AI資格ドリル

G検定 用語解説

フレーム問題とは

ある行動に関係する事柄を、起こりうる全てから絞り込んで考えることが難しいという問題。

まず押さえる結論

フレーム問題は、G検定の「大項目2 人工知能をめぐる動向」で確認しておきたい用語です。 定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。

試験での問われ方

定義の言い換え

用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。

似た概念との比較

同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。

具体例からの判断

問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。

誤答しやすいポイント

  • AIブームと中心の対応ずれ。第一次=探索・推論、第二次=エキスパートシステム、第三次=ディープラーニング。
  • フレーム問題とシンボルグラウンディング問題の混同。前者は『起こりうる事柄をすべて考慮しきれない』、後者は『記号と実世界の意味を結びつけられない』。
  • 知識獲得のボトルネック(専門知識をルール化する作業の困難さ)をエキスパートシステムの利点と取り違える。

関連する確認問題

大項目2 人工知能をめぐる動向 / 知識表現とエキスパートシステム

エキスパートシステムを構築する際、専門家が持つ知識を聞き出して計算機が扱える規則の形にまとめる作業に多大な手間がかかり、開発や保守の妨げとなる問題を一般に何と呼ぶか。

正解は知識獲得のボトルネック。専門家の暗黙知を引き出してルール化する作業が困難で多大なコストを要し、エキスパートシステム普及の障害となった。フレーム問題は行動の影響範囲を切り分ける難問、シンボルグラウンディング問題は記号と実世界の意味を結びつける問題、トイ・プロブレムは単純化された問題の総称であり、いずれも知識を獲得する作業の困難さを指す語ではない。

大項目2 人工知能をめぐる動向 / 知識表現とエキスパートシステム

ある行動を実行したときに、変化する事柄と変化しない事柄を、起こりうるすべての可能性の中から適切に区別して考慮することが難しい、という人工知能における本質的な難問はどれか。

正解はフレーム問題。ある行動によって影響を受ける事柄と受けない事柄を、現実世界の無数の可能性の中から切り分けることが困難であるという問題。シンボルグラウンディング問題は記号と意味の結びつけ、知識獲得のボトルネックは知識をルール化する作業の困難さ、推移律は「AはB、BはC、ゆえにAはC」と関係を連鎖させる論理規則であり、いずれも行動の影響範囲を扱う難問ではない。

大項目2 人工知能をめぐる動向 / 知識表現とエキスパートシステム

コンピュータが扱う記号(言葉や文字)を、それが実際に指し示す現実世界の物事の意味や概念と結びつけられるか、という人工知能の難問はどれか。

正解はシンボルグラウンディング問題。記号とその記号が指し示す実世界の意味とをどう結びつけるかという問題。フレーム問題は行動の影響範囲を切り分ける難問、知識獲得のボトルネックは専門知識をルール化する作業の困難さ、推移律は関係を連鎖させる論理規則であり、いずれも記号と意味の接地を指す語ではない。

同じ章で確認したい用語

到達チェック

  • フレーム問題を一文で説明できる
  • 同じ章の似た用語と違いを説明できる
  • 問題文の具体例から、フレーム問題に関係する論点を拾える
  • 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる