型確率分布であり、期待値はその発生回数が平均的にどの程度になるかを表す値であって、発生回数が必ず0になることを意味しない。確率密度関数は連続型確率分布で使う概念、決定係数は回帰分析の説明力を表す指標であり、いずれも期待値の解釈とは異なる。 ポアソン分布の期待値は、1回の観測で必ず得る回数ではなく、同じ時間・領域で観測を繰り返したときの発生回数の長期平均として解釈する。 ポアソン分布の期待値は、1回の観測で必ず得る回数ではなく、同じ時間・領域で観測を繰り返したときの発生回数の長期平均として解釈する。

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問題番号: t2-189
問題番号 t2-189 の誤りを報告する
第33問 ・ 連続型確率分布

正規分布の平均と分散が変わると何が変わるかとして、最も適切なものはどれか。

  • アクロス集計表の自由度だけが変わる
  • イ分布の中心位置や広がりが変わる
  • ウベルヌーイ分布の成功回数だけが変わる
  • エ帰無仮説が不要になる
答えと解説を見る
イ分布の中心位置や広がりが変わる正解
解説

正解は「分布の中心位置や広がりが変わる」である。正規分布では、平均が中心位置、分散が広がりに関係し、これらが変わると分布の位置や形の広がりが変わる。標準化して標準正規分布として扱う際にもこの平均と分散を用いる。クロス集計表の自由度やベルヌーイ分布の成功回数は別の概念であり、正規分布の平均や分散を変えても帰無仮説が不要になるわけではない。 正規分布では平均が横軸上の中心を、分散が中心からの散らばりを決めるため、片方だけでなく位置と広がりの両方を読む。 正規分布では平均が横軸上の中心を、分散が中心からの散らばりを決めるため、片方だけでなく位置と広がりの両方を読む。

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問題番号: t2-190
問題番号 t2-190 の誤りを報告する
第34問 ・ 連続型確率分布

連続型確率分布と離散型確率分布の違いとして、最も適切なものはどれか。

  • ア連続型は必ずクロス集計表、離散型は必ず回帰直線で表す
  • イ連続型では期待値を考えず、離散型では分散を考えない
  • ウ連続型は区間内の連続的な値、離散型は回数のようなとびとびの値を扱う
  • エ連続型も離散型も必ず相関係数だけを表す
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ウ連続型は区間内の連続的な値、離散型は回数のようなとびとびの値を扱う正解
解説

正解は「連続型は区間内の連続的な値、離散型は回数のようなとびとびの値を扱う」である。連続型確率分布は区間内の連続的な値を扱い、離散型確率分布は回数のようなとびとびの値を扱う。どちらの分布でも期待値や分散を考えることができ、片方だけが期待値や分散を考えないわけではない。連続型・離散型のいずれもクロス集計表や回帰直線で必ず表されるわけではなく、相関係数だけを表すものでもない。値の取り方が連続的かとびとびかという違いは、期待値や分散の有無ではなく、確率変数がとりうる値の性質に関わる区別である。

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問題番号: t2-191
問題番号 t2-191 の誤りを報告する
第35問 ・ 離散型確率分布

一回の広告表示についてクリックを1、非クリックを0とする確率変数を扱う。適切な分布はどれか。

  • アクリックされた合計回数を、区間の面積で確率を表す連続型の値として扱う
  • イ多数の表示を集計したクリック率の信頼区間だけを扱う
  • ウ成功または失敗の2通りをとる1回の試行を確率変数として扱う
  • エクリックの有無を予測する単回帰分析の残差だけを扱う
答えと解説を見る
ウ成功または失敗の2通りをとる1回の試行を確率変数として扱う正解
解説

この事例では「成功・失敗の二値をとる一試行か」を確認すると、「成功または失敗の2通りをとる1回の試行を確率変数として扱う」という説明が正しいと分かる。正解は「成功または失敗の2通りをとる1回の試行を確率変数として扱う」である。ベルヌーイ分布は、成功または失敗の2通りをとる1回の試行を確率変数として扱う離散型確率分布であり、その確率変数について期待値や分散を考える。クリック回数の合計を区間の面積で捉える考え方、クリック率の信頼区間だけに注目する考え方、クリックの有無を単回帰分析の残差として扱う考え方は、いずれも1回の表示を確率変数として扱うベルヌーイ分布の前提とは異なり誤りである。ベルヌーイ分布の前提を「1回の試行」として説明しているかで見分ける。

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問題番号: t2-x3-001
問題番号 t2-x3-001 の誤りを報告する
第36問 ・ 離散型確率分布

同じ成功確率で広告を一定回数表示したとき、クリック回数の期待値周辺の散らばりを考える。分散の説明はどれか。

  • アクリック回数を平均0、分散1の標準正規分布に変換した値だけを見る
  • イ表示回数をカテゴリ変数の自由度だけに置き換えて見る
  • ウクリック率を予測する回帰係数の符号だけを見る
  • エ一定回数の試行における成功回数が、期待値の周りでどの程度ばらつくかを見る
答えと解説を見る
エ一定回数の試行における成功回数が、期待値の周りでどの程度ばらつくかを見る正解
解説

この事例では「独立試行の成功回数のばらつきか」を確認すると、「一定回数の試行における成功回数が、期待値の周りでどの程度ばらつくかを見る」という説明が正しいと分かる。正解は「一定回数の試行における成功回数が、期待値の周りでどの程度ばらつくかを見る」である。二項分布では、ベルヌーイ分布に従う試行を一定回数、独立に繰り返したときの成功回数を扱う。分散は、そのクリック回数が期待値の周りでどの程度ばらつくかを表す指標である。クリック回数を標準正規分布へ変換した値だけを見る考え方、表示回数を自由度に置き換える考え方、クリック率の回帰係数の符号だけを見る考え方は、いずれも二項分布の分散とは異なる論点であり誤りである。二項分布の分散を、成功回数のばらつきという観点として説明しているかで見分ける。

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問題番号: t2-x3-002
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第37問 ・ 連続型確率分布

正規分布の観測値をz得点へ変換した後に参照する分布の特徴はどれか。

  • ア平均0、分散1の正規分布である
  • イ1回のz得点だけで成功・失敗を判定するベルヌーイ分布である
  • ウz得点をカテゴリ分けしたクロス集計表である
  • エz得点を複数の説明変数から予測する重回帰分析である
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ア平均0、分散1の正規分布である正解
解説

この事例では「平均0かつ分散1の正規分布か」を確認すると、「平均0、分散1の正規分布である」という説明が正しいと分かる。正解は「平均0、分散1の正規分布である」である。標準正規分布は、平均0、分散1の正規分布であり、正規分布に従うデータを標準化することで得られる。z得点を1回の試行の成功・失敗とみなす考え方、z得点をカテゴリ集計表とみなす考え方、z得点を複数説明変数から予測する重回帰分析とみなす考え方は、いずれも標準正規分布とは別の概念であり誤りである。 分布・表・分析法を分類する。ベルヌーイ分布は一回の二値試行、クロス集計表はカテゴリ度数、重回帰は複数説明変数のモデルである。正規変数を平均で中心化し標準偏差で尺度調整した分布が標準正規分布である。

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問題番号: t2-x3-003
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第38問 ・ 連続型確率分布

故障までの待ち時間と、一日あたりの故障件数に使う分布を区別したい。正しい説明はどれか。

  • ア故障までの待ち時間も故障件数もどちらも相関係数の別名である
  • イ指数分布は連続型確率分布、ポアソン分布は発生回数を扱う離散型確率分布である
  • ウ待ち時間は母平均の検定、故障件数は箱ひげ図だけを表す
  • エ待ち時間は必ず標本誤差、故障件数は必ず非標本誤差を意味する
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イ指数分布は連続型確率分布、ポアソン分布は発生回数を扱う離散型確率分布である正解
解説

この事例では「待ち時間は連続の指数分布、回数は離散のポアソン分布か」を確認すると、「指数分布は連続型確率分布、ポアソン分布は発生回数を扱う離散型確率分布である」という説明が正しいと分かる。正解は「指数分布は連続型確率分布、ポアソン分布は発生回数を扱う離散型確率分布である」である。指数分布は確率密度関数で表される連続型確率分布であり、故障までの待ち時間のような連続する量を扱う。ポアソン分布は一定時間や領域内の発生回数を扱う離散型確率分布であり、一日あたりの故障件数のような数えられる量を扱う。故障の待ち時間・件数を相関係数の別名とする考え方、母平均の検定や箱ひげ図とする考え方、標本誤差・非標本誤差とする考え方は、いずれも定義と異なり誤りである。指数分布とポアソン分布を、連続型か離散型かという分布の型で区別しているかで見分ける。

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問題番号: t2-x3-004
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第39問 ・ 連続型確率分布

平均と標準偏差が分かる正規分布の値を、共通のz尺度へ直す。変換の説明はどれか。

  • アz尺度への変換は必ず二項分布をポアソン分布に変える
  • イz尺度はクロス集計表の自由度だけを表す
  • ウ正規分布の値を平均と標準偏差で変換し、標準正規分布として扱う
  • エz尺度への変換は回帰直線の残差を必ず0にする
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ウ正規分布の値を平均と標準偏差で変換し、標準正規分布として扱う正解
解説

この事例では「平均を引いて標準偏差で割る標準化か」を確認すると、「正規分布の値を平均と標準偏差で変換し、標準正規分布として扱う」という説明が正しいと分かる。正解は「正規分布の値を平均と標準偏差で変換し、標準正規分布として扱う」である。正規分布に従う値は、平均を引いて標準偏差で割る標準化を行うことで、平均0・分散1の標準正規分布として扱える。z尺度への変換を二項分布とポアソン分布の間の変換とする考え方、クロス集計表の自由度とする考え方、回帰直線の残差を必ず0にするとする考え方は、いずれも標準化の操作とは異なり誤りである。標準化の対象が連続型確率分布である正規分布であり、変換に使うのが平均と標準偏差であるという条件を先に固定し、離散型確率分布・自由度・残差という別の章の用語と混同していないかを確認する。

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問題番号: t2-x3-005
問題番号 t2-x3-005 の誤りを報告する
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執筆: ミナト編集部(運営者情報を見る)