統計検定2級 用語解説
条件付き確率とは
ある事象が起きたという条件のもとで、別の事象が起きる確率。
まず押さえる結論
条件付き確率は、統計検定2級の「第2章 データ収集と確率」で確認しておきたい用語です。 定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。
試験での問われ方
定義の言い換え
用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。
似た概念との比較
同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。
具体例からの判断
問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。
誤答しやすいポイント
- 母集団と標本の取り違え。標本は母集団の一部であり、抽出方法に偏りがあると推測も偏る。
- 独立と排反の混同。独立は一方の発生が他方の確率を変えないこと、排反は同時に起こらないこと。
- 条件付き確率で分母に置く事象の取り違え。何が既に起きた条件なのかを先に確認する。
関連する確認問題
第2章 データ収集と確率 / 確率の基礎
ある事象Bが起きたという条件のもとで、別の事象Aが起きる確率を表す考え方はどれか。
事象Bが起きたという条件のもとで事象Aが起きる確率を条件付き確率という。余事象はある事象が起こらない事象、標本誤差は標本調査で標本が母集団全体とずれることによる誤差、標準化は値を平均や標準偏差に基づいて変換する処理である。
第2章 データ収集と確率 / 確率の基礎
事前の確率を、観測された情報に基づいて更新するときに用いる定理はどれか。
ベイズの定理は、事前の確率を条件付き確率や観測情報に基づいて更新するための定理である。中心極限定理は標本平均の分布に関する定理、最小二乗法は回帰直線を求める方法、カイ二乗検定はカテゴリカルデータの検定であり、事前確率の更新を表す定理ではない。
第2章 データ収集と確率 / 確率の基礎
ある事象Aが起こらない事象を何というか。
ある事象Aが起こらない事象を余事象といい、Aが起こる確率と余事象が起こる確率を足すと1になる。和事象は2つの事象のうち少なくとも一方が起こる事象、積事象は両方が同時に起こる事象を指す。独立は一方の事象の発生が他方の事象の条件付き確率に影響を与えない関係を表し、いずれも余事象とは異なる定義である。
同じ章で確認したい用語
到達チェック
- 条件付き確率を一文で説明できる
- 同じ章の似た用語と違いを説明できる
- 問題文の具体例から、条件付き確率に関係する論点を拾える
- 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる