AI資格ドリル

生成AIパスポート 用語解説

RLHFとは

人間の評価を報酬として強化学習を行い、モデルの出力を人間の意図・好みに近づける手法。

まず押さえる結論

RLHFは、生成AIパスポートの「第2章 生成AI(ジェネレーティブAI)」で確認しておきたい用語です。 定義だけでなく、どの場面で使う言葉か、何と混同しやすいか、問題文のどの表現で判断するかまで確認します。

試験での問われ方

定義の言い換え

用語そのものではなく、説明文の一部を言い換えて出されることがあります。

似た概念との比較

同じ章の用語と入れ替えた選択肢に注意します。対象、目的、使う場面を分けます。

具体例からの判断

問題文の事例が、定義のどの部分に対応しているかを先に確認します。

誤答しやすいポイント

  • ハルシネーション・アライメント・ファインチューニングの取り違え。事実と異なるもっともらしい出力=ハルシネーション、人間の意図に沿わせること=アライメント、追加学習で調整=ファインチューニング。
  • GANとVAEの混同。GANは生成器と識別器を競わせる方式、VAEはエンコーダ・デコーダと潜在ベクトルを使う方式。
  • Transformerの中核を畳み込みや位置エンコーディングと取り違える。中核は自己注意(Self-Attention)。

関連する確認問題

第2章 生成AI(ジェネレーティブAI) / ChatGPT

ChatGPTの開発で使われた、人間の評価を報酬として強化学習を行い、モデルの応答を人間の好みに近づける手法の略称はどれか。

RLHF(Reinforcement Learning from Human Feedback)は、人間の評価を報酬とする強化学習でモデルの出力を人間の意図・好みに合わせる手法。NLPは自然言語処理という技術分野、NSP(Next Sentence Prediction)とMLM(Masked Language Model)はBERTの事前学習で使われる手法で、人間のフィードバックによる強化学習ではない。

第2章 生成AI(ジェネレーティブAI) / ChatGPT

人間が日常的に使う言葉(自然言語)をコンピュータに処理・理解させる技術分野を何というか。

人間の言葉をコンピュータに処理させる技術分野を自然言語処理(NLP)という。RLHFは人間のフィードバックによる強化学習、マルチモーダルは複数種類のデータを扱えること、アライメントはAIの振る舞いを人間の意図に合わせることで、いずれも技術分野の名称ではない。

第2章 生成AI(ジェネレーティブAI) / ChatGPT

ChatGPT上で、利用者が用途に合わせて独自にカスタマイズした対話AIを作成・公開できる機能を何というか。

利用者が用途に合わせて独自にカスタマイズした対話AIを作成・公開できる機能がGPTs。Code Interpreterはコードの実行などを行う機能、InstructGPTは指示に沿うよう改良されたモデル、RLHFは人間のフィードバックによる強化学習の手法で、いずれも『独自の対話AIを作成・公開する機能』ではない。

同じ章で確認したい用語

到達チェック

  • RLHFを一文で説明できる
  • 同じ章の似た用語と違いを説明できる
  • 問題文の具体例から、RLHFに関係する論点を拾える
  • 関連問題を解き、誤答した選択肢の理由を確認できる